その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ほろ苦さ…

2023-09-16 08:44:39 | 転職

今年の初物「アケビ」ですが…

「お腹の中が苦い思い出で一杯にならないように、敢えて苦いモノを食べて一杯にするのである。」誰だったかなぁ?こんな格好の良い台詞を吐いた人…確か、ジョージ秋山さんの漫画「浮浪雲」で渋沢老人が語った言葉のような気がする。正義感の塊のような『新之助くん』とどこかチャランポランではあるけれど決める所はきめる『浮浪』と、老練な『渋沢先生』etc.…色々な男たちの姿が描かれていたのだけれど、『おやじぃ』も『渋沢先生』の域に近づいてきたような気がする。(年齢だけですが^^;)
なるほど、子どもの頃は好きでもなかった『苦いモノ』を好むようになったのは、少々大人になったということでありましょうか?お茶、コーヒー、ビールと飲み物は『苦いモノ』のオンパレードであり、本日の「アケビ」も甘い果肉から、苦い果皮を好んで食べるようになっております。もう少々、大人になってお腹の中が『苦い思い出』で満杯になると、次は子ども返りして『甘いモノ』を欲するようになるのかも知れない。若い頃から『甘い汁』を吸ったという意識はないから、年老いてからは少々『甘い汁』を吸わせていただいてもよろしいのではないかとも思うのだけれど、『甘い汁』などそうそう湧き出ているものでもありますまい。恐らく特別な『嗅覚』を持っている必要があるのかも知れないねぇ(笑)


頭の中は真っ白、腹は真っ黒なんてね

さて、秋の味覚「アケビ」を頂きながら、夕刻のNHKニュースを観ていたら、最近やたら耳にする「AI自動音声」による読み上げ…以前から比べれば、より自然な音声へと改良が進んでいるようでありますが…。「茶道」を「ちゃどう」と読み間違えた!と『おやじぃ』は得意気に指摘したのでありますが、調べてみると放送界では「ちゃどう」でも「さどう」でもどちらも可とのことである。誤字だらけのネット配信記事と違って、さすが天下のNHK…きっちりチェックをされているようでありますよ。
はてさて、アナウンサーという職業もまた将来は削減されてしまうのでありましょうか?最近では『自動音声応答システム』なるものの開発も進んでいて、コールセンターでの利用もあるとか。テレビが普及してもラジオが衰退しなかったのは、音声の先には人(アナウンサーやパーソナリティ)の存在があって、耳から入る音の情報に人柄や場面を勝手に妄想することができたという一面もあると『おやじぃ』は思うのでありますけれどねぇ…。こうして人との交わりは少しずつ減っていくのでありましょうか?次には『味覚』が…いくら成分分析は可能であっても、食感・食味は本物で味わいたいと思うのでありますが、それは今後の人に任せておきましょう(笑)

コメント
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