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知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

ロジカルシンキング⑤ (マンション選び‐物件探し)

2011年04月15日 | スキルアップ
何軒か回ってフィーリング。
→押しの強いセールスマンのターゲットに。

ロジカルシンキングは、すべて目的から考える。

目的は、
 広いところ。

そのため、広さが基準になります。
(優先順位1位)

そのほかにも、
 自分の職場や、自分の生活パターン(スーパーが近いなど)
 自分の価値観(グレーのタイルが好き、共有スペースはいらない)
などから、細かく基準を設定していきます。

さらに、
 前回見たデメリットへの対応
を考える必要があります。

 ライフスタイルの変化。
 転勤の可能性。

この場合、デメリットを回避するには、
 誰かに貸すか、売るかする
という選択肢が取れるようにしておく必要があります。

そうすると、
 この点を踏まえた物件を選ぶ必要がある
ということが、論理的に導かれます。

ここで、では、どうしたらよいかを、さらに論理で追います。
貸す場合、
 貸しやすい物件の条件
をリサーチしなければなりません。

駅から近い、新しい、上層階、日当たり、南向き、オートロック、宅配ボックス、
フローリング(和室なし)、駐車場・・・

そうすると、
 物理的条件
 設備の条件
が見えてきます。

さらに、個別の条件についての適合性を追います。
駐車場という条件が必要であるとすると、
新築マンションの場合、
 駐車場100パーセント完備
でないと、
 人に貸す場合に、駐車場を取り上げられてしまう管理規約になっているケースが多い
ので、
 購入時にチェックする必要がある
ということです。


また、転売の場合にも、同じように、高値で売れる条件を探します。
共有スペースの充実、豪華に見える、日当たり、上層階、新しい、有名なマンションシリーズ、
場所がよい・・・




こういった条件を設定して、
 物件選びをする
必要があるということです。

すごく面倒なように思えてきますが、
 人生をうまく生きている人を分析してみると、こういった検討を意識的、無意識的に判断している
と思われます。

経験を積むと、ノウハウが蓄積されるので、
 よい選択肢が直感でひらめいた
というようなこともあると思います。

これは、運が良かったのではなく、
 無意識的に、論理を追って、最適な選択肢を選んでいる
ということです。

たとえば、不動産セールスマンが自分で家を買う場合、
100件以上の物件を見て、人に売った経験があれば、
 この物件は完売するだろうな
だとか
 この物件は売れ残るだろうな
という勘が働くそうです。

これは、無意識的な経験値といってよいと思います。
うまく説明できなくても、論理を追っているのです。

経験がない場合には、意識的に論理を追う必要があります。



ロジカルシンキングを駆使しているかどうかで、
 人生が大きく変わってしまいます。

大げさに聞こえるかもしれないですが、
 数千万円のローンを組む
ということは、かなりリスキーな選択であるということです。

住宅ローンが原因で破産している人も結構います。

不動産屋のセールストークでは、全く出てきませんが、
 住宅ローンは、銀行はリスクが少なく、借り手はハイリスクなもの
です。

銀行がリスクが少ないのは、
 保証協会から、代位弁済(代わりに払ってもらう。この保証料は最初に取られている。)
 抵当権が設定されており、ある程度回収可能。

借り手は、変動金利の場合、金利上昇のリスク。
倒産のリスク。リストラのリスク。病気やけがのリスク。ただし、亡くなると保険で住宅ローンは完済される。

こういうリスクを減らすのが、ロジカルシンキングです。
そもそも、マンションを買うか、借りるか。
 会社の状況に不安があれば、落ち着くまでローンはしない方がよい。

買うとしても、自分の好みではなく、リスクを抑えるマンション選び。

つまり、売りやすいマンションを選ぶということ。

売りやすいマンションは、高値で売れるので、
 売却価格-ローン残高
がプラスになることがあります。

人気のない場所で、だれも買わない場合、売却価格がどんどん下がっていくので、
 大幅なマイナス
となります。これを、オーバーローンと言います。
(売れなくて、銀行に競売されると最悪です。競売価格は、市場価格より大幅に下がるからです。)


こうなると、マンションは取られて、借金は残る。

リスクを下げるには、
 売却価格を高くする(売りやすいマンションを買う)
ということが重要です。

もしくは、
 ローン残高を少なくする。

自己資金をある程度用意するということ。
もしくは、
 マンションの購入価格を抑える(無理して高いマンションを買って、大きなローンを組まない)
ということです。


こういったことも、
 目的を破産しないですむようにする
ということにおいて、
 では、どういう手段をとればよいのか
という、目的手段の検討という
 ロジカルシンキングで導く
ことができます。

ロジカルシンキングは、いろいろなところで使えるので、
 身につけておくと役立つ
と思います。



ビジネスマンの例でいくと、
 広いマンション
 売りやすいマンション(駅からの距離、日当たり、上層階、自然環境、スーバー、学校)
 価格
 通勤
など、考慮し、
 マンションをいくつか選びました。

それでは、契約?

購入戦略は、まだまだ続きます。

 なんとなく、企業のプロジェクトの進め方と似ているな
と感じている方もおられるかもしれません。

マンション購入は、ビジネスマンにとっては、
 人生の一大プロジェクト
のようなものです。

失敗のダメージは大きいので、慎重に判断していくほうがよいということです。
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