一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

『長居バル』  「月うさぎ」も盛況に推移したようで、まずはひと安心。 10/6

2012年10月08日 05時10分05秒 | 「催し」ものは何かな?

(  バルの夜の「月うさぎ」 大阪市長居 ) 

写真には写っていないが、右側には入店待ちの列も・・・

 

■2012/10/6(土)

さて 『長居バル』  私が肩入れしていた「月うさぎ」はどうだった?

▲(私が作った当日のバルメニュー表)

、私がお店に寄ったのは、7軒目として、どっぷりと日は暮れてしまっていた。

本日の状況を尋ねると「開始直後からずっと途切れることなく盛況で、

18:30過ぎには料理を用意していた150を突破した」とのことだから

ひとまずは、目標クリア。成功したと言えるのではなかろうか。

 

「小さくても強い店づくり」

今回の長居バルは、そんなテーマへの試金石となった。

▲(日本酒「伯楽星」ひやおろし&三品)

 

「小よく大を制す」というのは、空手からきた言葉

小さい日本人が一撃の元にアメリカの大男を倒したところから生まれた言葉

私は、飲食店にはよく「小さな飴玉になってはいけない、金平糖になること」だと説いている。

 

ひとつの袋に飴玉が詰められた場合 他と同じように丸く且つ小さいだけでは

どうしても目立たない存在になってしまう。 でももしそれが金平糖だったら

たとえそれがどんなに小さくても手を入れて

つまんで取り出してみたくなる。

 

今回メニュー表 創作家庭料理の前には<長崎・五島>と付け加えた。

 

各所に自分のところならではのエッジを利かせた店づくり

それが客の目線でいかに受け入れられるかの試行錯誤と実践により

作っていくものだと思っている。(時間をかけてできる金平糖を見てそう思った。)

 

そして最も大事なことは、その小さい店ならではの物理的な短距離感を活かして

いかに客との精神的距離を縮められるかということ

▲( 外に待ち客ができるほど 賑わっていたスタンディングカウンター)

「月うさぎ」という店が、オープンして間もない状態でバルイベントに参加したことを知り

参考になればと半ば大きなおせっかいかもとは思いつつ 今回自分なりのアドバイスを

させてもらって、それを実践に役立てて頂くという形で、今回バルに臨んでいただいた。

 

■(過去にこのブログでも書いたが)  私が、このお店に肩入れしようと思ったのには、理由がある。

・ご主人はじめ奥さんもお母さんも皆さん日本酒好きで、日本酒にはこだわっていきたいと聞いた事

・たまたまその店名「月うさぎ」から 私にとってなじみ深い「梅乃宿(月うさぎ)」を贔屓に取り扱っていたこと

・奥さんとお母さんが、長崎・五島列島のご出身ということを聞き、、私の妻の兄が、一時五島で高校教師をしていたことから、親近感を覚えた事

 

▲(お客さんと会話するお母さんとお姉さん)

「当日は、当然開始時刻の15時から店を開け、バルイベントデーと割り切って、

カウンターからは全ての椅子を抜いて思い切ってスタンディング形式にしましょう!」

そんな提案をしてただけに当日、とても心配だった。、でもバルではカウンターを全て

スタンディングにしたことへの不満は特に出ず、逆に皆さん和気あいあいとバル気分を

楽しんでいたようで、私としてもひと安心した。 そして開始間もなく第一波の集団が

押し寄せていきなり忙しくなったらしく、バル開始時刻15時の開店は、正解だったようだ。

▲(お姉さんと弟くん)

そして「バル当日はできるだけ親戚・近親者の手伝いを借りる手配をしておくことが肝要」との

アドバイスに、お店の方としても 奥さんの姉・弟 そして知り合いと7名の総動員体制で

臨んでいただき スムーズに運営ができたのではないかと感じられた。

 

私がバル用に差し入れした日本酒「伯楽星」ひやおろしもかなりの人気で、良く出たとの事 

 最終的な結果は、まだ聞けてはいないが、まずは成功に終わったのではなかろうか。 

まずは、無事に初めてのバルを終えることができてよかった。

きっと「月うさぎ」さんも私と同じ気持ちかもしれないと思った。

フルタイムでずっと働きづめの「月うさぎ」の皆さん、お疲れさんでした。

(寅)

 バルパンフレットへのお店の打ち出し方等、改善事項もあるが、それはまた追って次の機会に活かしたい。