( 玉川「木下酒造」 京丹後市 ) 2010.3.28(日) 曇~晴~夜雨
土曜日に行きつけの酒店「エポック新庄店」に寄って
日本酒をゆっくり見ていた。
丁度書店で次に読む本を取り出しては、斜め読みして
適当な物を選ぶのとよく似ている。
そう考えると酒も本も私にとっては、形は違えど体に入れば
同じ栄養分みたいな物なのかもしれない。
で、そこの酒店の兄さん(といっても私より若く経営者一族)が、
日本酒を見ていっている私に寄ってきて
「今度新しく新潟の蔵とも直で取引できそうです。」
と話しかけてきた。
結構、少しだが彼とはお酒の話を良くする。
「へぇ~ 銘柄が増えるってそれは嬉しいな」と応えた。
すると彼は「実はこの前、『新潟酒の陣』に行ってきまして・・」と
携帯に撮り貯めした写真を見せてくれた。
「あの、伝説の新潟酒の陣に行ったなんて、なんと
うらやましい。 1500円で100近い蔵の酒が二日間
湯呑みみたいな杯持って飲み放題だよな・・・」
たぶん日本酒のお祭りとしては、日本一の規模のはず。
「鶴の友」「〆張鶴」「八海山」「久保田」かつて
新潟で味わった酒の名前が、その兄さんめがけ出てきた。
でもそんなんじゃ済まない。
100近い蔵だからとてつもなく凄い。二日間でもいったい
何分の一を口にできるのだろう?
その日買ったのは、新潟の酒ではない。日本にただ一人存在する
外国人(イギリス)杜氏、フィリップ・ハーバー氏が作る京丹後の酒。
イギリスの名門オックスフォードを出て、日本で英語を教えていて、
飲みが嵩じて、日本酒に惚れて、「梅乃宿」に蔵人として入門。
そして難関の「杜氏」の試験に合格。
日本でただ一人存在するイギリス人杜氏の作る酒「玉川」は、
日本人が作る酒以上に旨いとの評判。
今年の関西の匠として最初のインタビューもされて、ハーバー氏の
日本語の上手さにも舌を巻いてしまった。
今夜は、きっとこの酒に舌を巻いてしまうだろう。
(寅)
土曜日に行きつけの酒店「エポック新庄店」に寄って
日本酒をゆっくり見ていた。
丁度書店で次に読む本を取り出しては、斜め読みして
適当な物を選ぶのとよく似ている。
そう考えると酒も本も私にとっては、形は違えど体に入れば
同じ栄養分みたいな物なのかもしれない。
で、そこの酒店の兄さん(といっても私より若く経営者一族)が、
日本酒を見ていっている私に寄ってきて
「今度新しく新潟の蔵とも直で取引できそうです。」
と話しかけてきた。
結構、少しだが彼とはお酒の話を良くする。
「へぇ~ 銘柄が増えるってそれは嬉しいな」と応えた。
すると彼は「実はこの前、『新潟酒の陣』に行ってきまして・・」と
携帯に撮り貯めした写真を見せてくれた。
「あの、伝説の新潟酒の陣に行ったなんて、なんと
うらやましい。 1500円で100近い蔵の酒が二日間
湯呑みみたいな杯持って飲み放題だよな・・・」
たぶん日本酒のお祭りとしては、日本一の規模のはず。
「鶴の友」「〆張鶴」「八海山」「久保田」かつて
新潟で味わった酒の名前が、その兄さんめがけ出てきた。
でもそんなんじゃ済まない。
100近い蔵だからとてつもなく凄い。二日間でもいったい
何分の一を口にできるのだろう?
その日買ったのは、新潟の酒ではない。日本にただ一人存在する
外国人(イギリス)杜氏、フィリップ・ハーバー氏が作る京丹後の酒。
イギリスの名門オックスフォードを出て、日本で英語を教えていて、
飲みが嵩じて、日本酒に惚れて、「梅乃宿」に蔵人として入門。
そして難関の「杜氏」の試験に合格。
日本でただ一人存在するイギリス人杜氏の作る酒「玉川」は、
日本人が作る酒以上に旨いとの評判。
今年の関西の匠として最初のインタビューもされて、ハーバー氏の
日本語の上手さにも舌を巻いてしまった。
今夜は、きっとこの酒に舌を巻いてしまうだろう。
(寅)