アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ラズベリー

2016年06月15日 | うちの庭では

 庭でラズベリーの実が熟し始めました。毎年3~4キロの収穫があり、ジャムに加工して食卓を賑わしています。我が家の季節の定番味覚です。宿根性の二年草で、同じ場所に数年留まり、地下茎で移動してゆきます。移植など手を加えておりませんが、現在は元の位置から5メートルほど離れた2か所で繁茂しています。嫌土現象でしょうか。

 ラズベリーの花言葉は「深い後悔」です。舛添東京都知事が辞職することになりました。一連の政治資金不正疑惑も、金を払って雇った「第三者弁護団」の「合法だけど不適切」の弁護で益々疑惑は深まり、全与野党から不信任決議を突き付けられ、とうとう辞職に追い込まれたのです。使途に制約がない政治資金ザル法を甘く見たのが舛添の「深い後悔」でした。自民党にしても、民社党に大敗して下野していた時期に、新党を作り自民党を離脱した舛添を都知事に推薦したことが「深い後悔」になりました。また舛添を期待して知事に選んだ都民の80%が信頼を裏切られ、「深い後悔」をしているのです。舛添は、政治資金規正法と言うざる法に触れなければ何をしてもよいと考えていたようです。議員たちが手前味噌で作った大ザル法に、今回国民の批判を向けるきっかけを与えた功績は、舛添の唯一の功績と褒めてやるしかありません。

 信用していた人に裏切られた時、「深い後悔」に陥ります。私も信用していた男に、商品も領収書も受け取らず、うっかり代金を渡したばっかりに、持ち逃げされた経験があります。現ナマを目にすると、人の心は曲がってしまうことは本当にあるのだと思い知らされました。親しい仲でも、金の貸し借りはするものではないと、その時以来「深く後悔」しました。「飼い犬にかまれた」心境です。幼い頃母が「うそつきは泥棒の始まり」とよく言ったいましたが、きっと母も何か「深い後悔」を味わった経験があったのだと思います。うそをつくことは自分自身の人格を著しく貶めるばかりではなく、相手にも「深い後悔」をもたらすことを肝に銘ずることです。

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