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岩沼市議会の会議内容

2014年11月05日 | 日記
 岩沼市議会は議会基本条例を制定していますが、その中にこの条例は最高規範であると明記しています。それなのに本日の会議で『第7回議員政治倫理条例制定検討特別委員会』(以下:倫理条例)の補足に基本条例の改正案が掲載されているのです。

 基本条例の補足的なものとして、倫理条例で議員の倫理の向上と共に、議員による影響力を不正に行使することが無いよう条例づくりになったわけです。市の条例に上下関係はないとしても最高規範と明記されていない条例で、最高規範だと明記してある基本条例改正することなど考えられない。

 なぜなら、最高規範の憲法を六法などで改正しようとしていることではありませんか。安倍内閣の憲法解釈を閣議決定することとは大きく違います。そこに憲法改正に敏感?な共産党公認の松田議員は何の反応もなく賛成していた。この改正は本末転倒で全く理解ができません。

 前回の会議で10月17日に倫理条例の『正副委員長案』が配布されました。配布された際に、布田一民委員長は「各会派に持ち帰り協議し意見をいただきながらまとめたい」と発言していました。私達は会派で話し合ったことを、正副委員長が作成した条例案について指摘をしたのです。

 それなのに本日の会議で布田委員長は「前回の会議で何も意見が出なかったのに、今日の発言は認められない」との主旨の発言があり突っぱねてきた。私は前回の委員長発言では「各会派に持ち帰り協議する」と発言があったから前回は発言しなかったと反論しました。

 また、冒頭に「これまでの会議で協議してきたことを議論すべきであって、議論に無いものは議論すべきではない」と飯塚委員から注文を付けられた。その後、議論されていないことが正副委員長案にあると指摘しても、布田委員長は聞く耳持たずで充分な説明もなく「どうかご理解を」

 結局委員長発言が支持され私の発言が認めらず、改正されることは何一つなかった。委員長発言を支持した議員に、自民党公認の沼田元議長、共産党公認の松田副委員長、そして、副議長も経験した飯塚委員の3人です。会議終了後に会議録を確認したら、私の発言は間違っていませんでした。

 これまでの会議で議論していないことが付け加えられたりした、正副委員長案のいい加減な条例に曖昧な解釈のものなどありました。私が積極的な発言中に議員生活7期の沼田委員から「そんなことやっていたら10日もかかる」と茶々が入る。良い条例を作ることに長時間擁することが苦痛なのか、よほど仕事をしたくないのか、自己中心的な発言を聞き残念でならない。

 市議会議員の役割は何かと考えたら『市の議決機関』であり『行政(執行機関)の監視機関』であると考えます。また、市民のために働くことが求められるわけですから、素晴らしいまちづくりのための政策立案もその一環ですね。そのために会議や様々な委員会などでレベルの高い議論及び調査研究などをしなければと思うのです。しかし、岩沼市議会に高尚な会議が行われることなど皆無と考える。


 岩沼市議会の会議内容はその程度なのです。
コメント (1)
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