その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

全体像

2010-06-28 07:07:47 | 夢屋王国
昨日は、終日の雨。畑の表土がかなり流されてしまうような量の雨が降り続きました。こんな日でも、田んぼの水量調整だけはしておかなければいけない。今朝、見回りに行くと昨日、朝仕事で抜いたヒエの根が、きれいに雨で洗われておりました。自分で言うのも何ですが、結構な量の残骸に「ようがんばった」と褒めてあげました。
道すがら、一枚の鳥の羽根が落ちていました。一体何の羽根なのでしょうか?形状や大きさから、少々大型の鳥のような気がしますが、今のところ検討がつきません。部分だけを見ていると全体像が見えなくなってしまうことが良くあります。末端の田んぼの根腐れを心配しているうちに、肥料枯れに気付かなかったり、畦畔の草が見えなくなったり…。
彼の国「日本」は、これから何処へ進むのでしょうか?『消費税』という税制ばかりを気にしているうちに、国家としての全体像が見えなくなってしまう。所詮、税というものは所得(富)の再分配が原則であり、手っ取り早い手法だからといって、手を掛けてしまうべきものではないはず。福祉(分配)のあり方を示さないで、税のみを論議するのは、末節に捉われて全体を見失うことと同じである。
『夢屋王国』には、税が無い。なぜなら、換価できるものを生き物たちは持ち合わせていないから…。国王に抱かさせる疑問や行動の不思議が、夢屋国王にとっての国民からの贈り物。この不思議を求めて、国王は国土の維持に汗を流しているのであります。
コメント
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