鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

リカバリートレーニングにてランニング

2016年04月11日 | Weblog
午前練習


広島戦に出場した一部のメンバーはリカバリートレーニング、その他のメンバーは、ミニゲームやシュートトレーニングを行いました。



チンチロリン


リカバリー走を行うメンバーである。
柳沢コーチを先頭に走っておる。
夢生の腿のテーピングがなくなっておる。
もう無事と考えて良いのであろうか。
昨日は、若干本調子ではないように見受けられ、途中交代となった。
打撲の影響があったように感じられる。
夢生本人としては不本意であったであろう。
時節・湘南戦では、激しく躍動する夢生の姿を拝みたい。
楽しみにしておる。


チンチロリン

存在感を放つ21歳のアタッカーは、第1ステージ制覇の鍵を握る男かもしれない

2016年04月11日 | Weblog
【鹿島】4月に入り、その才能も開花?“9日間で4ゴール”と絶好調のカイオの凄味
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2016年04月11日


「逆サイドを狙って撃ったけど、上手くニアを抜けた」。


広島戦では途中出場から2ゴール・1アシストと結果を出したカイオ。期待どおりの活躍ぶりでチームを完勝に導いた。写真:徳原隆元

 9日間で4ゴール――4月に入ってから、カイオの勢いが止まらない。

 4月2日の第1ステージ5節・川崎戦では、相手のクリアミスを見逃さず、豪快なボレーで今季初ゴールを決めてみせた。

 同6日のナビスコカップ3節・名古屋戦では、自身とのワンツーで抜け出した土居聖真のシュートは相手GKに防がれるも、そのこぼれ球に素早く反応して、ネットを揺らす。

 その4日後のリーグの6節・広島戦は、ベンチスタートとなった。1-1で迎えた後半のスタートからピッチに立つと、57分には正確なクロスで柴崎岳のゴールをお膳立て。そして61分には、自ら左サイドを突破し、目の前のDFをかわして角度のないところから左足を一閃。放たれたボールはGK林卓人の伸ばした手を弾いてゴールに吸い込まれた。

 さらに終了間際には、自陣からドリブルで相手ゴール前まで持ち運び、最後は柴崎の横パスを受けてシュート。これはDFにブロックされたが、すぐにこぼれ球を拾い、左足で丁寧に流し込んだ。

 広島戦の自身の1点目を、「(柴崎のゴールの)アシストもあり、クロスを限定されると思った。だから左に切り替えして、逆サイドを狙って撃ったけど、上手くニアを抜けて良かった」と振り返る。パンチ力のあるシュートはもちろん、相手の逆を取るクレバーなファインゴールだった。

 ここまでカイオが得点したゲームで、鹿島はまだ負けていない。川崎戦は追いつかれてドロー(△1-1)に終わったが、名古屋戦(○3-1)、そして今節の広島戦(○4-1)は完勝を収めている。そのゴールで、貴重な勝点をチームにもたらしているのだ。

 もっとも、その貢献度は、目に見える結果だけでは推し量れないものがある。ボールを足もとに収めれば、軽やかなステップと緩急をつけたドリブルでDFを翻弄。多彩なパターンで相手を抜き去り、多くのチャンスを築いて、攻撃をリードする。

 時に、エゴイスティックに映るプレーも、攻撃に勢いをもたらしているのは間違いなく、対戦相手が最大の注意を払わなければならない選手のひとりだ。キレのあるパフォーマンスからは、コンディションの良さがうかがえる。

戦術の選択肢を広げてくれる戦力として重宝。


ボールスキルの高さはチーム屈指。鮮やかなフェイントで敵を抜き去り、ゴールチャンスを演出する。写真:徳原隆元

 開幕から3試合は、広島戦同様、ベンチスタートだった。その間、ゴールこそなかったが、1-0でG大阪を下した開幕戦では、途中出場から鈴木優磨の決勝点をアシストする活躍を見せている。

 先発で起用されれば、序盤からアグレッシブな仕掛けで主導権を手繰り寄せ、途中出場では流れを変える切り札として機能。指揮官からすれば、戦術面の選択肢を広げてくれる戦力として重宝したくなるだろう。

 4-4-2システムの鹿島において、現時点で2列目の攻撃的MFは、カイオ、遠藤康、中村充孝、鈴木の4人がしのぎを削る状況だ。

 リーグ戦の6節までのプレータイムを見れば、445分(6試合・0得点)の遠藤がトップ。以下、カイオ(300分/6試合・3得点)、中村(267分/4試合・0得点)、鈴木(101分/5試合・1得点)と続く。

 このセクションでは遠藤が軸となり、鈴木がジョーカー的な役割を担う。もうひとつの枠をカイオと中村が争う構図で、例えば広島戦では、相手の2シャドーと配球力に優れる青山敏弘を中心とした相手の攻撃力の対策として、「守備のポジションどりが非常に良い遠藤選手と中村選手を(先発で)起用」(石井監督)。そして「後半は1-1だったので、さらに攻撃的な選手を入れるということで、カイオ選手を起用した」(同監督)。

 今はまだ、カイオは絶対的なファーストチョイスではない。しかし、広島戦で見せたハイパフォーマンスなど、誰よりも決定的な仕事が期待できる選手でもある。

 いかなるシチュエーションでも攻撃面で存在感を放つ21歳のアタッカーは、第1ステージ制覇の鍵を握る男かもしれない。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)



チンチロリン


カイオについて記す、サッカーダイジェストの広島氏である。
今季のカイオの起用法、そして活躍について綴る。
カイオの躍動は誰の目にも明らか。
これほどの選手を御するのは指揮官としても思慮するところであろう。
石井監督としては、アツと競わせる形で、コントロールしておるように映る。
単にレギュラーに据えてしまっては、成長を頭うちさせてしまうのではなかろうか。
事実、ガンバ戦に於いても広島戦でも、途中出場で結果を出しておる。
出場機会に飢えさせるように仕向け、才能を爆発させておるのではなかろうか。
単なる助っ人ではない。
若きタレントを上手に起用し、成長と共にチームの勝利をつかんでおるのだ。
この先、途中出場でも、先発でも、素晴らしいクオリティでチームを躍進させてくれるであろう。
カイオの更なる成長と活躍に期待大である。


チンチロリン

鹿島ユース 開幕戦勝利

2016年04月11日 | Weblog
[プレミアリーグEAST]王者・鹿島ユースが快勝発進、青森山田は流経大柏に3-0勝利:第1節2日目
16/4/10 18:55

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEAST

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは10日、第1節第2日の3試合を行い、昨年のプレミアリーグEASTとチャンピオンシップで優勝している鹿島アントラーズユース(茨城)は同3位の大宮アルディージャユース(埼玉)と対戦した。鹿島は前半6分、DF荒川弘大朗の右FKをDF井村瞭介が頭で合わせて先制すると、8分にも10番FW須藤翼が加点。このリードを守った鹿島が2-0で快勝した。

 昨年2位の青森山田高(青森)は流通経済大柏高(千葉)と対戦。3-0で快勝した。前半16分にFW鳴海彰人のゴールで先制すると、後半には10番MF高橋壱晟と交代出場MF佐々木友が加点。守っては流経大柏をシュート1本に封じた。

 14年優勝の柏レイソルU-18(千葉)と昇格組の横浜F・マリノスユース(神奈川)との一戦は前半42分にMF薄葉迅人のPKで横浜FMが先制。だが、柏は後半39分にMF中村陸が同点ゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込んでいる。

