アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

あなたは偽れない

2009年04月23日 | うちの庭では
近所の花好きの人から頂いたナルコユリが開花しました。花は小さ目で余り目立ちませんが、斑入りの葉が清清しい感じを醸します。宿根性でショウガのような地下茎を持っています。鉢植えにしていたナルコユリの地下茎を切り分けて庭の数箇所に移植した一つが写真の個体です。
ナルコユリの花言葉は「あなたは偽れない」とのことです。私は小学生低学年の頃まで時々オネショが止みませんでした。オネショをすると表情や態度に表れるらしく、母にたちまち見破られて着替えをされられたものです。私は生まれついての正直者だったのですね。母は「さっさと食べなさい」、「好き嫌いはダメ」、「何時まで遊んでいるの」、「歯を磨いたの」とこと細かく小言を言いました。幼い私にとっては真に五月蠅い存在でした。
最近は妻が母に似てきて、小言が五月蠅くなりました。主に服装に関することが多く、上着、シャツ、ズボン、靴などの取り合わせが悪いと言いのです。私は楽な服装が良いのですが、妻はシチュエーションによってそれに適した格好をしろと注文するのです。小言の対象になる子供が独立して居ないので、母性愛のはけ口を私に求めているのでしょうか。そうであれば、私は妻のストレスの解消に寄与しているのですから、五月蠅い小言を甘受することにしましょう。
背を丸め、うなだれた花をつけるナルコユリが、妻に小言を言われてうなだれる亭主に見えてきました。
うなだれて かしこまるのも 妻のため

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