ゆうゆうの教会便り

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ダビデ王の物語 4

2012-09-22 13:55:27 | ダビデ王の物語
<ダビデ王の祈り> サムエル記(下)7章

ダビデ王は王宮に住むようになり、主は周囲の敵をすべて退けて彼に安らぎを与えられました。

自分が王宮に住むようになったダビデは主のためにも神殿を立てたいと思い、預言者ナタンに
話しますが、主はナタンを通して「私は常にダビデと共にいて、ダビデのために家を興す。 
そしてダビデの身から出る子孫に後を継がせ、この者が私のために家を建てる・・・」と告げられます。

その後、ダビデは主の御前で感謝の祈りを捧げます。

以前、列王記(上)の「ソロモン王の祈り」を読んで深くに感激しましたが、今回このダビデ王の祈りにも、
私は感銘を受けました。  賛美と感謝に満ち溢れています。
願いごとばかりが多くなってしまう私の祈りとは何という違いでしょう!

ダビデはその後ペリシテ人をはじめ、モアブ人、アラム人、アンモン人などと闘い常に戦果をあげます。



     ↑ 1円玉くらいの小さな小さな<ヤマトシジミ>でした。



<ヨナタンの子メフィボシェト> 9章

ダビデは「サウル家のものが生き残っているなら、ヨナタン(ダビデを自分のことのように愛し、ダビデに
永遠の愛を誓ったサウルの息子)のために、その者に忠実を尽くしたい」として、両足の萎えたヨナタンの息子
メフィボシェトを探し出しました。

メフォボシェトにサウル家の所有をすべて与え、かつてサウル家の召し仕えだったツィバに
メフィボシェトのために尽くすように命じます。

ツィバの一家、15人の息子と20人の召し仕いは皆、メフィボシェトに仕える者となりました。
メフィボシェトは両足が不自由なのでエルサレムに住み、ダビデ王の食卓に連なるのが常の事となりました。


<ウリヤの妻バト・シェバ> 11章~12章

ある日の夕暮れ、ダビデは水浴びをしている大層美しい女性を見初めました。
バト・シェバという名のヘト人ウリヤの妻でした。
ダビデはウリヤの妻を召し出し床をともにし、彼女はダビデの子を宿しました。

ダビデは戦いに出ている軍の総司令官ヨアブ宛に「ヘト人ウリヤを激しい戦いの最前線に出し、彼を残して退却し
戦死させよ」という内容の書状を出し、ウリヤは戦死してしまいます。(ダビデ王に殺されたわけですね)

バト・シェバは夫の死を嘆きますが、喪が明けるとダビデは彼女を王宮に引き取り、妻にしました。
彼女は男の子を産みましたが、ダビデ王のしたことは主の御心に適わないことでした。

預言者ナタンはこの話をある物語としてダビデに話しました。
ダビデは(能天気にも!)「そんな男は死罪にすべきだ」と言います。
ナタンは「この男はあなただ!」と叱責し、ダビデは「私は主に罪を犯した」と自らの罪を認めました。

ダビデは主の「死の罰」からは免れましたが、バト・シェバの産んだダビデの子は死んでしまいます。

その後、ダビデは妻バト・シェバを慰め彼女と床を共にし、バト・シェバは再び男の子を産み
ダビデはその子をソロモンと名付けました。

これがエルサレムの神殿を建て栄華を極めた有名なソロモン大王となります。
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