琵琶湖最北端、西浅井町の月出集落は国道8号線より琵琶湖の西岸へのわき道へ入りそのまま湖岸沿いの道をどんどん進んでいくとやがて湖岸沿いに10軒ばかしの月出集落に至る。
集落の最奥この日吉神社横で道路は行き止まり、これ以上奥には集落がない。
神社脇には朽ちかけた萱葺き屋根の民家が今にも竹藪にのみこまれそうに立ち尽くし、哀しい姿をさらしている、
小さな石鳥居を潜り、短い石段の上にこのツブラジイが立っている。
幹周り5.9m、樹高15m、この琵琶湖最北端の最奥集落のツブラジイの巨木。
風向明媚な小さな神社の大きなツブラジイの木、石垣の下から仰ぎ見るといっそう大きく見える。
撮影2007.4.14