一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

さて10月6日(土曜日)、長居したくなる街「長居」の再現なるかな!?

2012年10月04日 00時51分30秒 | 「催し」ものは何かな?

( 呑処「hana」  大阪市長居)

 

■2012/10/4(木)

第二回「長居バル」開催まで、2日を残すのみとなった。

先週末と今日、帰りにバルに初参加する「月うさぎ」に寄った。、

出来る限りのアドバイスをして、バルに臨んでもらおうとの思いからだが、

いつしか自分が学園祭の準備でもしているかのような錯覚さえ憶えてしまった。

たとえ全体のチケットの売れ行きが鈍くても「準備だけは確実にしていきましょう」と伝えた。

 

という事で、大阪長居は関西スーパーの斜め後ろ で、当日のバルの本部から

ほど近い位置にある創作家庭料理「月うさぎ」を今回私は応援している。

実はバル当日、店内に掲出されるメニューは、私が作ったもの。

そしてバルメニューの日本酒「伯楽星」「日本酒グラス」

そして「店頭黒板」と私なりの感性で用意

援護射撃で、自分も参加している

気分に緊張してきた次第だ。 

「小さくても強い店づくり」

というテーマを以前ブログでも書いたが、

今回はそれが現実に試される事になるわけだ。 

チケット獲得数で30店舗中初参加ながら何とか10番以内に入りたい。

且つチケットは150枚以上獲得 というのが、希望であり一応の数値目標だ。

 

 

さて前回 今年のまだ肌寒い3/17に実施した第一回「長居バル」のおすすめ は下記の通りで

参考にされて廻られた方もいると聞く

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/d/20120315

ただ今回も基本変わっていないので、改めて書き起こすことはしていない。

 

ただここに 今回は前述の私が応援している新店「創作家庭料理『月うさぎ』」

私が事務局に頼んで参加に踏み切ってもらった喫茶店「ミルズコーヒー」が、加わる。

わたし一押しの店 呑処「hana」  マスターは今回のバルを余裕で受け止めていた。

営業開始時間をバルのスタート時刻に前倒ししてくれたので、

私から敢えて言うことは何もなく、ひとこと言ったのは

セレッソ向けのカクテルを当日メニューとして

加えてみてはどうだろう!?

のひとつだけ。

さて、10月6日 土曜日15:00~ バル男の私が参加するからたぶん天気になるはずだ。

もしまだその日 予定が開いているようなら友達と連れだって

秋の「長居」で楽しんで、長居してみないか !

(寅)

 


バルに向け私が『月うさぎ』に持ち込んだ酒こそ 「伯楽星」ひやおろし

2012年10月03日 00時43分22秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「伯楽星」特別純米ひやおろし  大阪市長居「月うさぎ」 )

 ■2012/10/3(水)

日付が変わり、第二回「長居バル」開催まであと3日となった。

先月9月11日のブログで、長居バル(10月6日開催)用に私から長居『月うさぎ』に  日本酒の一升瓶を1本差し入れたと書いた。その酒こそ 宮城の銘酒「伯楽星」特別純米のひやおろし(写真)

実にバルまで1月近く、お店の冷蔵庫で眠らすことになってしまったが、最近酒屋に行ったらそこでは完売になっていたので、早めに購入していたことはどうやら正解だったようだ。

 

「伯楽星」特別純米ひやおろし

山田錦60%  +3  酸度1.8

香り、酸味、甘味がヘンに主張しすぎず、突き抜けているというのでなく、最初に甘みを感じさらさらとした感触と共に余韻を残して流れて行くといった感じだろうか。 秋の味覚を食べながら飲んでいくのに丁度いい、飲み飽きしない心地よくすすむ酒だ。

10数年前、宮城県の品評会で下から2番目。まさにつぶれそうなところからの出発。 新しい酒造りを始め、その名も「伯楽星」。 徐々に酒販店からの評価も高まり、時にそのころ応援してくれた酒販店を名馬を見分ける「伯楽」にたとえたとも 或いは、地元に残る名馬が星になった伝説からこの酒の名がついたとも聞いた。

東北の震災では、古い蔵が傾き、瓶が割れる瞬間が全国ネットのニュースでも流れ、復興に際し多くの声援をもらった蔵でもある。 数年前からJALファーストクラス機内酒になり、今では全国に多くのファンを持つ東北を代表する酒だ。

馬が星になった伝説のように「兎が天に昇って月うさぎになった」ことをかけてこの酒を選んだ。当日は、このほかに2種の地酒を加え、計3種の地酒から日本酒はセレクトできる。

http://nagaibar.com/

 

10/6土曜日15時から始まる「長居バル」、 

この秋の美酒を飲みに NO.11創作家庭料理「月うさぎ」に是非寄って欲しい。

(寅)

 

 

 


10/1は、「日本酒の日」そして「コーヒーの日」 今度の長居バルには「ミルズコーヒー」参加 

2012年10月02日 22時42分28秒 | Weblog

( アメリカンコーヒー  大阪市長居「ミルズコーヒー」)