9日には第1節1日目の2試合が行われた。昨年4位の市立船橋高(千葉)が昇格組のアルビレックス新潟U-18(新潟)に4-0で快勝。前半33分と36分にMF野本幸太が連続ゴールを奪った市立船橋は45分にもU-17日本代表DF杉山弾斗が直接FKを決めて加点。後半には交代出場のFW有田朱里がダメ押しゴールを決めた。

 また、FC東京U-18(東京)対清水エスパルスユース(静岡)戦は0-0の後半41分、右CKから交代出場MF鈴木魁人が決めて清水が先制。この1点を守った清水が1-0で勝っている。

 【プレミアリーグEAST第1節】(4月9日)
[味の素スタジアム 西競技場]
市立船橋高 4-0 アルビレックス新潟U-18
[市]野本幸太2(33、36分)、杉山弾斗(45分)、有田朱里(86分)

[味の素スタジアム 西競技場]
FC東京U-18 0-1 清水エスパルスユース
[清]鈴木魁人(86分)

(4月10日)
[アミノバイタルフィールド]
大宮アルディージャユース 0-2 鹿島アントラーズユース
[鹿]井村瞭介(6分)、須藤翼(10分)

[味の素スタジアム 西競技場]
流通経済大柏高 0-3 青森山田高
[青]鳴海彰人(16分)、高橋壱晟(77分)、佐々木友(90分)

[味の素スタジアム 西競技場]
柏レイソルU-18 1-1 横浜F・マリノスユース
[柏]中村陸(84分)
[横]薄葉迅人(42分)

高円宮杯U-18プレミアリーグEAST 昨年度の上位陣が完封発進
2016年04月11日

高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグが4月9日(土)に開幕し、2日間にわたって5試合を東京都内で開催しました。
2014年、2015年ともにEAST4位で上位を保った市立船橋高校(千葉)はアルビレックス新潟U-18(新潟)と対戦。立ち上がりこそ両者とも慎重に試合を運びましたが、市立船橋が流麗なパスワークで徐々に新潟を押し込んでいきます。33分には左サイドを突破した野本幸太選手が中央に切れ込んでシュート。市立船橋に先制点をもたらすと、野本選手はその3分後にもゴールを挙げました。前半終了間際の45分には杉山弾斗選手の直接FKが決まり、市立船橋が3点をリードして前半を折り返します。後半、堅守で新潟の反撃を抑えつつ、さらに1点を加えた市立船橋が4-0で初戦を飾りました。
風が強くなってきた中で行われたFC東京U-18(東京)と清水エスパルスユース(静岡)の一戦、前半は風上の清水が優勢に試合を進めます。セットプレーからFC東京ゴールに迫り、前半だけで8本のシュートを放ちますが、相手の粘り強い守備の前にゴールを割ることはできませんでした。一方、「普段どおりのサッカーを見せよう」と開幕戦に臨んだFC東京も初戦の緊張からやや硬く、なかなかペースをつかめないまま前半を終えます。勝敗を分けたのはセットプレーでした。86分、清水は平松昇選手のCKを立田悠悟選手が折り返し、最後は途中出場の鈴木魁人選手がスコア。清水が1-0で接戦をものにしました。

4月10日(日)は3試合が行われました。昨年度の王者・鹿島アントラーズユース(茨城)は大宮アルディージャユース(埼玉)と対戦。「昨年から選手が大幅に入れ替わり、不安もあった」(鹿島・熊谷浩二監督)という中、序盤から効率的に得点を重ねます。6分、荒川弘大朗選手のFKに井村瞭介選手が合わせて先制すると、その2分後には須藤翼選手がボレーシュートで加点。鹿島が2本のシュートで2点を奪いました。この後、鹿島は「1対1で負けなければ大丈夫」(井村選手)と昨年のチームをほうふつさせる堅守を披露。大宮をシュート3本に抑え込んで勝利しました。



昨年、EAST2位に食い込んだ青森山田高校(青森)は同じ高体連勢の流通経済大学付属柏高校(千葉)と対戦しました。ボールを動かしてチャンスを伺う青森山田に対して、流経大柏は速攻に得点機を見出そうとします。試合が動いたのは16分。相手陣内でボールを奪った青森山田の嵯峨理久選手が前線の鳴海彰人選手に縦パスを供給、鳴海選手は相手CBに寄せられながらも、落ち着いてゴールを射抜きます。先制点で楽になった青森山田は後半も2点を加え、3-0の完封勝利。相手をシュート1本に抑えるなど、攻守とも充実した内容になりました。

14年のチャンピオン・柏レイソルU-18(千葉)と横浜F・マリノスユース(神奈川)の一戦は、最後まで試合の行方が分からない接戦に。横浜FMは42分、薄葉迅人選手のPKで先制に成功。この後も、高い技術を誇る攻撃陣が終始相手を押し込みますが、柏のGK猿田遥己選手の再三にわたる好守に遭い、追加点を挙げることができません。対する柏は最少失点にとどめたことで徐々に自信をつけ、後半は積極的に交代のカードを切って反撃に出ます。84分には途中出場の中村駿太選手のパスに中村陸選手が合わせて同点に。1-1で終わりましたが、果敢に横浜FMゴールに迫り、会場を盛り上げました。

監督・選手コメント
熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
今年のチームは、昨年と比べて全体的に戦力が落ちます。大宮という強豪を相手に正直、「相当厳しいんじゃないか」と思っていたので、とにかく勝つことができてよかったです。試合の主導権を争っていた中、早い時間帯にワンチャンスをものにできたことが大きかったと思います。リードした後の試合運びにはまだ課題が山積みですが、相手に決定機を与えず、最後まで集中を切らさなかった点は次節以降につながるはずです。

井村瞭介 選手(鹿島アントラーズユース)
今日の試合を迎えるにあたって、自分たちは決してチャンピオンではなくチャレンジャーだということを意識して臨みました。地に足をつけていたからこそ、結果を残すことができたのだと思います。(ゴールシーンは)最初のセットプレーのチャンスだったので、思い切りボールに向かっていこうと。それが得点につながって率直にうれしいです。大宮という強豪相手に無失点で試合を終わらせられたことも、自信になると感じています。


高橋壱晟 選手(青森山田高校)
開幕戦ということで少し硬さもありましたが、勝つことができてよかったです。2点目の場面は拮抗した展開が続いていて、「ここで自分が点を取れば、主役になれる」と狙っていました。今年から背番号10を任され、責任を感じています。歴代のナンバー10のような武器はありませんが、誰よりも走ってチームの勝利に貢献したい。サッカーは一人一人の選手がいて成り立つスポーツなので、チームのために全力を尽くします。

永井俊太 監督(柏レイソルU-18)
選手たちは試合序盤、緊張からか硬くなっていましたね。対戦相手の能力が想像していた以上に高いと感じたのかもしれません。それでも、ハーフタイムに「後半は自分たちらしくプレーしよう」と声を掛けたら、選手たちもそれに応えてくれました。パスを回して、徐々に自信を深めた結果、今回の引き分けにつながったと思います。終盤はシュートで攻撃を終える回数が増えましたし、しっかりと戦い切ったことで、試合後は充実感が漂っていました。
鈴木淳 地域ユースサブダイレクター(高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグ テクニカルスタディグループ)
開幕戦という独特の雰囲気や、春先でチームが固まっていないことも手伝ってか、慎重に試合を運ぶチームが多かったように思います。選手個々のレベルは高いので、高校生らしいアグレッシブなプレーに期待したいです。自分たちは東京オリンピックの主役を担う年代なんだと自覚を持ってもらいたいと思います。



