吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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奈良の三笠山と蘇我氏 No148

2010-08-27 23:01:19 | 日記
日月星のマークはもともとは武内宿禰由来であり、
それが蘇我氏が広めた妙見信仰により
日本中に広がっていたと考えているが、
明治36年制定の奈良市のマークにも日月星が描かれている。
その由来は昔、三笠山で鶯に三光の鳴き声を習わせたという
伝説にちなんだものだそうだ。※三光については「蘇我氏と鳥」参照の事
もしかすると三笠山は蘇我氏にゆかりがあるのではないかと思い
現在調査中である。
出所は不明であるが妹背山婦女庭訓では
蘇我入鹿の住居は三笠山御殿と呼ばれていたという。
ところでここでいう三笠山とは
若草山のことなのか御蓋山(春日山)のことなのかは良く分からない。
この三笠山には榎本明神が祀られているが
祭神は当地の地主神である巨勢津姫神となっている。
巨勢氏は武内宿禰の子孫である。
また春日=カスガは香菅とか微須賀で
飛鳥や斑鳩=三光鳥同様に蘇我氏由来だと考えられる。
三輪山で行なわれてきた天皇の祭祀を
三笠山=春日山での祭祀に変えたのは蘇我氏であると思っている。
藤原不比等は蘇我氏の来歴を徹底的に封印してしまったので
蘇我氏の本来の神祇祭祀は分からなくなっており
物部中臣大伴などの氏族より新しいのではないかと云われているが
勾玉祭祀は蘇我氏が司っていることは分かっているし
縄文に繋がる一族だと思っている。

蘇我氏と日月星については
蘇我氏と鳥
蘇我氏考察

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