 

10/1は、「日本酒の日」と共に「コーヒーの日」でもある。

10/6(土)「長居バル」開催まで、片手の指を折って数えるまで迫ってきた。

実は、私が長居バルの事務局にツイッターで

「次回は是非「ミルズコーヒー」さんを長居バルに参加させて」 と要望を伝え

今回それが実現する運びとなった。

 

「バル参加店は、アルコールを提供する店ばかりではダメ 必ず喫茶店を参加させること」

喫茶店の参加は、バルイベント実施に不可欠!というのが私の持論。

関西でバルイベントへの取り組みの早かった「伊丹バル」 そして「奈良バル」などは

しっかりと喫茶のバルが一角を占め、それが全体の潤滑油的な役割を果たしているのを

目にし、実感しているからだ。

 

前回の長居バルで、小さな子を連れたヤングカップルの参加がとても多く目についたが

これでアルコールのない喫茶の必要性を感じなかったら 感性が鈍すぎというものだ。

(大阪市長居 「ミルズコーヒー」)

その「ミルズコーヒー」のオーナーさんに 私がさしでがましいことを事務局に言ったと

挨拶しに伺った。

私が行っている 呑処「hana」と同じ一角の斜め後ろに位置する人気の喫茶店

「アルコールなんて扱わないのにうちが参加して どうなるものかわかりませんけど・・・」

とオーナーは謙遜ともとれる消極的な話しをしはじめたけど 私は即座に否定した。

「アルコールを扱わない。だからこそいいんじゃないですか~、参加して頂いた

意義があるというものですよ 」

前回小さな子供連れが多かったことを例に出し 必要性を説明すると

オーナーも納得した様子だった。

一応 バルイベント開始前に挨拶できて良かった。

 

過去にも触れたが、実は、私は(日本酒には及ばないが)

それに近いくらい コーヒー大好き人間。

とりわけ コロンビア豆びいき。

キリマンやモカより好み。

さすがにコロンビア豆選りすぐりの1% 「エメラルドマウンテン」までの必要は無く

コロンビア系だったらどれも好きかな

 

9月末にこの10/1のコーヒーの日のイベントにからめて、コロンビアから

日本のJAにあたるコーヒー農家の一行が日本に訪れたとニュースになっていた。

日本は、アジアで一番のお得意さんとのこで、今後韓国・中国に販路を広げたいとのこと。

 

日本酒でいえば酒米のダイヤモンド「山田錦」にあとは「八反」「秋田こいおまち」などの

米で作った酒の方が

「雄町」「五百万石」より好きかな~ と言ったりしてるのと本当に良く似てる。

 

エメラルドにダイヤモンド そんな宝石にたとえられた原材料からできた飲み物を味わえるなんて

幸せすぎというものじゃないか

そんな幸せをおすそわけする バルをそう考えられるようになれば相当なレベルだけどナ

(寅)

 


世界で日本にしかない魔法の調味料 「本味醂」

2012年10月02日 00時06分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 銘酒「李白酒造」の本味醂)

 

大阪梅田・阪急百貨店本店で「李白」の試飲販売が行われていることを知り、

会社帰りに寄ってみた。 それにしても梅田(キタ)は都会だ。

大阪駅を降りてから15分、人ごみをかき分けてようやく

阪急百貨店の日本酒コーナーにたどり着いた。

コーナーを担当していたのは、「李白」酒造の佐藤君

静岡生まれで、先日のMちゃんとは

大学の同級生とのことだ。

 

「今だとおすすめは、ひやおろしです。」と彼は私にすすめたけど

「今日は、先日味醂もおすすめですよ~と言っていた

Mちゃんのセリフを思いだして、実はその

本味醂を買いにここに来たんだ。」と私。

 

アイスクリームにかけても美味しいし、みたらし団子のみたらしもgood、

味醂の清酒割り、 味醂の豆乳割りもおすすめとのことだ。

我家では 「筑前煮」「ぶりの照り焼き」「おでん」「鳥鍋」「きのこ汁」あたりで、

大活躍してくれそうだ。

 

本味醂は、日本酒の製造技術あってこそ

あの三千年の食の歴史を誇る中国ですら この本味醂はない(と思う)

まさに食に奥深さと甘み・まろやかさを出す魔法の液体調味料だと言えるだろう。

 

特に醤油との相性は抜群だ。

今年の春、とある料理店で、開店以来この味醂がこの店の味を作っている

そう言わしめた味醂を見せて頂いた。岐阜県白扇酒造の本味醂

この「李白」の本味醂もそれと遜色ない物だと思う。

 

大げさに聞こえるかもしれないが、こんなフレーズみたいな感じだ。

世界で日本にしかない魔法の調味料 「本味醂」

そのままロックで一杯もいいが、

料理に使ってみたら 決してそれが大げさでないことがわかるだろう。

 

