すとう功の周回遅れ

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議員のことばかり議論

2016年11月22日 | 日記
 5年ぶりに大きな地震(震度4)を体験することになった。早朝5時59分頃、居間の食器棚を支えに寝室から飛び起き、大震災で支えたので癖になっている。テレビで最大震度5弱、マグニチュードは7.3(後で7.4に修正されること)となり、4年ぶりの津波警報も発令さることになった。

 本日は午後から宮城県市議会議長会の研修会が、白石市で予定されていたが地震の影響により中止になった。岩沼市議会は午前中に予定していた議会運営委員会を開催することになっていたが、こちらは中止にならず、議題はまたしても議員のことばかりが議論される会議になった。

 前回(11/18)懲罰特別委員会の後に開催された議会運営委員会で、議長から提案された案件を各会派で検討することになっていた。その案件というのが2つの課題でした。
 1)議員の期末手当を増額することについて
 2)議員の厚生年金加入について

 1)の期末手当は、議員のボーナスを0.1か月値上げしようとするものです。民間の給料が上がっているから、国の人事院から勧告を受け、岩沼市議会もボーナスを増額したい意向です。『岩沼政策フォーラム』会派は増額に大賛成でしたが、わが会派『いわぬまアシスト』は反対です。

 民間会社は給料が上がっているということですが、果たしてそうですか。民間企業は給料が上がっていますか。ボーナスが出ない所さえあると聞いていますが、全国で景気がいいのは極めて一部だけと思うのです。また、地方議会議員は政務活動費流用で信任を得難いというのも理由です。

 2)の年金に議員は、国民年金に加入しています。5年前に廃止された議員年金の代わりに、議員が厚生年金に加入するというものです。全国市議会議長会から森議長が要請を受け、岩沼市議会もこの制度導入に議論してほしいと、各会派に打診されていました。

 厚生年金へ議員が加入することは、岩沼市が半額程度負担することになるのです。一体税金がいくらかかるか議論することもなく、議員だけが国民年金から厚生年金加入へ実現を図る議論です。国民年金は年金支給が少ないため、市に負担を強(し)いて厚生年金に加入する魂胆の議案に、ここでも『岩沼政策フォーラム』会派は加入に大賛成でした。

 私たち『いわぬまアシスト』は、議員だけが厚生年金加入に反対です。国民年金の支給額が少ないのであれば、国民年金の支給額を増やす努力や議論をすべきであり、その後に議員の厚生年金加入を検討すべきではないか。しかし、議員の議論はあっても、市民の議論は一切ありません。

 ここまでが議員の議論だと分かりますよね。沼田委員は会議終了間際の『その他』で、大友健委員にあーだ、こーだと議員のことで、議題に入っていきます。この人好きですね~こういう話になると、目が輝いているようでした。ここで大友、沼田双方で長いやり取りになりました。

 傍聴していた私は話が長くなるからと思い、大友健議員へ議論の終止符を打つために「答えないように」とヤジを入れた。そこに飯塚悦男委員長が「これで2度目だから、傍聴席から退場を命ずる」だって、、、そもそも飯塚委員長の差配が出来ない議会運営委員会である。

 1度目のヤジもやり方が不公平だから言っただけで、2度目のヤジで退場だってさ。沼田委員の議論はほとんど『議員のことばかり』なのに、委員長は議論を制止することが出来ず、正常な議会運営委員会の議論が出来ないと言わざるを得ない。もっと市民のことを議論しましょうよ。

 無理だな!委員長も議員のことばかり考える『政策フォーラム会派』だもの
コメント (6)
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