みなさんは 『 はちくまライス 』 なるものはご存知でしょうか?
最近流行のBグルメでもありません
今の若い人たちは知らないでしょうが、1980年代頃まではJR(当時は国鉄か...)の特急とかにはほとんどに“食堂車”なるものが付いていました。その名の通りレストランみたいなが車両があったわけです。今は“ブルートレイン”と呼ばれた寝台列車もほとんど無くなってしまったようで、それらは共に昔の人達にとって列車の旅での憧れであり良い思い出でありました
さて、問題の“はちくまライス”は、その食堂車において車掌さん達乗務だけが食べることが出来た“まかない料理”でした。忙しい業務の合間を縫っての食事であるだけでなく、車掌さんと言えども勤務の度にお客さんが食べているようなメニューをオーダーするほど良い収入でもないので、このはちくまライスが生まれたようです
基本はご飯に千切りキャベツが載り、そしてこれが重要“目玉焼き”が上に置かれるそうです。
今夜は晩ご飯は独り。
冷蔵庫を覗くとキャベツ、モヤシ、玉子、そして残ったご飯が目に入り“ピンッ”と来たわけです。
残念ながらモヤシがかなり危険な状態でしたので、キャベツと一緒に火を通してしまったのはご愛嬌。今夜は 『 ZUYA式はちくまライス 』 でございます。
どこかのデブ風に言えば“オン・ザ・ライス~”ってか?
※ちなみに“はちくま”とは落語の話に出てくる長屋の住民の名前(ハチさんとクマさん)らしく、“長屋に住むような人間でも気軽に腹いっぱい食える”と言うのが語源だそうで(他説あります)。