チンチロリン


プレミアリーグEAST開幕戦を2-0にて快勝した鹿島ユースである。
残留が目標と言う指揮官の下、アウェイにて勝ち点3を得たことは大きい。
昨年の王者としてマークも厳しい中で、得点を重ねた精神力も賞賛すべき所。
地道に勝ち点を積み重ね、成長していくのだ。
期待しておる。


チンチロリン

カイオのゴール、ノミネート

2016年04月11日 | Weblog
【ベストゴールノミネート】カイオ(鹿島)「2016 J1リーグ 1st 第6節」
2016/04/11

【ベストゴールノミネート】
カイオ(鹿島)
2016年4月10日(日)
2016 J1 1st 第6節
鹿島×広島(カシマ)61分



チンチロリン


Jリーグ 1stステージ 第6節のベストゴールにノミネートされたカイオの1点目である。
左サイドを突破し、ほぼ0度に見えるところからキーパーの腕を弾き飛ばしての強烈なシュートは滅多に観られるものではない。
カイオの才能は更に開花し、助っ人としての実力を示しておる。
これだけのプレイを見せつけられては、歓喜と共に不安にもさせられる。
欧州からのオファーが来るのではないか、中国リーグの爆買い対象となるのではないか、などなど。
できれば、長く鹿島に在籍して欲しい。
カイオと共にタイトルを獲り続けたい。


チンチロリン

広島戦報道

2016年04月11日 | Weblog
鹿島2位浮上 昨季王者広島を4発粉砕/鹿-広6節
[2016年4月10日19時10分]


前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島FW土居(撮影・野上伸悟)

<明治安田生命J1:鹿島4-1広島>◇第1ステージ第6節◇10日◇カシマ

 3位鹿島が、昨季王者の7位広島を本拠に迎えた。

 先制は鹿島だった。前半8分、今季初先発のFW土居聖真(23)が決めた。DF西のパスを受けて反転して抜け出すと、右から低いクロス。DF塩谷にはね返されたが、クリアボールをワントラップしてから、右足ボレーで突き刺した。

 広島も追いついた。リーグ3戦連発中のFWピーター・ウタカ(32)が塩谷の縦パスで抜ける。DF昌子を簡単にかわすと、右足でゴール左に蹴り込んだ。連発を4試合に伸ばし、塩谷と笑顔でたたえ合った。

 前半は1-1で折り返したが、後半12分に鹿島が勝ち越す。後半開始から投入されたMFカイオが左サイドから浮き球パス。ファーサイドに走り込んだMF柴崎岳(23)が、跳躍から頭を振って押し込んだ。現在は代表から外れているが、均衡を破る一撃に、視察していた日本代表ハリルホジッチ監督と霜田ダイレクターも笑みを浮かべた。

 さらに16分、再び左サイドを突破したカイオがゴールライン際から左足でシュート。GK林はクロスを警戒していたのか反応が遅れ、はじいたボールはゴールネットに飛び込んだ。後半ロスタイム3分にもカイオが左足で決めて、試合は終了。この日は1万9766人が訪れて鹿島のリーグ入場者数が通算700万人に達した中で、4発快勝した鹿島が2位に浮上した。

鹿島4発!柴崎、ハリル御前でリーグ初のヘッド弾
[2016年4月10日22時43分]


後半、ゴールをヘディングで決める鹿島MF柴崎。左は広島MF柏(撮影・野上伸悟)

<明治安田生命J1:鹿島4-1広島>◇第1ステージ第6節◇10日◇カシマ

 3位鹿島が7位広島を4発で粉砕し、2位に浮上した。

 前半8分に今季初先発のFW土居聖真(23)が先制。1-1とされて迎えた後半12分に決勝点が生まれた。後半開始から出場のMFカイオ(21)が左サイドから浮き球パスを送ると、ファーサイドのMF柴崎岳(23)が頭で押し込んだ。視察していた日本代表ハリルホジッチ監督が「うれしかった」という一撃は、柴崎にとってリーグ初のヘディング弾。「カイオがいい仕掛けをしてくれたので、相手(マークしたMF柏)の前に入って、しっかりシュートしようと思っていた。すべてがマッチしたゴール」と自賛した。

 後半の16分とロスタイム3分にはカイオが2点を奪い、終わってみれば昨季王者を4発で圧倒。浦和を得失点差で抜き、2位に浮上した。1万9764人が訪れて鹿島のリーグ入場者数が通算700万人に達した中、攻守に手応えをつかむ内容で4勝目を挙げた。

鹿島MF土居、今季初先発で復帰弾「心は泣いてた」
[2016年4月11日7時15分 紙面から]

<明治安田生命J1:鹿島4-1広島>◇第1ステージ第6節◇10日◇カシマ

 今季初先発の鹿島MF土居が復帰1号を決めた。

前半8分、MF中村へ出したパスのはね返りを右足ボレー。昨年10月に左の第2中足骨を折って以来の得点に「コースは見ず、思い切り蹴っ飛ばしました」と照れ笑いした。前節2日の川崎F戦は2度の決定機を外して引き分けに終わっていただけに「涙は出なかったけど、心は泣いていました」と復帰ゴールを喜んだ。

柴崎リーグ初頭弾 ハリル御前で鹿島を2位に導いた
[2016年4月11日7時1分 紙面から]


後半、チーム2点目のゴールをヘディングで決める鹿島MF柴崎。左は広島MF柏

<明治安田生命J1:鹿島4-1広島>◇第1ステージ第6節◇10日◇カシマ

 鹿島MF柴崎岳(23)がリーグ初のヘディング弾を決めた。1-1とされて迎えた後半12分、左サイドのMFカイオから届いた柔らかい浮き球に合わせて跳躍し、力強く頭を振ってゴール右に押し込んだ。これまで右足12点、左足2点。「ACL(15年3月18日の広州恒大戦)ではあったけどリーグ戦は記憶にない」と言った通りの一撃だった。

 昨年10月を最後に日本代表から遠ざかる。課題の1つが高校時代から苦手と認めるヘディングで、意識を変えた。「頭での得点は頻繁にあることではない。ただ、狙う準備はしていた。パターンを増やしていくために」。奇遇にも御前試合で決めた。視察したハリルホジッチ監督はゴール直後、笑顔になり「うれしかったし、続けてほしい。岳にとって、良い試合だった」と満足。柴崎も「代表を意識していないことはないけど、まずはチームが一番。1歩ずつです」と、復帰に向けて前進した。

 昨年4月から1年近くアウェーで負けていなかった広島に土をつけ、得失点差で浦和を抜いて2位に浮上した。立役者の柴崎にとっては新10番としての初得点でもあったが、常勝軍団復活が託された使命だけに、満足できない。「順位が頭ひとつ抜け出せるよう次も勝たないといけない」と、即座に16日の湘南戦へ照準を定め直した。【木下淳】

鹿島・柴崎、自身リーグ戦初のヘディング弾!「一歩ずつ」

柴崎が自身リーグ戦初のヘディング弾。ハリル監督の前で代表復帰をアピールした (撮影・大橋純人)

 明治安田J1第1ステージ第6節(10日、鹿島4-1広島、カシマ)鹿島のMF柴崎が宙を舞った。後半12分、MFカイオの左クロスに合わせてジャンプ一番。高い打点のヘディングシュートで、豪快にゴールネットを揺さぶった。

