すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

岩沼安心は巧言令色か

2016年07月15日 | 日記
 今日は雨が降るようで降らない、湿気がすごくじめじめとした梅雨そのもの。そんな中、土ヶ崎集会所で町内会の老人会が組織する「白桜会」主催の『終活』の講演があると聞き伺った。終活が身近にある年齢ではないが、岩沼市内のお墓事情が知りたくて講演を聞きに行きました。

 岩沼市内に空いているお墓はどのくらいあると思いますか。答はわかりませんがあまり多くありません。市民墓地や共同墓地と言われるものはありませんから、講演を聞いて不測の事態となったら、市民はどこに納骨すればよいか迷うところです。

 お隣の亘理町に共同墓地があったとき聞きましたが、すでに満杯状態。大河原町には町民墓地がありますし、名取市は市民墓地ができると聞いています。仙台市には広大で多くの方が安く利用できる市民墓地がありますから、不測の事態には対応できるでしょう。これらの墓地は岩沼市民が利用できるものではありません。

 岩沼市内で生活し、市内で終活をされる団塊の世代は、お墓のことで問題化することに懸念しています。安心して身近に利用できるお墓が市内に必要と感じます。しかし、市は市民からお墓の問題で苦情や要望がないことを理由に、検討はしていません。

 ネットでお墓やお葬式に関することを検索していたら、石棺(せっかん)の件でお隣福島県の原発事故に対する、次のような記事がYahooニュースに出てきました。

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構は13日、東京電力福島第一原発事故の廃炉作業での技術的な裏付けとなる新たな「戦略プラン」を公表し、核燃料を建屋内に閉じ込める「石棺」方式について初めて言及した。溶融燃料(燃料デブリ)を取り出すことが大前提としながらも「今後明らかになる内部状況に応じて、柔軟に見直しを図ることが適切」として選択の余地を残した。(福島民報)


 東京オリンピック招致活動で安倍首相は全世界に向けて、福島第一原発は完全にコントロールされている。と発言していたのを思い出します。この記事を見ると、完全にどころか福島はチェルノブイリ化するのだろうか、と思ってしまう。安倍首相の「巧言令色」(こうげんれいしょく)ではなかっただろうか。

 8月に開会するリオオリンピックでは、財政悪化や治安悪化の問題で非常事態宣言が発表されている。また、蚊が媒体するジカ熱などが問題になり、有名選手が辞退する報道があると、4年後の東京は原発事故が大きな問題にならないだろうか。

 ちなみに「巧言令色」とは、我が家のカレンダーに【醜いことは巧みに言い繕いウソをつくことである】 またgoo辞書には【口先だけでうまいことを言ったり、うわべだけ愛想よくとりつくろったりすること。人に媚びへつらうさま】とあります。

 「岩沼は安心だ」などと言うのは、100㎞圏内だけに巧言令色か?
コメント (5)
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