『毘沙門天の海若と鬼瓦とキールティムカ No340』を記載した時から
今回の記事を書くべき日が来ることを予感していた気がする。
しかし双身毘沙門天を知ったのは2016年のことである。
それは永久保貴一氏の霊験修法曼荼羅4に書かれていた。

この時以降、何故双身毘沙門天の祭祀が難しいのかとても気になっていた。
この天台宗系の密教において祭祀が難しいものとして
①聖天 ②双身毘沙門天 ③元三大師などがあげられていた。
ちなみに真言宗の毘沙門天信仰の信貴山においては
双身毘沙門天は祭祀されていないようである。
毘沙門天特集の上記記事によると天台宗系の密教の儀軌である『阿裟縛抄』に
「双身法」が記載されているとのこと。
浄瑠璃寺・双身毘沙門天像(平安・重文)
東大寺・勝敵毘沙門天立像(鎌倉)
『阿裟縛抄』の毘沙門天の項を紐解いてみた。
毘沙門天ベルト部分の顔は河伯との記載
ただここで胎蔵界曼荼羅の胎蔵門にも河伯が書かれていると記載されているが
空海が学んだ青龍寺の鬼瓦を観る限りこの顔について河伯・海若と考えるより
それはキールティムカと言って良いと思われる。
双身毘沙門天図
口と口を繋ぐ紐は牙とされる
ところがいくつか調べた双身毘沙門天の腰部分には顔が描かれていない。
「フェストゥーン=花綱」を口から出しているキールティムカはどこに行ったのか?
ここでハタと気が付くことになる。
双身毘沙門天そのものが鬼瓦で表されるキールティムカと一体であること。
双身毘沙門天の牙が伸びているのではなくどうも誉れの顔と呼ばれる
キールティムカがフェストゥーンを口から出しているものと思われる。
これはどうした訳なのか?
※参考までに大悲胎蔵大曼荼羅の胎蔵門を載せておく。

どうも双身毘沙門天にはキールティムカだけでなく海獣マカラも繋がっているようである。
さて今回この記事を書いたのは東大寺の勝敵双身毘沙門天が
国防神としての妙見妙音妙理の統括尊たる斎姬山門五音大神の
祭祀とどこか繋がることを感じ取ったからである。
今までに毘沙門天と斎姬山門五音大神との関連を感じたことが無かったので
毘沙門天と勝敵双身毘沙門天が同一の神霊とは思えない。
それで勝敵双身毘沙門天がキールティムカや海獣マカラに繋がっている
とすればなるほど新たな展開がそこに感じられる。
もちろん同一神の別の姿とまでは言えないと思うので
ハミト大神ハヅキ大神との繋がりまでを含めて今後検証していきたい。
※参考までに 昨年の奈良の毘沙門天展示パンフを添付しておく。

最近のニュースで消息筋ということで
「中国が台湾を侵攻する時に米国が防御に乗り出せば、
中国軍は日本にある米軍の空軍基地を攻撃する可能性がある」と報道された。
この記事が出ているという事は中国軍は台湾より先に
尖閣諸島に偽装漁民を上陸させて米軍の出方を観ると思われる。
実際南シナ海で約220隻の偽装漁民作戦のデモンストレーション中である。
日本の海上保安庁は押し寄せる約220隻もの偽装漁民には強硬手段を取れないので
中国は占拠後にここを台湾侵攻の軍事拠点とする可能性が高いと思う。
沖縄の米軍基地と台湾をめぐって対抗するには
尖閣諸島の魚釣島はもってこいの場所となる。
いよいよ「国防祈願」に本腰を入れる必要がでてきている。
今回の記事を書くべき日が来ることを予感していた気がする。
しかし双身毘沙門天を知ったのは2016年のことである。
それは永久保貴一氏の霊験修法曼荼羅4に書かれていた。


この時以降、何故双身毘沙門天の祭祀が難しいのかとても気になっていた。
この天台宗系の密教において祭祀が難しいものとして
①聖天 ②双身毘沙門天 ③元三大師などがあげられていた。
ちなみに真言宗の毘沙門天信仰の信貴山においては
双身毘沙門天は祭祀されていないようである。