 「しっかり飛び込むことを意識した。(クロスとシュートの)すべてがマッチした」

 昨季王者相手に前半は1-1。柴崎は中盤で攻守に奮闘した。後半に入るとより積極的にゴールへの姿勢を見せ、自身リーグ戦初のヘディング弾。今季から背負う「10番」での初ゴールに「これを機に得点パターンを増やしたい」と自覚をみせた。

 日本代表には昨年10月8日のロシアW杯アジア2次予選(対シリア)以降、招集がない。視察したハリルホジッチ監督は「うれしい。(柴崎)岳にとっていい試合だった」と評価。シャイな柴崎も「チームのプレーが一番」と話しながらも「意識しないことはない。まあ、一歩ずつ」と代表復帰への思いを口にした。 (一色伸裕)


前半、先制ゴールを決める鹿島・土居(左)=カシマ


後半、4点目のゴールを決め、土居(左)と柴崎(中央)に祝福される鹿島・カイオ=カシマ


後半、3点目のゴールを決め駆け出す鹿島アントラーズ・カイオ=茨城県鹿嶋市のカシマサッカースタジアム(撮影・大橋純人)


後半、3点目のゴールを決めサポーターの声援に応える鹿島アントラーズ・カイオ(右)左は山本=茨城県鹿嶋市のカシマサッカースタジアム(撮影・大橋純人)


柴崎 頭で今季初ゴール!視察ハリル監督も「うれいいです」
明治安田生命 J1第1S第6節 鹿島4―1広島 (4月10日 カシマ)


<鹿島・広島>後半12分、ヘディングでゴールを決める鹿島MF柴崎(右)
Photo By スポニチ


 鹿島MF柴崎が、今季初得点となる勝ち越しゴールを決めてチームを大勝へと導いた。

 1―1の後半12分、左サイドからのMFカイオのクロスを珍しく頭で押し込んだ。「相手(DF)の前に入ることを意識した。全てがマッチした得点だった」と、胸を張った。ヘディングでの得点は昨年3月18日、ACLの広州恒大戦で決めて以来、公式戦2得点目で、J1では初。「いい感覚をつかめた。これからいろいろなパターンを増やしていければ」と話した。

 この試合を視察した日本代表のハリルホジッチ監督は「(柴崎が得点し)うれしかったです。続けてほしい」と、頬を緩めた。3月のW杯アジア2次予選では日本代表から外れたが「一歩ずつ。意識していないことはない」と柴崎。6月のキリン杯での復帰へ向けて、アピールを続けていく。
[ 2016年4月11日 05:30 ]

【鹿島】柴崎Vヘッド!視察のハリル監督も満足「続けて欲しい」
2016年4月11日6時0分 スポーツ報知

 ◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第6節 鹿島4―1広島(10日・カシマスタジアム)

 鹿島MF柴崎岳(23)が決勝ゴールを決めた。1―1で迎えた後半12分、クロスを頭で合わせた。ヘディングの得点はリーグ初。「良いクロスが来た。すべてがマッチして生まれた得点だった」。視察に訪れた日本代表のハリルホジッチ監督から「うれしかった。(柴崎)岳が良い試合だった。続けてほしい」とエールを送られた10番は「まぁ一歩ずつ」と代表復帰に結果を残し続けることを誓った。



チンチロリン


岳一色の各紙である。
決勝点となったヘディングは、リーグ戦では初であった。
ACLでこそ記録しておるものの、岳には珍しいシーンであった様子。
カイオのクロスが完璧であったことも事実であるが、あのシーンでゴール前まで走り込んだ岳の運動量が光った。
岳の良さがよく伝わったゴールと言えよう。
この試合、ハリルホジッチ日本代表監督が観戦しており、ゴールもさることながら的確な配球と運動量に満足したのではなかろうか。
次回の招集時に名前が挙がるやも知れぬ。
また、聖真のコメントも報じられておる。
昨季は負傷にて2ndステージの後半を棒に振り、今季もキャンプにて負傷し、出遅れておった。
その苦難を乗り越えて、ゴールを決めた姿は日本人の心を強く打つ。
特徴であるアジリティを活かし、今後もゴールを積み重ねて行くであろう。
楽しみにしておる。


チンチロリン

サッカーダイジェスト 広島戦寸評

2016年04月11日 | Weblog
【J1採点&寸評】鹿島4-1広島|後半に攻撃陣が爆発した鹿島。カイオの2発など大量4ゴールで広島を圧倒
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2016年04月10日


鹿島――2得点・1アシストのカイオがMOM。攻撃陣は高い評価も、失点に絡んだ昌子、ミキッチに翻弄された山本は厳しく評価。


【警告】鹿島=小笠原(85分) 広島=宮吉(87分)【退場】なし【MAN OF THE MATCH】カイオ(鹿島)


ヘッドで値千金の決勝点を決めた柴崎(10番)は、守備面でも貢献。広島のキーマンである青山(6番)を自由にさせなかった。写真:徳原隆元


【チーム採点・寸評】
鹿島 7
 前半は1-1で終えたが、後半に攻撃陣が爆発。柴崎のヘディングシュートで突き放すと、後半から投入されたカイオが2ゴールをゲット。チャンスを確実に決め切る決定力の高さで難敵をくだした。

広島 5
 先制を許す展開も、P・ウタカの一発で前半のうちに追いついてみせる。しかし、後半は鹿島の攻撃力の前になにもできず。ACLの疲れが響いたのか、攻撃でも守備でも迫力を欠いたままだった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 6
素早いフィードが光ったが、相手に渡すキックミスでピンチを招く場面も。ウタカとの1対1は懸命なセーブも阻止できず。ただし、後半は安定感を取り戻した。

DF
22 西 大伍 6
献身的にパスコースを作っては、受けて、捌いてと、テンポ良くボールを動かす。中に絞ってのプレーも効果的だった。

23 植田直通 6
的確な読みで裏のスペースをケア。前に出ていっても対人の強さで敵の侵入を阻止。1失点したものの、最後まで集中力を切らさなかった。

3 昌子 源 5.5
縦パスを受けるP・ウタカを止めようとしたが、簡単に入れ替わられて失点につながる失態。タイトな守備を見せた反面、不用意なボール逸もあり、どこかピリッとしないパフォーマンス。

16 山本脩斗 5
ミキッチとのマッチアップで苦戦を強いられる。攻め上がってもパスをつなげられず、攻守両面で低調な出来だった。

MF
10 柴崎 岳 6.5
常に落ち着き払って中盤を構成。攻撃の強度を上げた後半、カイオのお膳立てからストライカーばりのヘディングシュートでネットを揺らした。

40 小笠原満男 6
相手ゴール前でのミドルパスが冴える。柴崎との距離感や全体のバランスを意識しながら、攻守をつないだ。

25 遠藤 康 6(88分OUT)
中村のクロスをヘッドで折り返し、土居の決定機を演出するなど、周囲を活かすプレーで攻撃にリズムをもたらした。ただ自身も積極的に狙いにいってもよかった。

13 中村充孝 5(45分 OUT)
貪欲にシュートを打つ姿勢は見せた。しかし精度と威力がやや足りなかったか。目立った働きを示せないまま、前半のみで交代。

FW
33 金崎夢生 5(72分OUT)
果敢にゴールに向かうアグレッシブさも、イージーなミスで流れを切るシーンが散見。今日はどこか〝乗り切れていない″印象だった。

