その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

日本猫族会議

2020-10-03 07:40:08 | 転職

「我々は猫族を代表して要求する!」

「学問の自由と独立を守れ!!!」…ろくな勉強もしないくせに、青臭いシュプレヒコールを上げていたのはいつの日か?「授業料値上げ反対!」「地方出身者の学問の機会を保障する寮費の値上げ反対!」「国鉄料金値上げ反対!」何でもかんでも反対していたような気もするが、「結局、一流企業への就職希望でしょう?」と本質を就いた富山県出身の『エリちゃん』、「もともと貧乏な人が首都圏の大学を目指すかしら?」と毒を吐いた『ミナガワマンナ』…同級生の女子は、学生運動に手厳しかった^^;
ややこしいことには首を突っ込まない。只々学生さんは安定した将来の設計図を描けば良いのである。
むしろ駅前で「おでん屋台」を引いていたオジサンの言葉が今も耳に残っている。「学生さんは早く偉くなってくれ。そして、知恵や知識を社会に還してくれ。」…成果を上げる…決して己の立身出世のためではない。国費(税金)を投入されて教育を受けた学生は、その恩恵をいくらかでも社会に還元しなければならない。そう信じて働いては来たつもりだけれど…。


今年のサンマは身が細り、里芋は…

「日本学術会議」の任期半数の任命替えで、「優れた研究、業績のある」6名の先生たちが任命を拒否されたとか…「学問の自由が脅かされている。」などと扇動する向きもありますが、所詮、国庫支援を受けて設立されている団体なのだから、一般庶民からすれば、研究者の名誉職という立場にしか見えませんけれど。それだけ一般国民からは乖離してしまった存在であるような気もします。2017年3月防衛予算の紐付き研究費を巡って「軍事目的のための科学研究は行わない。」という過去2回の声明継承を決議されましたが、研究者の意図しないところで、その成果を軍事目的に転用されてしまうことがしばしばであります。(ベトナム戦争における枯葉剤「除草剤」の使用なんて典型的な事例でありますよ。)
利益に繋がらない研究は企業支援もなく、国庫に頼らざるを得ないのだから、「学問の自由」などという掛け声は絵に描いた餅かも知れない。それでも利益に直結しないであろう基礎研究分野への支援は必要だと信じて疑わないひとりではある。
我が家の「猫族会議」は、勝手に要求書を取りまとめたようであります。『夢屋農場長』の回答書は冷たい…「まずは働け!成果を上げよ!然るのちに考える。」(笑)


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