毘沙門天特集の上記記事によると天台宗系の密教の儀軌である『阿裟縛抄』に
「双身法」が記載されているとのこと。






『阿裟縛抄』の毘沙門天の項を紐解いてみた。

ただここで胎蔵界曼荼羅の胎蔵門にも河伯が書かれていると記載されているが
空海が学んだ青龍寺の鬼瓦を観る限りこの顔について河伯・海若と考えるより
それはキールティムカと言って良いと思われる。


ところがいくつか調べた双身毘沙門天の腰部分には顔が描かれていない。
「フェストゥーン=花綱」を口から出しているキールティムカはどこに行ったのか?
ここでハタと気が付くことになる。
双身毘沙門天そのものが鬼瓦で表されるキールティムカと一体であること。
双身毘沙門天の牙が伸びているのではなくどうも誉れの顔と呼ばれる
キールティムカがフェストゥーンを口から出しているものと思われる。
これはどうした訳なのか?
※参考までに大悲胎蔵大曼荼羅の胎蔵門を載せておく。




どうも双身毘沙門天にはキールティムカだけでなく海獣マカラも繋がっているようである。
さて今回この記事を書いたのは東大寺の勝敵双身毘沙門天が
国防神としての妙見妙音妙理の統括尊たる斎姬山門五音大神の
祭祀とどこか繋がることを感じ取ったからである。
今までに毘沙門天と斎姬山門五音大神との関連を感じたことが無かったので
毘沙門天と勝敵双身毘沙門天が同一の神霊とは思えない。
それで勝敵双身毘沙門天がキールティムカや海獣マカラに繋がっている
とすればなるほど新たな展開がそこに感じられる。
もちろん同一神の別の姿とまでは言えないと思うので
ハミト大神ハヅキ大神との繋がりまでを含めて今後検証していきたい。
※参考までに 昨年の奈良の毘沙門天展示パンフを添付しておく。