8 土居聖真 6.5
今季リーグ戦初先発で、期待に応える先制点。相手の中盤と最終ラインのギャップに入り、パスを引き出すポジショニングも見事だった。

交代出場
MF
7 カイオ 7(46分IN)
狙いすましたクロスで柴崎のゴールをアシスト。さらに単独突破から左足で叩き込み、終了間際にもダメ押し点。2得点・1アシストの活躍でチームを完勝に導いた。

FW
18 赤秀平 5.5(72分IN)
悔しいスタメン落ち。途中出場から何度かカウンターのチャンスはあったが、欲しかった“結果”は得られなかった。

MF
6 永木亮太 -(88分IN)
限られたプレータイムのなか、サイドで相手を追い詰めるなど、主に守備面で奮闘を見せ、クローザー役を全うした。

監督
石井正忠 6.5
土居、カイオの起用が当たり、盤石の勝点3。相手につけ入る隙を与えず、攻撃面でチームを躍動させた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

広島――同点弾のP・ウタカのみが及第点。柴崎、柏、水本の“左サイド”はとりわけ不出来に終わった。

【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 5
飛び出しの良さなど好プレーはあった。ただ、ニアを突かれたカイオのシュートは止めたかった。大量4失点と悔しい結果に。

DF
33 塩谷 司 5
気の利いたカバーリングや球際の厳しさは見せたが、鹿島の勢いを撥ね返せず。機を見た攻め上がりも功を奏さなかった。

5 千葉和彦 5.5
序盤にCKから惜しいヘッドを放つ。守備ではタイトなディフェンスで必死に阻止しようとしたが、実を結ばなかった。

4 水本裕貴 5
最初の失点の場面では、土居の鮮やかな反転をストップできず。組織的な守備を構築できずに、ビルドアップもままならなかった。

MF
14 ミキッチ 5.5(72分OUT)
持ち前の突破力で右サイドからチャンスを演出。対面の山本を翻弄し、カットインからのクロスも悪くなかったが、ゴールには結びつかず。

6 青山敏弘 5.5
相手の執拗なマークに苦しむ。それでも、確かなテクニックで相手をかわして好パスを配球し、攻撃を組み立てようとしたのだが……。

37 宮原和也 5(79分OUT)
特筆すべき働きはなかった。ボールのないところでも惜しみなく走り回り、要所でプレーに絡んだが、反撃の糸口を見つけられなかった。

18 柏 好文 5
ルーズな対応でセットプレーを与え、2失点目では走り込んでくる柴崎を抑えられず。攻撃面でも良いところは少なかった。

30 柴晃誠 5
鹿島の連動した守備組織に手を焼いた。自由にプレーできるエリアは限られ、なかなか前を向いてボールを運べなかった。

25 茶島雄介 5.5(69分OUT)
ニアサイドに入り込んだ時の〝鋭さ″と、巧みなターンは可能性を感じさせたが、決定的な仕事はできなかった。

FW
9 ピーター・ウタカ 6
昌子を完璧にかわして、同点弾をゲット。中盤との関係性も良く、佐藤投入後はシャドーでプレーし、正確なパスを供給するなど、及第点を与えてもいいだろう。

交代出場
FW
11 佐藤寿人 5(69分IN)
前線で我慢強くチャンスを待った。しかし、思うようなパスが届かずに、シュートゼロと不甲斐ない結果に終わった。

MF
16 清水航平 5.5(72分IN)
ミキッチと同様、右サイドからの仕掛けで活路を見出そうとしたが、もう一工夫が足りずに、相手を慌てさせることはできなかった。

FW
31 宮吉拓実 -(79分IN)
攻撃を活性化しようと試みるも、インパクトを放てたとは言えず。味方とのコンビネーションも機能させられなかった。

監督
森保 一 5
2点差をつけられた段階で立て続けに攻撃的なカードを切ったものの、描いていた展開にはならず。チームを蘇生させられなかった。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)



チンチロリン


サッカーダイジェストの広島氏による広島戦の寸評である。
2G1Aのカイオに最高評価とMOMが与えられておる。
後半からの出場で試合を決める勝ち越し弾を演出し、追加点を重ねた姿はまさに助っ人と言って良かろう。
カイオの投入で、前半は良いように前に出て来られた広島のミキッチを押し込めることが出来、采配的にも的中であった。
また、ゴールを決めた聖真と岳にも高い評価が与えられておる。
負傷により出遅れておった聖真は、ここに来てコンディションが上がってきており、主軸として活躍してくれよう。
岳に関しても、今一歩波に乗り切れておらぬ印象があったが、この試合ではチームの中心選手としての格の違いが伝わって来た。
運動量、攻守の切り替え、全てが申し分ない。
そして、チームが一つにまとまっておることが感じられる。
この勢いで更に勝利を積み重ねて行こうではないか。
期待しておる。


チンチロリン

バロン、この環境でサッカーができる選手が羨ましい

2016年04月11日 | Weblog
日本で288試合134得点の“最強助っ人”がJリーグ観戦「この環境でサッカーができる選手が羨ましい」
2016年04月10日(日) 08時39分配信


鹿島アントラーズでもプレイしたFWバロン photo/Getty Images

フクダ電子アリーナに訪れる

かつてJリーグで活躍したバロン氏が来日し、古巣クラブの試合を観戦している。
ブラジル出身FWのバロンは1996年に当時JFLを戦っていたヴァンフォーレ甲府に加入し、26試合13得点を記録する。その後ブラジル3部でのプレイを経て、1998年に再来日で甲府に加入。翌年からはジェフユナイテッド市原(現千葉)に加入し、2年間でJ1リーグ30得点を挙げる。その後、清水エスパルスでも活躍したバロンは、セレッソ大阪、甲府、鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台、ヴィッセル神戸、アビスパ福岡を渡り歩き、日本では288試合に出場して134得点を記録した。
数多くのJリーグクラブでプレイしたバロンだが、2016年4月9日、初めてJリーグの舞台を戦った千葉の試合を観戦しにフクダ電子アリーナに訪問。千葉はツエーゲン金沢と対戦し、9,280人が訪れた試合はホームの千葉が1-0で勝利を挙げている。
久しぶりにJリーグを観戦したバロンは「サポーターがたくさん入っていてフクアリの雰囲気が素晴らしいです」とコメント。「この環境でサッカーができる選手が羨ましい」と昔との違いを語っている。千葉公式ツイッターが同選手のコメントを伝えた。



チンチロリン


来日しておるバロンである。
JEFの試合を観戦し、環境の素晴らしさを述べた。
Jリーグの環境は素晴らしい。
安全なスタジアムにてサッカーに集中できることは、普通のようで世界標準ではない。
きちんと給与が払われることも含めて、安心できる環境はそう多くあるものではないのだ。
もっと自分らの幸せを加味してても良かろう。
安全なサッカーが身近にある環境は素晴らしい。
この先も日本のサッカーを楽しんでいきたい。


チンチロリン

広島戦コメント

2016年04月11日 | Weblog
2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第6節




鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日は選手が90分間集中を切らすことなく、攻守にアグレッシブに戦ってくれた。広島はコンディション面でよくなかったと思うが、それでもタフな試合になると予想していて、前半は1-1というかたちだった。後半、攻撃に移らなくてはいけない状態で、攻撃的な選手を入れた。そして、しっかり結果を出すことができた。後半は無失点に抑えられたこともよかったと思う。

Q 後半カイオ選手を入れたことで流れが変わったと思うが、交代の意図は?

