その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

のんびり生きましょう^^;

2024-10-03 07:01:14 | 巡礼

『チャオちゃん』の麦わらで「アキアカネ」もひと休み

 相方「チャオちゃん(82歳)」の稲刈り2日目…若い衆が馬力のあるコンバインを使えば、1日かからないであろう反別を2日かけて刈り取りしています^^;(良いのよ、いいのよ、大面積を耕作している訳でもないし、まずは安全第一、お陰様で国道から見渡せば『おやじぃ』の田んぼだけが残ってしまっておりますけれどね^^;)朝6時から収穫作業をして直売所に納品し、その足で田んぼに出掛けて、刈り取った籾を受け取り乾燥機へ…お昼は、コンビニのおにぎりで済ませ、中腰、立ち仕事の連続で彼より18歳も若いはずの『おやじぃ』もさすがに疲れた。田んぼの「ヒエ」はねぇ…気付いていたんですよ。水を満水にして専用除草剤を使えば「絶えさせる」ことが出来たはずなんですけれどねぇ、「良い、オレがやる。」というからそのままにしていた結果でありますよ。
 もしも、『勘違い』を起こして「来年も作る。」と言い出したら、今度の水掛けと除草剤散布は『おやじぃ』が責任を持ってやってあげるつもり…これもまた、大きな『勘違い』ではある(笑)


これでは容易に進みませんて(笑)

 さて、本日の刈り取り目標を終え、乾燥機に詰めたら上から籾が降って来た??? 偏って詰め込んだ結果でありますが、乾燥機に目一杯入ったことも事実。あらら、清掃作業という余計な仕事も出来てしまった…少々早いけれど、お腹が空いたので袋麺で「ワンタン麺」仕様に仕上げてみましたよ^^; 1978年に中国春秋時代の遺跡から、白い三角形で具が包まれた食品が青銅器の中から発掘されたそうなのだけれど、これがワンタン(ギョウザ)の原型ではないかという説もあるようです。本場中国でも「ワンタン」と「ギョウザ」の線引きが曖昧らしく、「渾沌」⇒「餛飩」⇒「雲吞」と漢字が当てられたという説もある。見るからにイネとヒエで「混沌」とした田んぼが続く^^;


だから「ワンタン麺」という訳でもないが…

 はてさて、「渾沌」とは、太古中国の中央地域の伝説上の神であったらしい。目、鼻、耳、口の七孔(穴)が無かった神様らしく、東と西に住む神様が、耳鼻目口の七孔を7日かけて開けて上げたら死んでしまった神らしい。思想家「荘子」は、自分の秩序(耳鼻目口があること。)を他人にも押し付けた結果であると説いたのだとか…。なるほど、「ワンタン麺(中華麺)」はアリだけれど、「ワンタンうどん」はナシだなぁ。「ワンタン」と「うどん」が混じり合い、お鍋の中で「混沌(渾沌)」とした世界観を創り出してしまうもの(笑) 「荘子」先生は、そんなことを説いた訳ではないのだよ。今を盛りに飛び交う「アキアカネ」も『おやじぃ』も、残る人生そんなに長くもないのだよ。長くは無いが、ゴールが見え始めたのだから、少しは『のんびり行きましょう(生きましょう)』ってね(笑)

コメント
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