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なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

真っ白...

2011年04月09日 | Music & Life 

臨時収入が入った


いやいやそんな軽々しいものではなく、これはいわゆる失業保険である。ZUYAの崖っぷちブルース人生で2度目となる(なんの自慢にもならない...)。昔は映画 『 The Commitments(ザ・コミットメンツ) 』 (監督はアラン・パーカー)の中でジミーとディーン(サックス)が失業手当を貰うための行列で顔を合わせるシーンが妙にかっこよく思っていたのだが、現実は...絵にはならない


さて先ずは滞納していた昨年度の税金を払い終え、お世話になりっ放しの嫁に“気持ち”をお返しいたしました。そして、小遣いを握り締めたちびっ子が駄菓子屋に駆けて行くかのような、はたまた大空を翔るペガサスのように意気揚々とCD屋に走って行ったことはもはやこのブログの読者なら書くまでもなく想像するに難くないだろう


と言っても前述のようにこれは最低限の“生活費”である。普段の賃金とは訳が違うのだ。3時間じっくり池袋で3軒の中古店、1軒の新品販売店に行き吟味に吟味を重ね2枚の中古CDを購入。こう言うところは昔のZUYAではなく頭を使うようになった

1枚はダニー・ハサウェイで彼の死後に発売された 『 In Performance 』  要は未発表ライブ盤なのだがダニーはあの名盤 『 Live 』 ですら出来に満足せずレコード化を拒んだと言う。その彼が死んだ後にアウトテイクを発売されたなんて知ったら...と思うと買う気がしなかったのだが、嫁がこのアルバムが好きらしくつまり“公認”で購入できるので...買うことにした

In Performance
クリエーター情報なし
Atlantic UK




もう1枚はZUYAの人生で2度目のトライとなる、ボブ・ディランである。若い頃に(今も若いぞっ!)聴いたら全然ピンと来なくて、フォーク・ミュージックを敬遠するようになる原因となったのだ。その彼の名作と言われる 『 Highway 61 Revisited(追憶のハイウェイ) 』 を購入

これを選んだ理由は一つ。レコーディング・メンバー、収録曲がとてもZUYAに馴染みやすそうだから。マイク・ブルームフィールドが名を挙げることになり、ジミ・ヘンドリックスやジョニー・ウィンターがカバーしているからだ。2回聴いてみたがZUYAもやはり大人になったのだろう。少し聴けるようになった(笑)が、


“真っ白”ですやん




追憶のハイウェイ61
クリエーター情報なし
Sony Music Direct

弱気なのか、それとも...

2011年04月09日 | Music & Life 


最近、真夜中にふと目が覚めて眠れなくなる

不安で一杯になる

“俺はちゃんと歩いているのだろうか”と



いまの生活は嫁にはかなり負担をかけている

精神的ストレスや不安で子供に恵まれないこともある

耳慣れていた筈の“皮肉なコメント”も

最近はグサリと突き刺さる



音楽への関わり方を考える必要がある

それに対して不安なのは“重心”である

ただそれだけのために今まで自分のスタイルを貫いてきた

けれど新しい生活を選んだのも自分の意志なわけだ

『 責任 』

“重心”よりも大切なのだろう



今年に入ってよくセッションに参加するのだが

その場でも“これは何かのメッセージなのか”と思う時がある

他人のプレイ(ブルース)を聴いていると、ZUYAの拘る“重心”なんて

たいして音楽(ブルース)に関係ないのかも

明日またセッションに行くのだが


そんなことを考え続けている、ある春の夜明け前です