A 相手の2シャドウのところを抑えることと、ボランチの青山選手からの配球というところで、うちのボランチ、サイドハーフの選手がどういったポジションをとるかがポイントだった。そこで、守備のポジションどりが非常にいい遠藤選手と中村選手を起用した。ある程度は対応できたと思う。後半は1-1だったので、さらに攻撃的な選手を入れるということで、カイオ選手を起用した。相手を押し込むことで、守備のところがある程度落ち着いてできた。

Q 2点目を決めた柴崎選手の評価とこれまで起用し続けていた理由は?

A 今日もそうだが、守備のところでも、攻撃のところでも非常によかったと思う。彼は守備のポジショニングがよく、周りの選手と連携して守備ができる。攻撃の選手としても前線まで上がっていける運動量とアグレッシブさ、判断のよさがある。ボールを奪いに行くタイミングもすごくよくなってきていると思う。そこでボールを奪えるとカウンターにもなりやすい。守備の貢献度も高く、判断もすごくよくなっていると思う。

Q 土居選手が初ゴールを決めたが、本調子とみていいか?

A 聖真に関しては練習のなかでもコンディションがすごくよくなってきているというのを感じていた。ナビスコでも使ったが、まずは90分使ってみてどうかというところだった。今日はゴールという結果も出してくれたし、まだ100%ではないが、非常に評価している。

Q ホーム来場者数が700万人を超えたが、応援に来てくれた人にメッセージを。

A 本当にたくさんのサッカーファンの方がこのサッカースタジアムに来てくれているっていうことは非常にうれしいこと。このスタジアムの魅力はサッカー以外にもあるんじゃないかと思う。食べものや施設など、より快適に観戦できるようになっていると思う。多くはアントラーズサポーターの数なので、これだけ多くの方に応援していただいていることは、私を含めてチーム全員が認識しなくてはいけないと思う。本当に今まで来場してくれた人たちにお礼を申し上げます。







【植田 直通】
1失点したなか、攻撃陣が点を取ってくれて助かった。独特なフォーメーションの相手ということで、マークのスライドが間に合わない場面もあったが、ハーフタイムに話し合ってうまく修正できた。(失点シーンは)カバーにいけるポジションをとれなかった。僕にも責任がある。次はカバーできるポジションをとって守らないといけない。今日は1点取られたが、1stステージを獲るためにもこれ以上やられないようにしないといけない。1失点で終えたことをいい形で捉えたい。

【遠藤 康】
(前半は)守備がうまくはまっていなくて、バランスがおかしかった。ハーフタイムに修正して、守備が安定してよくなった。これまでの試合でもシュートまでいけていないわけではなかったので、今日はドバーッと取れてよかった。勝ち点を積み上げることが大事。1-0でも10-0でも勝てばいい。勝ち点3を取れてよかった。

【山本 脩斗】
相手が変則的でワイドに張ってくるので、CBとボランチがプレスにいったとき、真ん中をケアすることを意識していた。間合いやスペースができて、サイドの選手をスピードに乗らせると対応が難しくなる。縦にいかせてなかではね返そうとハーフタイムに話し合った。前半からミキッチが縦に入るイメージだったが、なかにも来ようとしていたので対応が難しかった。CBやボランチがなかで対応してくれて助かった。勝ててよかった。勝ち点3を取れたので、次につながる。上位にい続けることが大事。しっかり準備して勝ち続けたい。

【カイオ】
縦に勝負すれば、相手選手にとって警戒される存在になる。1対1で仕掛ければ、優位に展開できると思っていた。チーム全員が意欲的に取り組んで、次の試合の準備をしていきたい。アウェイだが、勝ち点3を取りにいきたい。

【土居 聖真】
(ゴール後は)涙は出なかったけど、心は泣いていました。それぐらいの気持ちだった。ケガをしてから地道にやってきて、復帰して勝利という形で結果が出た。わき上がるものがあった。もう1点取れる場面もあったので、次は2点、3点と取れる選手になっていきたい。追加点があったからこそ、こういう試合展開になったと思う。今日は岳とカイオをほめて欲しい。サポーターの皆さんはホームアウェイに関係なく、いい雰囲気を作ってくれている。今日のような試合を続けていければ見に来てくれると思うので、続けていきたい。

【柴崎 岳】
カイオが仕掛けたのでボールが来ることは意識していた。相手の前に入ることを考えた。全てがマッチした得点。ヘディングはACLで決めている。これを機に色々な得点パターンを増やしていきたい。

【昌子 源】
失点した時の対応はいけなかった。軽いプレー。終了間際だったし、あの失点でチームに迷惑をかけた。1点の重みが分かった。次の試合で同じ事はやらない事が大事だと思う。

J1 1st 第6節 広島戦


本日行われたJ1 1st 第6節 広島戦は4-1で勝利しました。

1stステージ 第6節
2016年4月10日(日)16:04KO カシマ

[ 石井 正忠監督 ]
今日は本当に選手が90分間、集中力を切らすことなくアグレッシブに戦ってくれたと思います。サンフレッチェ広島さんは、(5日にAFCチャンピオンズリーググループF第4節のブリーラム戦があった影響で)コンディションの面で良くなかったとは思うんですけど、そういう中でもタフな戦いになるんじゃないかと予想していました。前半1-1という形になりましたけど、後半は当然、攻撃的に移らなければいけない状態だったので、攻撃的な選手を入れてしっかり結果が出せたこと、あと後半はそのまま無失点で終われたことは良かったと思います。

--前半、左サイドをやられていて、後半からカイオ選手を入れたことが良かったと思います。その意図は?
まずは相手の2シャドーのところを抑えるのと、あとはボランチの青山(敏弘)選手からの配球を抑えるということで、うちのボランチだったりサイドハーフがどういうポジションを取るかが、サンフレッチェさんに向けてはポイントになると思っていました。そこで守備のポジション取りが非常にいい遠藤(康)選手と中村(充孝)選手をそこに起用しました。そこからの展開で点を取られた形になりましたけど、ある程度は対応できたと思います。どちらかというとミキッチ選手とうちの(山本)脩斗のところの対応が、少しはっきりしなかった部分で、左サイドから崩されてしまった部分があったと思います。後半は1-1の状態でしたので、さらに攻撃的な選手を入れるということでカイオ選手を起用しました。それによって相手を押し込むことで、守備のところがある程度落ち着いてできたのかなと。相手に攻撃させるよりも、相手が守備する形になったから、うまく対応できたんじゃないかと思っています。

1stステージ 第6節
2016年4月10日(日)16:04KO カシマ

[ カイオ ]
一番大事なのはチームが勝利すること。勝点3を取るという気持ちで全員がピッチに入ったので、この結果は良かったと思います。

--2ゴール1アシストの大活躍だったが?
うれしく思っています。やるべき準備をやってきたことが試合で表現できたと思います。

--公式戦3試合連続ゴール。次節の湘南戦も期待していいか?
当然ですが、これで止まってはいけない。試合に対する準備を全員が怠ってはいけないし、自分も連続得点できているので、それを継続できればと思っています。

--前半はどう見ていた?
サンフレッチェさんは右サイドのミキッチ選手を使って攻撃力を発揮するので、それを逆手に取って彼の後ろにポジションを取れば、使えるスペースもあるし、彼も守備の心配をしなければならない。自分が相手を心配するより、相手に心配させる存在にならなければならないと思いました。あとは、一対一の状況でボールを持ったら前を向いて仕掛けていくこと。それをやることで相手のディフェンスラインを押し下げることもできるし、いろんな展開ができると思って見ていました。

