まだ梅雨明けが発表されていませんが、連日の真夏日です。おまけに関東地方では少雨で、夏の水不足が心配されています。一方で北九州はじめ各地で前例のない豪雨被害が頻発しています。梅雨と言えば、しとしと雨と教えられていましたが、最近の梅雨は完全に熱帯型に変身してしまいました。我が家のグリーンカーテンも、この真夏日に間に合わず、やっと今朝一番花を見ることができました。
ゴーヤの花言葉は「壮健」です。間もなく78歳の誕生日を迎えますが、私からは「強壮」は急速に離れてゆきます。先月股関節が痛みだし、歩行に留まらず、上体を傾けることさえ難しくなり、一時はこのまま車いす生活に陥るかと覚悟しました。かねて患っていた腰部脊柱管狭窄症の影響ではなく、股関節の軟骨摩耗が原因と診断され、炎症止め薬による対症療法で対処していました。最近軟骨が回復したのか、痛みは和らぎ、ラジオ体操がきちんとできるようになりました。狭窄症の痛みはいわゆる神経痛で、臀部、脇腹、脇胸、背中と異動する特徴があります。痛みが出ると、痛みの原因物質生成抑制薬の服用で凌いでいます。自分の歯は27本残っていますが、ボロボロで噛むと歯肉や歯根が痛み、食の楽しみも大幅に減退してしまいました。私の「壮健」は遠い過去のものとなりました。
「壮健」が遠のき始めたのは70歳以降です。石垣島勤務時代に同僚に誘われ、57歳でマラソンを始めました。「壮健」の象徴のようなマラソンでしたが、2009年4月のかすみがうらマラソンを最後にやめました。完走はしたのですが、ゴール後食堂で虚血症に陥り、救急車のお世話になってしまったのです。自己流でのマラソンが動脈硬化のげんいんとなり、やがて脳梗塞に繋がったものと考えています。今考えてみると、絵に描いたような「年寄の冷や水」でした。「壮健」を目指して過酷なスポーツをはじめる場合は、きちんとした指導者のコーチを受けるべきですね。
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