最近のニュースで消息筋ということで
「中国が台湾を侵攻する時に米国が防御に乗り出せば、
中国軍は日本にある米軍の空軍基地を攻撃する可能性がある」と報道された。
この記事が出ているという事は中国軍は台湾より先に
尖閣諸島に偽装漁民を上陸させて米軍の出方を観ると思われる。
実際南シナ海で約220隻の偽装漁民作戦のデモンストレーション中である。
日本の海上保安庁は押し寄せる約220隻もの偽装漁民には強硬手段を取れないので
中国は占拠後にここを台湾侵攻の軍事拠点とする可能性が高いと思う。
沖縄の米軍基地と台湾をめぐって対抗するには
尖閣諸島の魚釣島はもってこいの場所となる。
いよいよ「国防祈願」に本腰を入れる必要がでてきている。
また、絹のローブを携えて陸地で待ち受けるのは時の女神ホーラだそうで、運命の三女神モイライの姉妹とされるとのこと。ホーラたちは季節の規則正しい移り変わりと人間社会の秩序の二様の女神と見なされているそうで、古代ギリシャでは季節は春夏・秋冬から春・夏・秋冬という区切りに変わったみたいです。
でも日本では四季ですね。これは八岐大蛇から八大龍王神への昇格や七頭の蛇が八頭の蛇への変化を感じさせます。
永久保貴一氏の漫画は「カルラ舞う」シリーズを読んでますが、このようなお話も書かれていたのですね・・・。どのお話もちょっと特殊な世界を描かれていますが、納得させられるものがありますね。
吉田様に一つ質問です。三輪山は登拝した方がいいのでしょうか?それとも遥拝した方がいいのでしょうか?祈願の内容にも寄るかと思いますが、ハッピーゴールを目指し進む過程で、どちらがいいのか気になっています。ご教示いただけるとありがたいです。
https://www.karakusamon.com/festoons.html
こちらのサイトを見るとフェストゥーンって元々両サイドは獅子が銜えていたのでしょうかね。
気になるのはいつの間にか花綱の中央を天使が持ち上げています。
一番最後の画像を見ると天使と菩薩がモチーフになっていて、何だかこの天使が迦陵頻伽に感じられます。
東方から齎されるいろいろなものが西方の文化を活性化させるという可能性を感じます。そしてそれを運ぶのは海の民なのでしょう。
実は両面宿禰も気になっています。両面宿禰は難波根子武振熊命に征伐されます。
いろいろ働きかけはあるのに理解が追いつかないのは悔しいですね・・・。
認証番号:4133
はいせ様への回答は、
遥拝して登山参拝して最後に遥拝するのが理想でしょうね。
半日を費やしてしまいますが立ち寄る程度の気持ちでは行かない方が良いでしょう。
あと迦陵頻伽の件ですが仏教的作画ではよく人頭鳥身のキンナラが
モチーフとなっていますね。
お忙しい中、早々にご返信ありがとうございます。
三輪山の件、承知しました。
檜原神社⇒狭井神社⇒三輪山⇒狭井神社⇒久延彦神社またはその逆で行けば大丈夫かと感じています。
イツキヤマト大神、ハミト大神、ハズキ大神にもう少し安定した祭祀をと思う気持ちもあるのです。
双身毘沙門天はハミト大神、ハズキ大神の関係でもあるように感じます。2女神が竜宮関係者であれば、海獣マカラとの繋がりも頷けます。祭祀が難しいのは、その先のイツキヤマト大神の存在を無視できない点になるのでしょうか?
123の変換とゼロの発見は人類の叡智ですね。
認証番号:2996
細かいことは忘れています。
法起菩薩に深沙大王への事を頼み。
獅子光如来もとい、熾盛光如来にお頼みしたことを思い出します。
よく考えると、スゲー世界観。
胎蔵門を書くのに、かなり手間取ったのを覚えていますが、、フェストゥーンの最後にマカラが描かれていたとは。とりあえず、龍宮の門で、フェストゥーンだと思ったことは覚えています。
マカラって・・・。
それで、私にアフターフォロー微調整が終わった後、聖天の場所へのご案内だったようです。
双身毘沙門天とはかなり強力なようですけど。
私の先祖はもしかして関わってたのかな??
とか思ったりします。
一時、勝手に聖天の修法を勉強していたのですが、、、
非常に気を使うので、ずぼらな私には無理だと悟りました。
私のこじつけは「九尾羅」もしくは「首羅」ですが、
これは香川金毘羅の象頭山松尾寺で祭祀されていたと記憶しています。
松尾神社大元は、壱岐⇒宗像⇒京都とも関係あるのでしょうね。
それは月読みつまり月神とも関係があり、、、
龍宮音姫とも繋がってくるのですが。
モモソ姫は香川で豊玉姫の祭祀をしていたのでしょうね。
この豊玉姫というのは、元宗像神(日向)のトヨタマヒメ=八大龍王神の前の姿だと私は仮定しています。
京都熾盛光如来のある青蓮院門跡は将軍塚で満月護摩行をします。
将軍塚には坂上田村麻呂。
宮毘羅(くびら)ウィキ情報
宮比羅(くびら)は、仏教の水運の神で、天竺霊鷲山の鬼神で、薬師如来十二神将の筆頭である。宮毘羅、金毘羅、金比羅、禁毘羅とも書く。梵語ではクンビーラ Kumbhīra。十二神将としては宮比羅大将、金毘羅童子ともいう。
※頭に金がつくのですよね。
金毘羅信仰
