一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

近鉄電車にごろり「八兵衛」  at天理   6/18

2012年06月19日 00時08分08秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「酒屋八兵衛」  天理駅・近鉄電車内)

 

■2012/6/18(月)

せっかく天理に来たのだから・・・ と 『登酒店』へ寄って帰ることにした。

以前 正式名称「酒商のより」を「のより酒店」と言ってしまって、のよりの奥さんに

「のぼりさんと誤解される」と嫌がられたことを思い出し笑いしながら コンクリートのスタイリッシュな建物、

「梅乃宿」の大型リキュールタペストリーが三方に下げられた「登酒店」に入って行った。 

確かに「のよりさけてん」と言ってしまうと聴く人の大半は「のぼりさけてん」と解釈してしまうよな。

 

店には、お酒を選んでいるお客さんと 登のおやじさんが、話をしていて、私は勝手に

奥にたたずむ冷蔵ストッカーの中のたくさんの地酒たちに挨拶をかわしに向かった。

東北の酒から三重・京都・奈良・大阪の酒、そして福岡の酒まで、まさにこだわりの地酒屋さんだ。

でも今夜この店に寄ったのは、「酒屋八兵衛」のどれか一本を自宅に連れて帰るため。

以前 元坂酒造の桐子女将に 「奈良県だとどこで買えますか?」と聞いて教えられたのが、ここ登酒店だった。

ひょうたんや酒店、山長さんに続いて八兵衛入手三店目を、今日ここ「登酒店」と決めた。

「これ」と言って、ダンディなおやじさんに手渡すと ラベルを見た瞬間 「おっ 八兵衛さん(じゃないか)」と言って

手に取りレジを打ったおやじさん。 お酒に「さん」とつけたところにこの酒への親密度がわかるし、

その瞬間「 あんた、なかなかいい酒 買ったよ」と言われた気がした。

 

今回の「八兵衛・特別純米酒」、家に帰って早速頂いてみた。

山田錦×五百万石の特別純米酒は、ほんのり甘い余韻を残す。 

三重県多気 大台の味わいを感じる酒だ。 味というより飲んだ印象は、福岡の旭菊「綾花」に近いか。 

 

▼私が昨年2011年の年間ベスト5にランクした「酒屋八兵衛」 (伊勢錦)

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/3b51dff1dd94eaecd8a6bca7655e05e6

近場で入手が容易でないのが、難だけど もちろん 今年も引き続き応援していきたい日本酒だ。

 

近鉄天理駅は始発駅、乗り込んだら真っ先に横になった 「酒屋八兵衛」 (写真)

まるでブログに登場する八兵衛に酔う女将さんみたいだ。 

いっそ「ごろり八兵衛」と名付けちゃおうか・・・ な

(寅)