[ 土居 聖真 ]
ゴールを決めた時、心は泣いていました。決めた時にどんな気持ちになるのかな、と試合前だったり復帰した時に考えていたんですけど、今日は上位対決というのもありましたし、なんかでき過ぎた点だった。涙は出なかったですけど、心は泣いていました。

積極的な戦いを見せた鹿島が4得点で広島に快勝
優勝候補同士の対戦にふさわしい内容の息づまる攻防が続く90分だった。広島がMFミキッチを中心に序盤から右サイドで攻勢に出る。ただし、クロスは許すもののリーグ最少失点を誇る鹿島守備陣は慌てなかった。DF昌子 源、DF植田 直通が危ないコースをふさぐと、ゴール前に入ってくる相手選手もMF小笠原 満男らがしっかりマークして対応する。本来は堅固なブロックを築いて相手をゴール前に近づけさせたくないところだったが、それができなければすぐさま切り替えて対応する、鹿島らしい臨機応変な対応で広島に得点を許さなかった。

すると8分、鹿島が逆襲に転じる。右サイドのペナルティエリア付近でパスを受けたFW土居 聖真がファーストタッチで反転しDF水本 裕貴をかわすとゴール前に進入。逆サイドへのクロスは阻止されたものの、跳ね返ってきたボールを思い切って振り抜くと、GK林 卓人の脇をすり抜けてゴールが決まった。昨年10月に左第二中足骨を骨折して以来、苦しんできた土居だったが、今季リーグ初先発の試合でいきなり結果を残した。

しかし、前半のうちに広島が追い付く。38分、DF塩谷 司からクサビのパスを受けたFWピーター ウタカが昌子を置き去りにしてペナルティエリア内へドリブル。ゴール左のコースを射抜く同点弾を決めた。

45分を終えて1-1。試合は振り出しに戻ったが、鹿島の石井 正忠監督は後半の頭から積極的にゲームを動かしていく。MF中村 充孝に替えてMFカイオを送り込むと、この交代が試合の流れを変えた。前半はミキッチが躍動していた鹿島の左サイドを、今度はカイオが入った鹿島が支配するようになる。57分、そのカイオが左サイドから仕掛けてゴール前にふわりとしたクロスを送ると、飛び込んだのはMF柴崎 岳。本人も「ACLでは昨年にあるんですけど、(それ以外では)あまり記憶にない」というヘディングでのゴールをたたき込む。これで一気に流れをつかんだ鹿島は、61分にも追加点。再び左サイドから仕掛けたカイオが対面するミキッチをかわして強烈なシュートを見舞うと、林のはじいたボールはゴールマウスの中へ。さらに試合終了間際にもカイオが追加点を決めた鹿島が、広島から4得点を奪う大勝でライバル対決を制した。

勝利した石井監督は「サンフレッチェ広島さんは、コンディションの面で良くなかったとは思うんですけど、そういう中でもタフな戦いになるんじゃないか」と予想しながら、勝点3を得たことに「今日は本当に選手が90分間集中力を切らすことなくアグレッシブに戦ってくれたと思います」と笑顔を見せた。

一方、7日にタイから帰って来て、広島に戻らず、千葉県内でこの試合に向けて準備を進めてきた広島だったが、持ち味の組織力を発揮できなかった。しかし、厳しい戦いはまだまだ続く。森保 一監督は「10連戦がある中での3連戦。これからの戦いの方がより厳しくなる、という覚悟を持って戦わないといけない」と、終始険しい表情を崩さなかった。

[ 文:田中 滋 ]

【鹿島 vs 広島】柴崎岳の打点の高いヘッドで勝ち越し!
2016年4月10日(日)



同点に追いつかれた鹿島だったが、途中出場のカイオのクロスに柴崎岳が打点の高いヘッドでゴールを決め勝ち越し。

【鹿島 vs 広島】途中出場のカイオが試合を決める!
2016年4月10日(日)



勝ち越しに成功し勢いに乗る鹿島は、61分と後半アディショナルタイムにカイオがゴールを決め広島を突き放し勝利。カイオはこの日2ゴール1アシストと大活躍となった。

土居&柴崎が今季初ゴール!カイオも2発で鹿島が広島を4発粉砕
16/4/10 18:09

[4.10 J1第1ステージ第6節 鹿島4-1広島 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームでサンフレッチェ広島に4-1で快勝し、2試合ぶりの白星を挙げた。今季最多となる1試合4ゴール。4勝1分1敗の勝ち点13に伸ばすと、得失点差で浦和を上回り、首位・川崎Fと勝ち点1差の2位に浮上した。

 鹿島は前半8分に今季初先発のFW土居聖真が先制点。ドリブルでPA内右に切れ込み、クロスを入れると、DFに当たったこぼれ球を土居が自ら拾って右足で蹴り込んだ。今季初ゴールの土居は前半20分にもポスト直撃のシュート。惜しくも追加点を逃すと、広島は前半38分、DF塩谷司のスルーパスに抜け出したFWピーター・ウタカが右足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いついた。

 追いつかれた鹿島は後半開始からMF中村充孝に代えてMFカイオを投入。この交代策がハマった。後半12分、カイオの左クロスからMF柴崎岳がヘディングシュート。今季から10番を背負う柴崎の今季初ゴールで2-1と勝ち越しに成功した。直後の16分にはカイオがドリブルでPA内左に進入。縦に仕掛けて角度のない位置から左足を振り抜き、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 3-1と2点差にリードを広げた鹿島はその後の広島の反撃も粘り強く跳ね返し、後半アディショナルタイムにはカイオが自身2点目となるゴールで4-1とダメを押した。広島はACLを含めて公式戦4連勝中だったが、今季ワーストタイの4失点で公式戦7試合ぶりの黒星。リーグ戦では開幕戦以来となる今季2敗目を喫した。

鹿島、土居と柴崎の今季初ゴール&カイオ豪快弾などで快勝…広島は7戦ぶりの黒星
 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第6節が10日に行われ、鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島が対戦した。

 前節、川崎フロンターレとの上位対決で多くの決定機を作りながらも1-1のドローに終わった3位鹿島はリーグ戦2試合ぶりの勝利を目指す。6日に行われたヤマザキナビスコカップの名古屋グランパス戦からは3選手を変更し、MF柴崎岳、MF中村充孝、FW金崎夢生が先発起用された。一方、シーズン序盤に苦しんだ昨季王者・広島は公式戦4連勝中と復調。5日に行われ、2-0と勝利したAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のブリーラム戦から4名を入れ替え、MFミキッチ、MF柴崎晃誠、MF宮原和也、FWピーター・ウタカらがスタメンに名を連ねている。

 最初にチャンスを作ったのはアウェーの広島。開始2分、左からのCKにゴール前の千葉和彦がフリーで合わせたが、シュートは枠の上に外れてしまった。すると8分に試合が動く。鹿島は右サイドでパスを受けた土居聖真が巧みな反転で前を向くと、DFを抜き去りエリア内右に侵入。グラウンダーのクロスはDFにカットされたが、こぼれ球を自ら拾うと右足を振り抜き、ゴール右下にシュートを突き刺した。土居のリーグ戦今季初ゴールで鹿島が先制に成功した。

