( 奈良県高取町「車木工房」絵葉書)
■2012/10/20(土) 友引 快晴
朝から抜けるような青空の一日だった。同じ一日でも外出の日の好天はありがたい。好天の度に私は空に向かって「どうもありがとうございます」と御礼を言っている。 だから次の外出の機会にも天はいい気を用意してくれる といった好循環が続いているんじゃないかな。
本日は、Yさんから同行のお誘いを受け、朝9時すぎに家を出て印刷工場の見学に奈良県高取町へ向かった。 、お誘いは70日も前の事だったが、「人間、誘われるうちが花」、というセリフの通り、素直に誘いを受けた。 何しろ 女性からのお誘い その上彼女は、私がお願いしてこのブログの監査役(読者)になってもらった三人のうちの一人でもあるのだから。
ブログがいつしかヘンなこと書き始めて脱線しないようにと「そんな時は、忌憚のない意見をメールで送ってほしい」と三人の女性にお願いしている。 さすがに、ブログに関して、「そんなヘンなことを書いて問題よ」というのはまだないが、Yさんからは、ブログに書いた私の行動そのものにちょっと問題アリと何度か口頭で忠告を受けたことがある。
・「ちょっと出かけてくる」の書き置き一枚で、そのまま一泊してくるなんて、奥さんの身になって考えたことあるんですか!? とか・・・
・電車で乗り過ごしして、野宿するなんて もし危険な目にあったらどうするんですか!? タクシーを使って帰るべきだと思いますよ。
と彼女には、私の行動はどうやらかなり問題ありと映っているようだ。 私からすれば、胡椒のような「スパイシーな存在」だ。(この例えに行き着くまで結構時間がかかったが、言いえてると思う。 そんなところからこのブログで一度だけ「アンジェリーナ」と例えたことがある)
その彼女から70日ほど前に「お願いがあるんだけど・・・。一度カタログを印刷している工場(現場)を見学してみたい」と聞いた時「もっと早くこの機会を作ってあげたらよかったな」という気持ちもあって、(自分としてはここの印刷工場の見学は3回目とはなるが) 現在の工場長も知らない仲でなし、じゃあ70日も先になるが10/20 友引の日に予定しておこうと日付だけすぐに決めたのだった。
70日後にもかかわらず、いい天気になるという妙な自信があったが、その通りいい天候に恵まれた次第だ。
▼印刷工場内では撮影禁止の為できなかったが、その他工場以外の許可された場所で何枚か撮影した写真をここに残しておこうと思う。
ちなみに工場内は、いろんな企業のカレンダー印刷に追われていた。
▲入口ロビー横展示室。工場内でも、綾瀬はるかの顔 そして顔が印刷中だった。
▲ 2012年入賞カレンダー 南都銀行や日清紡、サントリーのカレンダーもここで印刷したんだ。
▲印刷工場裏の駐車場奥に「車木工房」
▲芸術家の庵といった感じだ
▲もみじはまだだったが、花水木はすっかり紅葉していた。
▲工房の陶芸展示室で、昼食をごちそうになった。
▲美味しいコーヒー 使った水が特別いい水らしく 逆に私はその水が合わなかったようだ。
▲元総理大臣の細川護熙氏がここで造られた作品がずらりと展示してあった。
▲エッチング・リトグラフ等の版画作品の数々
▲「せんとくん」の生みの親・薮内先生の作品も
▲巨匠の「ハワイの滝」
▲天保山のサントリーミュージアムより里帰りした
イタリー製「リトグラフプレス機」
実は現在の印刷原稿は、昔のような版下でなく全てがコンピュータによるデータ作業
昔は良く、「こんなギリギリで修正入れてきやがって!!」 と四版やり直しに
良く叫んでいたものだ。
私自身前回の工場見学との違いを確認しながらいい勉強になった。
そして昔の印刷技術や著名人や巨匠の作品の数々
ちょっとした文化に親しむ日になった秋の一日。
「今日は、本当に来て良かった」と
満足できた感想を聞けて
私としてもひと安心。
、
彼女の表情から今日の気持ちを代弁すれば、きっと
「この青空も、紅葉した木々も緑も目にしたもの全てが印刷物のような一日だったわ」
ではなかろうか・・・
ちなみに このブログが閲覧100万ページビューに達したらコメントしてくれるらしい彼女
(100万ページビュー到達予定は、今のところ来年1月になりそうだけど)
その次のコメントは、きっと200万ページビューだったりして・・・
女心と秋の空には、やはりスパイシーな台詞が
良く似合う?! ものなのかも
(寅)