ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

巨人GのV4はあるか?

2010-01-31 12:03:41 | 野球
 いよいよ明日からプロ野球12球団はキャンプインに突入する。既に連日自主トレのニュースが話題になってきているが、今年も巨人Gが万全の体制でシーズンインして、V4と日本シリーズを制することができるのか大いに興味のあることである。

 旧聞に類するが、文藝春秋の新年号に巨人Gの球団代表の清武英利氏が『V3巨人「勝利のシステム」を公開する』というコラムを書いている。同氏は昨年「巨人軍は非情か」という著書も出版されたが、読売新聞運動部長からプロ野球界にかかわり、巨人Gを如何に強くするかに腐心された方である。

 内容を詳述することは避けるが、要は単年度の優勝を目指すチーム造りなら案外簡単に出来るだろうと言われる。しかし先を見据え、5年10年もトップに君臨できるチーム造りを目指すことを考えてきたことが、巨人GがV3を達成出きた要因だという。

 例えばこんな話で戦力の補給ポイントを説明している。ひとつはイワシを生きたまま運ぶ方法に、イワシを入れた水槽にナマズを入れる。淡水魚のナマズは猛烈に暴れまわるのでそれに刺激されイワシは死なずに済む。もうひとつはカマスと小魚を仕切りの入った水槽に入れる。カマスは小魚を食べようとするが、仕切りに阻まれて食べられない。その後仕切りを外してもカマスは小魚を食べない。しかしそこに新しいカマスを入れると猛然と小魚を食べ始める。そこで前から居るカマスもようやく小魚をたべるのだという。

 ナマズの話は、ラミレスや小笠原などFAやトレードで補給していることだと思う。新しいカマスはドラフトや育成から発掘してきた坂本や山口や松本、さらにはオビスポ等も含まれると思う。これらの新しい戦力が従来からの選手を刺激して強力な戦力を造り上げてきた。

 巨人軍の選手補給は今年も貪欲である。今年も社会人NO1の長野外野手を即戦力で補給、MLB帰りの小林雅投手を救援投手陣に加えている。今年もプロ野球は巨人Gを中心にした展開になるのではと思っている。
 
 
コメント (2)
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