百科事典とは死語になりつつあるが、今は電子百科なるものがあります。『ウィキペディア』などは百科事典のように利用でき、新しい情報が日々パソコン上で更新されます。調べることが多い我々にとってはありがたいです。
百科事典は昔、応接室(客間)の一番よく見えるところに、飾られているように置かれていました。富の象徴ともいえる百科事典は更新されることもなくホコリをかぶっているところも見受けられる。
あまり使われていない新品同様の事典でも、図書館に寄贈したくても図書館には最低2冊あれば十分です。今はこれといって引受先がないのが現状です。
パソコンの普及で百科事典が衰退したのかもしれません。パソコンは文書を作ることで普及しましたが、インターネットがより拍車をかけ一家に一台どころか職場でも仕事上の必需品になりました。
我が家も平成14年と平成18年にパソコンを購入しました。初めはデスクトップ型のWindows Xpを購入し次はノート型のWindows Vistaでした。今はWindows 7が主流ですね。
時の移り変わりは早く、デスクトップを購入したころは32ビットが主流の最新鋭機種と言われていました。しかし映像や動画を取り込むことでPCの記憶容量は徐々に大きくなり、8年もすると動作途中でいきなり停止してしまう。(これってショックでした)
ここ数年は新しい?ノート型を頻繁に使っておりましたので、古くなった使わないパソコンを処分することにしました。パソコンは白物家電(テレビ・エアコン・冷蔵庫)のリサイクル対象機種と違い、処分方法が面倒です。
まず、パソコンメーカーにインターネットで処分を申し込みます。その後メーカーから輸送伝票が送られて来た後に郵便局かコンビニなどへ依頼をします。
「資源有効利用促進法」なる法律で定められています。白物家電であればその日のうちに郵便局などへ持ち込み、お金を支払えば処分できるのです。その際に支払う費用なんと税込¥6,300(高いですよね)
再資源化されるパソコンはアルミ、鉄、銅などのほかに金・銀などの貴金属にもなるようです。そう考えると処分費は高いんじゃないかと思うのです。もっともこの法律が出来た背景にはPCの不法投棄がありました。
パソコンリサイクル法ともいわれるこの法律は、メーカーにしか問い合わせができません。同じメーカーのPCを買うことにすればほぼ無料になるのです。また、民間の業者では無料で引き取るところもあります。
法律通り処分すれば、正直者は馬鹿を見るのかな。