
4月になり、雑草取りが忙しい季節になりました。花壇つくりには厄介な雑草ですが、我々生物の命を支えている恩人なので、感謝しなければなりません。草食動物が雑草を、それを肉食動物が食べ、地球上の動物は存在できるのです。人類も野菜や動物を食料に命をつないでいます。最近の新築住宅では、除草の手間を省くため、地面を広くコンクリートで覆っているケースが多く見られます。除草には多大の労力を要するので、この忙しい社会では仕方のない現象なのでしょう。
そんな風潮の中で、無農薬・無肥料・無潅水のオーガニックガーデンを好む私は、花壇の除草の際は、地上部だけ刈り取り、その場に伏せてマルチング材にしています。雑草の発芽と地上面蒸発を抑制するためです。残った根は、根域から水分とともに養分を吸い上げ、地上部を育て、再び除草されます。この繰り返しは、雑草が地中養分を地表に引き上げ、耕耘作業をしているようなものです。地中の根は土壌微生物や小動物を育て、土壌を肥やします。特にミミズは1日に体重に匹敵するくらいの土を食べ、地中に穴を開け、糞を地表に排出して、耕耘作業に加わります。こうして3年間に1mm程度の肥沃な表土が作られてゆくのです。
花壇には、定期的に除草していれば、草花と雑草が混在するようになりますが、お互い助け合って育つようで、草花の生育には余り害にはならないようです。天敵も育ち易く、害虫被害も目立ちません。花壇作業は、老いた私には体力・認知機能の維持に最適なのです。
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