 鹿島は20分にも決定機を迎える。カウンターを仕掛け、左サイドから中村が左足でクロスを上げると、ファーサイドでフリーとなっていた遠藤康がヘディングで折り返す。これに反応した土居が左足で合わせたが、シュートは左ポストを叩き、追加点とはならなかった。

 1-0のまま前半の終盤に差し掛かった38分、広島が試合を振り出しに戻す。ハーフウェイライン付近から塩谷司が前線にパスを送ると、相手DFと入れ替わったウタカがエリア内右に抜け出し、GKとの1対1を制してゴール左隅にシュートを沈めた。ウタカはリーグ戦4試合連続の得点となった。

 追いつかれた鹿島は41分、左サイドで得たFKから柴崎岳がクロスを入れるとファーサイドの昌子源がヘディングで合わせる。しかしこのシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。一方の広島は43分、右サイドからのクロスがエリア内左に流れると、ウタカが右足ハーフボレーで合わせたが、強烈なシュートは左ポストを直撃。逆転とはならなかった。試合はこのまま1-1で前半を折り返す。

 ハーフタイムに中村を下げてカイオを投入した鹿島は57分、エリア内左でボールをキープしたカイオが右足でクロスを供給。ファーサイドに飛び込んだ柴崎岳がヘディングで合わせると、これがゴール右隅に吸い込まれ、勝ち越しに成功した。柴崎岳はこれが今季初ゴールとなった。

 さらに61分、再びエリア内左でボールを持ったカイオがドリブルで深い位置まで切れ込むと、角度のないところから左足を一閃。強烈なシュートがGK林卓人の手を弾いてネットを揺らし、鹿島がリードを広げる。2点を追いかける展開となった広島は69分、茶島雄介に代えて佐藤寿人を投入した。一方の鹿島は72分、金崎を下げて赤崎秀平をピッチへ送り出す。

 鹿島は後半アディショナルタイム3分、カイオがドリブルで相手陣内を持ち上がると、一度はDFにカットされたものの、これを拾った柴崎岳がエリア内中央のカイオにパス。最後は右足で難なく押し込み、ダメ押しゴールを奪った。試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、鹿島が4-1で快勝。広島は公式戦7試合ぶりの敗戦となった。

 次節、鹿島は16日に敵地で湘南ベルマーレと、広島は15日にホームでアルビレックス新潟と対戦する。

【スコア】
鹿島アントラーズ 4-1 サンフレッチェ広島

【得点者】
1-0 8分 土居聖真(鹿島アントラーズ)
1-1 38分 ピーター・ウタカ(サンフレッチェ広島)
2-1 57分 柴崎岳(鹿島アントラーズ)
3-1 61分 カイオ(鹿島アントラーズ)
4-1 90+3分 カイオ(鹿島アントラーズ)

【J1】”ジョーカー”のカイオが試合を支配! 2ゴール・1アシストの活躍で広島を撃破
サッカーダイジェストWeb編集部
2016年04月10日


後半だけで2ゴール・1アシスト。3試合連続ゴールで快勝に貢献。


途中出場のカイオが、抜群の存在感を見せつけた。写真:徳原隆元

 J1第1ステージ・6節は4月10日、各地で9試合を開催。16時キックオフの鹿島対広島は、4-1で鹿島が勝利した。

 ホームチームは、前半立ち上がりの8分に土居のゴールで先手を取った。西からの縦パスを受けた背番号8は、巧みなトラップでDF水本をかわし、エリア内に進入。ファーサイドを狙ったクロスはDFに阻まれたが、こぼれ球を拾って自ら突き刺した。

 一方、ビハインドを背負ったアウェーチームは、右サイドのミキッチや塩谷がタイミング良く攻撃参加し、ゴールを脅かした。そして38分。塩谷の縦パスを受けたP・ウタカがDF昌子をかわしてシュートに持ち込み、同点に追いつく。そのまま1-1でハーフタイムに突入した。

 迎えた後半、鹿島はハーフタイムに中村に代えてカイオを投入。この交代策が抜群に効いた。

 まずは57分。左サイドでボールを持ったカイオは、精度抜群のクロスで柴崎のゴールをアシスト。さらに、この"ジョーカー"は、61分にゴールライン付近の角度のないところから弾丸シュートをねじ込み、90+3分には自陣からドリブルで運び、最後は柴崎のパスを受けてネットを揺らした。

 後半の45分間で2ゴール・1アシストの活躍を見せた殊勲者は、「一番重要なのはチームの勝利。勝点3を取るつもりで全員がピッチに立っていた」とコメント。さらに、「これで止まってはいけない。全員が試合に対する準備を怠らずにしっかりやって、自分も連続得点を継続できればと思っています」と先を見据えた。

 カイオは公式戦3試合連続ゴール。本人も大きな手応えを感じていることだろう。

 この勝利で、鹿島はナビスコカップを含めてホーム3連勝となった。J1では4勝1分1敗で勝点13とし、浦和を抜いて2位に浮上した。

 一方の広島は、ACLを含めた連勝が4でストップ。J1では2勝2分2敗で、順位を10位に落としている。

鹿島の“ジョーカーイオ”が45分で異次元の輝き 広島を下す2ゴール1アシスト「アリガトウ」
2016年04月10日(日) 19時23分配信


2014年から鹿島でプレイするカイオ photo/Getty Images

成長を続ける21歳のブラジル人アタッカー

鹿島アントラーズMFカイオが10日に開催されたJ1リーグ第6節サンフレッチェ広島戦でヒーローインタビューに応じた。
同試合に1-1で迎えた後半開始からピッチに立ったカイオは左サイドに入り、厄介な“ミキッチサイド”を攻撃することで制圧。57分にはMF柴崎岳にクロスボールを供給してアシストを記録すると、61分にはボックス内で切れ味鋭いドリブルを披露し、角度のない位置から豪快なシュートを決める。後半アディショナルタイムにはカウンターで自軍から独走し、チームの4点目を記録。鹿島の“ジョーカー”は後半から投入されて2ゴール1アシストと見事に鹿島を勝利に導いた。
試合後、MOMに選ばれたカイオはインタビューで自身の2ゴールも、「一番重要なのはチームが勝利したことなので、全員が勝ち点3を取るという気持ちでピッチに立てて良かった」とコメント。3試合連続ゴールを決めたカイオは次節の湘南ベルマーレ戦に向けても「当然ながらこれで止まってはいけないと思っていますし、全員が試合に対する準備を怠ってはいけないと思います。全員がやるべきことをしっかりやる。また自分自身も連続得点できているのでそれを継続したい」と語っている。
またカイオは最後に、カシマサッカースタジアムに駆け付けたカシマサポーターに向けて日本語で「鹿島サポーターの皆さん、本当に今日来てくれてありがとうございます。これからも熱い声援お願いします」と伝えた。広島戦でもトリッキーなドリブルを魅せてセットプレイを獲得した後には、ゴール裏のサポーターを煽るなど12番の選手と共に戦うカイオ。一昨年はベストヤングプレイヤー賞を受賞、昨年は二桁得点を記録するなど着実にステップアップを遂げている21歳のパフォーマンスに今後の戦いからも目が離せない。



チンチロリン


聖真を高く評価する石井監督である。
練習でもコンディションが上がっていることがわかったとのこと。
選手をきちんと観て判断しておることが伝わってくる。
その聖真は、今季リーグ戦初ゴールに心が泣いておったとのこと。
感極まるとはこのこと。
もう、完全復活と言って良かろう。
聖真と共にタイトルを目指す。
楽しみである。


チンチロリン