アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

2019年04月25日 | うちの庭では

我が家の土地の購入時に、既に生えていた藤で、樹齢は30年を越えています。毎年大きく蔓を伸ばして邪魔なので、掘り上げてポット植えにし、屋上に置いていますが、今年は25本も花穂をつけ咲き始めました。花言葉は「ようこそ美しき未知の方」です。

今年の国体は茨城県で開催されます。茨城県では、国体のために来訪される全国からのお客さんを花で歓迎するため、県民が育てたプランターを会場や沿線などに飾りようこそ美しき未知の方」運動を始めました。茨城は全国有数の農業県ですが、魅力度は全国最低という不名誉な実情なのです。国体を契機に魅力度向上に、県民の優しい心をアピールしたいのです。私は県の趣旨に大いに賛同し、高齢者クラブの会員に協力を呼びかけているのですが、反応は良くありません。これが県民性で、魅力度全国最低の遠因となっているのではでないでしょうか。

諺「来る者は拒まず、去る者は追わず」は、私の生き方をよく表しています。私の相手は、「来るもの」だけなのです。プランターの育成を協力してくれる会員が居れば、喜んで手伝ってもらい、協働を楽しみます。居なければ、私一人で育てます。「去る者」の顔色をうかがったり、おもねることは一切ありません。

転校や転勤が多かった日本での学生時代・現役時代には、私は多くの場合孤立状態に置かれていました。私の社交性に問題があるのかもしれませんが、未知の人間に対する警戒心が、日本人の国民性なのではないでしょうか。というのは、日本人が珍しいマレーシアやスリランカでは、わたしは暖かく受け入れられたのです。どちらもかつて、イギリスの植民地で、白人に支配され、搾取された経緯があり、欧米人にはコンプレックスがあります。ところが私は、両国を手助けするため、技術研究協力のため長期派遣されたので、現地の人達の目には、私は好意的にようこそ美しき未知の方に映ったようなのです。

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