日本酒だけでなく 味醂からも目が離せそうにないぞ~ 「李白」酒造

(寅)

 


『PiEDRA』のニューフェース  「姫」で~す。  

2012年10月01日 22時35分22秒 | Weblog

( 大阪市西田辺「PiEDRA」  姫ちゃん )

 

昨日9/30をもってPiEDRAでの仕事最後となったマスターに替わり、アルバイトでニューフェースが入った。

オーナーから「うちの姫です。宜しくお願いしますね」 と仕事を終え帰るところの彼女を紹介された。 オーナーから「姫ちゃん、写真撮ってもらったら ブログに載せてもらえるよ」と促された彼女、「ちょっと鼻がテカっておかしいので修正お願いしますね」と言いながらも笑顔でピースサインしてくれた。 (そんな顔のてかりの修正なんかできないので、モノクロで載せるね)

大阪生まれの大阪育ち、外語大のまだ1回生で、若~い。 時間限定でお店の手伝いに入ることになった。 

さて、マスターからは、9/8に「西田辺PiEDRAで働くのも今月一杯の予定です」と聞いていた。 来月、尼崎に自分の店「スペイン料理の店」を開くとのことで、素直におめでとうと言いたい。

だからその日のブログに下記の写真を西田辺での記念として掲載したのだった。http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/a29be7f0aa6c4fc3097e809d2ce865dc

 

「いずれお店に寄らせてもらうけど 日本酒は準備してくれてるの?」と聞けば「場所がら地元の灘の酒にするか? 銘柄をひいきするのも何だから他県のにするか? ちょっと悩んでるんです。」とのこと。

「な~んだしっかり日本酒の事考えてくれてるじゃん。 ならば私の案は、まだ震災の爪痕冷めやらぬ東北のお酒にしてみては・・・ 阪神の人ならその気持ちわかるはず」と伝えた。

「それはいい考えですね。 開店から ひと段落したら考えてみますね」と前向きの返事をもらった。

▲次こそ グラスに純米吟醸酒を注いで・・・

今年は年末にかけて 「スペイン料理を日本酒で美味しくいただく」 どうやら尼崎にも寅がたびたび出没しそうな予感だ。

(寅)

 


2012年9月度 「私の酒 五傑」   9/30

2012年10月01日 02時10分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 

■2012/9/30  (日) 満月夜 

台風が東の空に通り過ぎ、煌々と照り始めた中秋の名月の下、

風の無い静寂の夜、虫の音も一時季よりはおとなしい。

そんな光と音のカーテンは、今年残り4分の1の

まるで帳(トバリ)のよう。

 

この名月の下、まさに1年の3/4が終わり残り1/4へ向かい始めた。

自分の影を友とし酒を酌み交わしてみようか・・・

名月は、そんな気分にさせてくれる、

月下 影を友とし 夢煌々

「人生萬事酒盃の中」

 

1年のクライマックスに向かって流れていく、今年もいい季節がやってきた。 

昨年から毎月末に綴っている「私の酒五傑」 今月も発表したい。

 

今月は、各蔵からひやおろしも出て、レベルの高い月になった。 

▼今年七回目・私の酒五傑(2012年9月度)の発表。

※ 前にも書いたが、純米大吟醸・大吟醸 又小盃1杯程度はここには入れない。一蔵一銘柄としている。

 春夏秋冬 食事と共に楽しめる日本酒の良さを一人でも多くの人にわかっていただければと思っている。

評価の基準は、印象度。  (いかにまた私が「次も飲みたい」と思ったかの思いが強い順。)

言葉を変えれば、「また会いたい人の順」 「店を出る時に また来たい店と思わせる順」

といった立ち去る時に心に起こるリピート感の強さみたいなものだろうか・・・  

自分なりの、いたってシンプルな尺度だと思っている。

 

▼『2012-9月度』 酒五傑

 ◎「酒屋八兵衛」ひやおろし(三重) ◎「篠峰」雄山錦ひやおろし (奈良)  

◎「梵」ときしらず(福井)

〇「梅乃宿」生酛ひやおろし (奈良)  ○「李白」ひやおろし(島根)     

 <次点> 「白瀑」ど辛(秋田)

 

(感想)

季節柄、「ひやおろし」が多くを占めた。この秋以降もしっかり楽しめそうだと

確信させてくれるものばかりだった。

銘酒との出会い、書き足りてない点については、折に触れ紹介しようと思う。

 

◆ ちなみに前回 2012年8月(月間)の酒五傑・・・

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/8d93f58248862afa551b21bd6f78514f

「海の幸・山の幸と味わう日本酒」 時に冷やして、時に常温で、そして燗にして

季節の深まりをお酒を通して味わえるいい季節になってきた。

日本人に生まれて良かったと思えるひととき。

美味しい日本酒との出会いは、素敵な人との出会いにも似ている。

流れ行く時の中で、そんな新鮮で嬉しい出会いこそ喜びであり、楽しみでもある。

(寅)