その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

波乗りナガメ

2010-06-18 06:32:50 | 夢屋王国
畑に自家採取用に伏せて置いた「仙台ネギ」に花が咲きました。家庭菜園では、トマト・キュウリ・ナスあたりが果菜類の三種の神器でしょうか?特にトマトは肥料がほとんど必要ありませんし、というより肥料の与えすぎで生育に悪影響が出るようです。「ネギ」は丈夫で、窒素系肥料(尿素)を上手に与えると良く育つようで、連作を嫌わず、畑で長く楽しめるので重宝しております^^;
タイトルを見て「波乗りジョニー」や「波乗り仲間」を想像された方、ごめんなさい。畑の中でサーフィンなど出来るはずもなく、よく育った春ダイコンの葉の波で、手招きしている『ナガメ(菜っ葉につくカメムシの意)』を見ている内に、本日のお題を決めてしまいました。
            
昔は「Hemiptera(半翅目)」と分類されていたのですが、今では「カメムシ目」と表記されるようです。カブトムシなどの甲虫目との大きな違いは、上翅(硬い翅)が下翅(薄い羽)全体を覆っていないこと。文字通り「半分だけ」に由来するようです。まぁ、分類学なんぞ講釈するよりも「おいでよ!」とばかりに前脚で手招きするポーズの方が愛らしい。国王が、寛大な気持ちでコヤツらを眺めていられるのも、吸汁されても、さほど甚大な被害にはならないと高を括っていられるからですが・・・^^;
            
しかし、ラディッシュの畝には「黒ナマコ」が大発生!これまた寛大な国王は、晩酌のつまみ「ナマコ酢」を妄想しながら、許してやることにします。出荷予定の作物ではありませんから、ラディッシュの生育に甚大な被害が出ないと判断し、正体不明の「黒ナマコ」をもう少し育てて見る事にします。国王の嘆きが聞こえたのか、春まきした「エンドウ」にようやく2個ほど花芽が着きました。「畑の中で、ただ飯を食っている・・・。」などと悪態をついたりしませんが、作物にもたまに声を掛けてあげましょう。ただし、頭がおかしくなったと思われる可能性がありますので、近所の方が居ないときに限りますがね^^;
コメント
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