「菊海苔」なんですけれどね^^;
「干物(ひもの)」は、魚介類の乾物であり、保存食としての野菜の「乾物」ならば、豆類をはじめ、切干し大根、干し椎茸が全国区でしょうか?我が在所のご当地「乾物」と言えば、「茎立干し」「ヒョウ干し」そして、「菊海苔」などが思い浮かびますけれど…『おやじぃ』は男子であるから、祖母やお袋に作り方を学んだ訳ではないのだけれど、台所でやっていた手法を見様見真似でやっているだけである^^;
雪に閉ざされる東北地方ならではの食品保存法であるのだけれど、水に浸けて『もどす』というひと手間が敬遠されて、廃れてしまっている。(ましてや、生鮮野菜は年中買うことが出来るのである。)
やっぱり、今風に「保存食」もレンジでチン!即、食卓へ…という「流れ」に従わないと、生活スタイルには合わないということかなぁ?それでも、「美味しい」なら…今の高齢者たちが世を去れば、さらに廃れてしまうことだろう。「農業」という生産スタイルも時代に合わせた『生き残り戦略』を考え続けなければいけないのかも知れない。我が農園だって、「雨除けハウス」から「無加温ハウス」を導入して、キュウリの収穫期間の長期化を図って来た…「加温ハウス」では、暖地からの品物に対して、経費的に敵わないことを『経験的』に分かっているから無理をしない^^; ならば、ご当地『名産』の「雪」を利用した農業は無いのか…「寒中」「雪中」キャベツなど、冬季の保存法を活用した戦略もあるような気はするのだけれど、面積規模と低単価で足踏みしておりますよ。
お土産の「稲花餅」も食べなかった^^;
「名物に美味い物なし。」などとも言いますが、『おやじぃ』が買い求めた「稲花餅」も仏様のお供えとなってしまった^^; 「餡子」が苦手という家族が居ることを無視して買い求めたのだから致し方ない。お餅もねぇ…「あんこ・納豆・雑煮」が定番で、「じんだん(ずんだ)」「くるみ」「ごま」「きなこ」なんかがありまして、「おろし」「あべかわ」などは、学生時代の寮生活で覚えたもの。
『ご当地の味』というものは、必ずあると思うのでありますが、やっぱり手間が掛かって敬遠されてしまう。そうそう、今年も流行語大賞が30作品ほどノミネートされておりますが、昨年の流行語大賞が何だったのかさえ記憶の外にある。流行語大賞とは一線を画して「JKの流行語」というものも存在するらしく、今年の上半期は『はにゃ?』なんていう言葉が流行したらしいのだけれど、半年も経てば消滅することもあるらしい。「熱し易く冷めやすい。」…『おやじぃ』が、ウケを狙って使うころには、『死語』となっている可能性があるから、若いフリをして使うと『イタいおやじぃ』になるに違いない。ちなみに、『イタおや(イタいおやじ)』が流行しないだろうか?なんて考えていたら、すでに「イタオヤ(イタリアオヤジ=ファッショナブル)」なる言葉は存在するらしい。変わらなければならないもの、変えなければならないことが沢山あるのだけれど、「変化のスピード」が早過ぎて付いて行けないのが実情であるわなぁ…こうして『おやじぃ』は頭が固くなっていく。
「目立たぬように♪はしゃがぬように♪…時代おくれの男になり~たい♪」河島英五の歌を思い出しながら、それでも残る物は残ると信じてはいるのでありますが(笑)
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