( 冷蔵庫の中の「純米酒」たち )
■2012/6/16(土) 雨
ずーっと雨の一日に 用事が無ければ外出を控えた人も多かったのではなかろうか。
テレビでは、九州で豪雨による被害のニュースが流れていたが、やがて
その豪雨は、中四国~関西にもやってくるだろう。
用事があって短い時間、外出をしたが、
しっかり肩や腕をを濡らして帰って来た。
水もしたたるとは、こういった感じのことなのか?
私の棲家は、下から見てみるとすっぽり雲の中に包まれ、
私は、まさに雲の中で、休日をすごしている人間というわけだ。
さすがに仙人でなく、雲を食べて生きていけるものでもないので、昼すぎに
日本酒を冷やしてある冷蔵ボックスを開いて、缶詰をアテにおうち酒を決め込んだ。
只今の我家の冷蔵庫のBOXには 左から
「鷹長」きぬひかり・純米大吟醸 「山鶴」山田錦・純米大吟醸 「極聖」備前雄町・純米吟醸
すぐに 三種のお米の味を味わえる。
そして上の冷蔵室にあと3本
ところで、冷蔵庫のこのボックスゾーン。 冬には、瓶ごと熱燗にすることも可能だ。
まさに私のために用意されたような空間だ。
ちょっとうらめしい雨だけど 今この雨があってこその美味しい米であり、
やがてこうして 美味しい雫になっていずれ自分が手にすると思えば許せてしまう。
そんな雨・水・稲のロマンを感じながら 雨音をアテに盃を傾けてみるというのも梅雨ならではの
日本酒の露の楽しみ方と言えるのではないだろうか。
天に住む神様は、そんなことツユ知らずと雨を降らせているのだろうけれど・・・
(寅)