その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

特殊詐欺(きくらげ編)

2020-07-06 05:39:13 | 転職

日曜日に手伝ってくれるのは『シロ♀』だけ^^;

昨日(土曜日)の大雨で、外遊びが出来なかった『シロ♀』は、晴れ間をぬって働く『夢屋農場長』を追いかけてくる。ナスを収穫している農場長の足元で『お手伝い』を申し出てくれるのでありますが、正直、彼女の尻尾を踏みそうで怖い^^;
雨の中で昨日の早朝から、育苗ハウスを増床し、天幕ビニールを張り替え、日曜日にも関わらず遮光ネットを張っているのは、近々届くであろう「きくらげ栽培キット」の設置場所を確保するためであります。(今日、届いちゃいましたけれど^^;)蔬菜は納品までの処理に手間がかかり、果菜類(トマトやナス)は直売所の出品者とこれから重複してしまいます。当然、品種を吟味して導入し、栽培技術を磨き、商品の質の向上で差別化が図られるように心掛けてはおりますが、『夢屋農園』としての特産品が欲しい。さらに作物をほとんど出荷出来ない東北地方での冬に栽培可能な作物はないだろうか?そんなことを考え続ける日々にたどり着いたのが「きのこ栽培」…こう見えても大学で「細菌学」を履修し、「冬虫夏草」に関する立派なレポートを提出して、東大から講義に来られていた講師からは高評価をいただいた農場長でありますから、菌類に関する知識は少々ある!手始めにもっとも栽培しやすいであろう季節に、菌床栽培に取り組んでみようと思い立ったのでありますが…『シロ♀』のお手伝いもあって、中々進まない。彼女は午後、疲れて寝てしまいましたけれどね^^;


取り敢えず100g、10パック採れれば…

梅雨の季節に試験栽培をして、好結果が得られれば、オッカーに投資話を持ち込もう。「適切な温度管理が出来る栽培施設を建設し、購入菌床を自己解決出来れば、さらに収益率が高まります。きくらげは入門編であり、次にシイタケの菌床栽培、マッシュルーム栽培へと展開が可能です。必要なものは、オートクレーブ、滅菌水精製器、ストーブ、机と棚程度でしょうか。これで『小金貯子さん(オッカーの本名)』の最愛の息子さんの収入が確保されます。何たって微生物の世界は、Everything is possible.でありますから。(どこぞの都知事のように、要所要所で横文字を使うべし。『小金貯子』は横文字に弱い。)」そろそろ退職金という資産が枯渇しそうな『詐欺師夢屋』は、資金調達の妄想をしております。ダメ押しは長男『ポン太郎君』のひと言…「おかあさん。お願いします。」これで決まりだわ(笑)
しかし、農場長との結婚という大きな詐欺被害にあった彼女は、そうそう騙されないと思いますけれど…。実証実験は追々ご報告いたします^^;


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