10/12(水)ふくおかウォーキング協会楽しいウォークは、「地下鉄七隈線延伸(博多駅乗り入れ)」でした。
福岡市地下鉄七隈線は、橋本駅~天神南駅間12kmの区間で2005年(平成17年)開業しました。
天神南駅で空港線天神駅に乗り換えるのですが、これが約550mと長く(徒歩7~10分)早くから博多駅までの延伸が要望されていました。
福岡市は、延伸の要望を受け、天神南~(櫛田神社前)~博多駅間の1,4kmの工事着工を始めました。当初2020年(令和2年)開業予定でしたが、
2016年(平成28)道路陥没事故があり、工事が遅れていましたが、ついに来年(2023年)3月27日に開業することになりました。
今日のウォーキングは、地下鉄福大前から天神南駅を通り延伸区間の1.4kmを歩くというもの。
集合場所は、七隈線福大前駅、参加者39人。
コースは、福大前駅スタート~城南学園通り~別府西公園~別府橋通り~六本松公園~城南線~九電共創館~渡辺通~国体道路~(新駅)櫛田神社前~博多駅博多口迄の約10km。
コースは、城南学園通りを歩いていきます。城南学園通りは、中村学園大学(別府駅)と福岡大学(福大前駅)の2つの大学を結ぶ3,2kmの道路です。
別府の信号から別府橋に向かいます。
別府橋を渡ると中央区六本松です。
六本松は、古くは「早良郡鳥飼村大字谷六本松」と呼ばれ大正8年(1919)に鳥飼村から福岡市となりました。その昔、六本松の地名はこの辺りは「六本の松」の集団があったことから
付いたという文言が貝原益軒の「筑前国続風土記」に記載されています。遠征から戻ってきた福岡城下を目指す武士達が六本松辺りにたどり着いた時に何も目印が無いことから、
福岡に近づいた目印として松を植えたという説、鷹狩から帰る途中、現在の六本松辺りが寂しかった黒田藩主が「寂しい場所じゃ」と木も生えていない崖を見て「松を植えるがいい」と
6本の松を植えたとされ、その経緯で中央区六本松の名前が付いたとされる説などがあります。
六本松には、大正10年(1921)11月に福岡高等学校が設立され翌年4月に開校されました。この旧制福岡高等学校は、昭和24年(1949)の新制大学発足時に旧制高校が統合され、
九州大学の一部となり昭和38年(1963)に九州大学教養部が置かれて以来、九州大学の一般教養教育が実施されていました。
九州大学の西区への移転が決まり平成21年(2009)3月に閉校。旧制福岡高等学校から九州大学へ続いていた学びの杜(青陵の杜)は、88年の歴史に幕を閉じました。
跡地は平成22年(2010)3月に売却、平成29年(2017)3月よりマンション、大学院や科学館などの複合施設が順次オープン、平成31年(2019)までに福岡高裁、福岡地裁、
福岡地検等の司法関係施設が建設されました。(六本松の今昔物語より)
六本松から城南線を歩きます。
天神南駅までが現在の七隈線です。延伸工事は、国体道路からキャナルを通り博多駅に向かうルートです。
国体道路を歩いていると歩道側に凄い行列ができています。何の行列かな?と思い行列の先頭に行くと「Ⅰ、m donut」というお店です。
今年3月に東京中目黒にオープンし、5月に渋谷、そして10月1日に福岡にオープンしました。運営会社は福岡市内でベーカリーショップを運営している「アマムダコタン」です。
この行列だと3時間ぐらい並ばないといけませんね。(お年寄りには無理です(笑))
春吉橋です。この春吉橋、平成27年(2015)から架け替え工事が始まり、今年の4月10日に完成しました。
橋の「春吉橋」は、福岡市出身のタモリさんの揮ごうです。タモリさんのお父さんの名前が「春吉」でこの春吉橋には、親しみがあったそうです。
七隈線の新駅(櫛田神社前)は、キャナルに通じる所にできる予定です。周辺は、まだ工事中です。
12:20 博多駅にゴールしました。市街地を歩いたので信号に引っかかったりして予定より遅れてのゴールでした。
今日のGPSです。
そうですか、今月末福岡ですか、今月末だったら福岡の気候はとてもいい時です。早い所では、紅葉も見られると思います。
今週の政府による水際緩和で外国の方も来られています。福岡だったら以前は中国でしたけど、中国がまだ規制を緩和してないので今は、韓国の方が多いです。
テレビで放映してましたけど福岡の食べ物屋さんをよく調べていますね。私なんか行ったことがない店も訪問されていました。
11月になると大相撲の九州場所も始まりますので益々賑やかになると思います。楽しまれてください。