前回紹介の「臥雲(がうん)の三本杉」のすぐ近く 直線距離で西へ500mばかりの処に巨樹王国長野県第2の巨杉が有る。
その「日下野のスギ」と呼ばれる大杉は大内山神社の神木としてこの境内に君臨している。
神社境内は鳥居からかなり上部、写真のような木の根道をしばらく上った斜面上の狭い平地に有って、この巨杉と拝殿?本殿?のみが静寂の中に佇んでいる。
山深いこの地で根を張り、神社と共に生きぬいて来たであろうこの巨杉が持つ気魄を感じてたじろぐばかりの迫力です。
この地も自然は厳しく、冬季には積雪も多いのだろう??
御覧のように枝は波打ち、荒々しい樹肌を見せている。
厳しい自然をものともせずに巨杉となるにはそれなりの信仰も保護も有ったのだろうが見事な巨漢ぶりです。
伝承樹齢1300年とも2000年とも言われ神代杉とも呼ばれているそうですが・・・・、それには遠く及ばないかも??
目通り11.5m、樹高約40m、主幹や根元に白骨化したところも見られず、一見まだまだ若々しそう・・・・
撮影2009.5.1