クンビーラ(マカラ)は元来、ガンジス川に棲む鰐を神格化した水神で、日本では蛇型とされる。クンビーラ(マカラ)はガンジス川を司る女神ガンガーのヴァーハナ(乗り物)でもあることから、讃岐国象頭山松尾寺金光院(現在の金刀比羅宮)では海上交通の守り神の金毘羅大権現として信仰されてきた。特に舟乗りから信仰され、一般に大きな港を見下ろす山の上で金毘羅宮、金毘羅権現社が全国各地に建てられ、金毘羅権現として祀られていた。
金光明経鬼神品第十三では、「聴是経者 摩尼跋陀 大鬼神王 富那跋陀 及金毘羅 阿羅婆帝 賓頭盧伽 黄頭大神 一一諸神 各有五百 眷属鬼神」と金毘羅の名で記される。
そういえば、二日ほど前、明け方の潜在意識覚醒時に目の大きな半魚女神を感じたのです。下半身は魚。金色というか光り輝いている。
目が特徴的で、かなり大きいのです。
それで、今まで見てきた日向の洞窟のトヨタマヒメ像とか、琵琶湖母神像と目がちがうと思ったのですが、美化されているのかもしれない。これがもしかして人類原初なのかな?とか思いました。
琵琶湖の水茎文字。
本日この記事を読んで、その目の大きな半魚女神は浄瑠璃寺の双身毘沙門天の目によく似ていて吃驚したのです。
これは縄文遺跡の土偶だと思いました。
貼り付け
みみずく型「ハート土偶」目が大きいのです。
http://emuseum.nich.go.jp/detail?langId=ja&webView=null&content_base_id=100621&content_part_id=001&content_pict_id=001
この画像見るの久しぶりです・・・
はいせ様のサポートに行きましょうかね('◇')ゞ
双身であれば眼は4つですね。
旅に出る前、どうしても2連のブレスレッドが組みたくなって石をネット注文したのですが、何故か乙護法童子に関わってから組んだブレスレッドのメインの石にそっくりの石をプレゼントされました・・・。
キールティムカが口から何かを吐き出すということでは、オオゲツヒメやウケモチ神も想像できますね。
そういえば、油山寺の雷神守も顔だけで手の代わりに土鈴が着いています。そして玄関を護ってくれています。意外と古い起源のものなのかもしれませんね。
奪い尽くす火の神クナド神と産み出す大地母神アラハバキ女神の概念を生み出したのは意外と海人族なのかもしれないと思う今日この頃。
奈良博のHP
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2020toku/bishamon/bishamon_index.html
岩手 三熊野神社毘沙門堂の重要文化財 尼藍婆・毘藍婆坐像は以下のように説明されています。
『征夷大将軍坂上田村麻呂が北辺の守護神として造立したという伝承のある像高4.73メートルに達する巨大な「兜跋」形毘沙門天像に付属する二鬼形像。
左方像は額上の髪を少し見せつつ被り物をかぶっており、口は閉じ、両下牙が上向きに出る。一方の右方像は額まで完全に被り物で隠すようで、上歯列で下唇を噛み、さらに両上牙を下出させる。表現のうえでそのような相異があり、表情も少し違え、なおかつ像高にして約10センチの差があるが、逆側の腕を前に出して交差させ、また逆側へ顔を向けつつ頭部を傾げる左右対称性を意識した造形であり、当初より一具のものと見ることに問題はない。
ともに膝をつく跪坐の姿勢だが、背面に見える両足裏が、足先を臀部の中央へ向ける独特の坐り方を示している。』
この牙が海獣マカラに繋がっていないかな?と感じたのです。あと、尼藍婆・毘藍婆の存在から双身というインスピレーションを得たのかなぁとも思いました。
ネット情報では双身毘沙門天と聖天の祭祀の一番の違いはお供え物で、聖天は大根(地のモノ)、双身毘沙門天は昆布(海のモノ)を供えるそうです。
三輪から長野の旅で一番見かけてた吊広告が総合情報誌『Wedge』で特集が『一帯一路』でした。強烈な撃退感も一緒にわいてきましたが・・・。
ハッピーゴールを目指す身としては、根底には和と寛恕と思いやりと忍耐の心をもって、次に繋がるなにかを人類が打ち立てられることを希望します。
行きたいね。と仏像彫刻友人と話していました。
でも、コロナが猛威をふるってきていたので、見送りました。
龍神の御幣神籬の作り方NO529
意識上に顕れた (さくら)
2020-02-22 23:19:28
その後、喉の痛みがあり、、、少し迷いましたが、予定していた、仏像展覧会を観に行くことを取り消しました。
※この時に奈良の国立博物館は遠いので、近くの大阪市大宮神社近くの場所の彫刻展に行きました。
しかし、このパンフレットのお蔭で鞍馬の秘仏である毘沙門天を初めて見ました。
これは!困りますね。私が追っかけしている仏さまだと感じます。
それに、勝敵毘沙門天も東大寺ですからね。
書写山円教寺との関連も考えられますから。
双身毘沙門天のお供えは『昆布』なのですね。
宝珠と関係ありますね。
気持ちを合わせて国防祈願していきたいと願っています。私の場合は、宝珠や龍樹信仰が基礎となると思っています。2888