まるで透明人間の包帯のように全身をぐるぐる巻きにして痛々しい姿のスダジイの巨木です。
しかし枝一杯の緑には弱弱しさは無く元気一杯青空にその葉を伸ばしている。
関ヶ原、言わずもがな天下分け目の戦いとして名高い「関ヶ原の合戦」の古戦場でもあり、又中山道の宿場町としてもよく知られた所です。
宿場の本陣跡だと言われる八幡神社鳥居脇にこのスダジイが立っています。
幹周7.8m 樹高10m 樹齢300年以上となっており、岐阜県天然物に指定されています。
これだけぐるぐる巻きにされ大手術を受けたのだろうからしっかり回復蘇生してもらいたいものです。
この写真からもう1年半ほど経ってしまっているので、どんな姿になっているのか少し気になります。
撮影2008.6.13