鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

練習試合 湘南ベルマーレ戦

2015年11月15日 | Weblog
練習試合


今日はクラブハウスに湘南ベルマーレを迎え、11時より練習試合を行いました。結果は、カイオ選手と豊川選手のゴールで、2-0と勝利。


練習試合の湘南戦に出場した小笠原満男である。
チームを鼓舞し、ミスをした選手には叱咤した。
満男のキャプテンシーこそがチームに必要と感じさせられた。
満男と共にこれからも勝利を積み重ねたい。
楽しみにしておる。

練習試合に1200人のサポーター

2015年11月15日 | Weblog
[鹿島]湘南との練習試合に勝利
 15日、クラブハウス練習場で湘南ベルマーレとの練習試合が行われ、2-0で鹿島が勝利した。

 天皇杯で敗退しているため、2週間の間隔が空いてしまうことを利用して行われたこの試合には数多くのサポーターも訪れ、およそ1200人ほどの両チームのサポーターがクラブハウス練習場に詰めかけた。

 試合は、28分にカイオのゴールで先制した鹿島が、60分にも豊川雄太が追加点をあげて2-0で勝利した。

 試合後、湘南の貴裁監督と談笑していた西大伍は「わざわざ来てくれたのはありがたいですね」と、湘南が鹿島まで出向いてくれたことで実現した練習試合に喜んでいた。
(鹿島担当 田中滋)


湘南との練習試合を行った鹿島である。
レギュラー組中心で挑んだ前半にはFW起用されたカイオのゴール、ベンチ入りを目指すメンバーとユースで組まれた後半は豊川のゴールで勝利したとのこと。
試合勘を養え、また戦力の見極めも出来たこの試合はとても重要であった様子。
来季も見越し、この試合での出来が影響を及ぼしてくるのではなかろうか。
練習試合でも手を抜くことなく精力的なプレイをした選手を応援していきたい。

大宮、ダヴィをリストアップ

2015年11月15日 | Weblog
【大宮】浦和MF青木を獲得へ 鹿島FWダヴィもリストアップ
2015年11月15日6時0分 スポーツ報知

 大宮がMF青木拓矢(26)=浦和=の獲得に乗り出していることが14日、分かった。鈴木茂社長(62)は「J1で新たな歴史を作るためにしっかり補強もしていかないといけない」と明言。青木は08年に大宮に加入後、127試合で11得点。14年に浦和へ完全移籍後は途中出場が続いているボランチの獲得に動く構えだ。

 また、前線強化へFWダヴィ(31)=鹿島=もリストアップ。12年には渋谷監督がコーチを務めたJ2甲府で38試合32得点で昇格に貢献。J1通算46得点のブラジル人ストライカーも候補に挙がっている。


ダヴィをリストアップした大宮である。
今季のダヴィは、負傷後にコンディションが上がらず、無得点であり、ベンチ外となっておる。
来季はジネイも負傷から復帰するため、構想外である可能性が高い。
ここは、ダヴィをよく知る大宮の渋谷監督の下、復活を果たすのも手ではあろう。
ダヴィの去就に注目である。

日本代表・金崎夢生、打撲にて練習離脱

2015年11月15日 | Weblog
金崎右太ももにテーピング、ランニングも2周で離脱
[2015年11月15日7時59分 紙面から]

 サッカー日本代表は14日、カンボジア・プノンペンの五輪スタジアムで練習を行った。

 シンガポール戦で先制点を決めたFW金崎夢生(26=鹿島)がランニングの途中で練習を切り上げた。12日の試合で右太もも横を打撲し、翌13日は練習を休んでいた。この日は右太ももにしっかりテーピングを巻いて会場入り。練習前、ハリルホジッチ監督と話し合い、ランニングを開始したが、2周ほど走った後に離脱。メディカルスタッフと控室に向かった。また、前日に靴ずれで練習を休んだMF清武はフルメニューを消化した。

金崎、右太もも打撲で途中離脱…今後については未定

途中で練習を切り上げる金崎=カンボジア・プノンペン(撮影・中井誠)

 サッカー日本代表・カンボジア遠征(14日、プノンペン)17日のロシアW杯アジア2次予選E組第6戦・カンボジア戦に向けて、初めて試合会場で練習を行った。右太もも打撲で前日の練習を回避していたFW金崎(鹿島)は患部にテーピングを巻いて参加。スタメン組に入り、ランニングを開始したが10分ほどで離脱し、ロッカーに戻った。アイシングをして様子を見たが、今後については未定だ。


ハリルホジッチ監督(左)と話す金崎(右)=カンボジア・プノンペン(撮影・中井誠)


ハリルホジッチ監督(左)と話す金崎(右)=カンボジア・プノンペン(撮影・中井誠)


カンボジア戦に向けて調整する金崎(中央)=プノンペン(共同)


途中で練習を切り上げる金崎=カンボジア・プノンペン(撮影・中井誠)


(紙面から)

金崎は再合流も再離脱 霜田技術委員長「治療して次に備える」
W杯アジア2次予選E組  日本―カンボジア (11月17日 プノンペン)


練習を切り上げる金崎(右)
Photo By スポニチ


 FW金崎は再合流しすぐに再離脱した。先制点を決めた12日のシンガポール戦で右太腿を打撲し13日の練習は不参加。

 カンボジア初日のこの日は患部付近にテーピングを巻いてチームに合流したものの、最初のランニングの途中で自ら走るのをやめ、ハリルホジッチ監督と話し合った後にロッカールームへと消えた。霜田技術委員長は「治療して次に備えるということ」と説明した。
[ 2015年11月15日 05:30 ]

FW金崎練習復帰も再び別メニュー
2015年11月15日


 カンボジア戦に向けた練習を途中で切り上げる金崎(左)。右はハリルホジッチ監督=(共同)

 「W杯アジア2次予選、カンボジア-日本」(17日、プノンペン)

 サッカー日本代表は14日、プノンペン市内の国立五輪競技場で、当地入り後での初練習を行った。

 12日のシンガポール戦で右太腿を打撲したFW金崎は、再び別メニュー調整となった。13日は全体練習を回避して回復に努め、この日の練習から復帰。だが最初のランニングを終えると、再び離脱。チームドクターと共にロッカーへと退き、スパイクを脱いでその後は練習を見つめた。

 霜田技術委員長は「打撲なので大丈夫です」と軽傷を強調した。

右太腿打撲の金崎は2日連続の別調整
15/11/14 23:14



 日本代表FW金崎夢生(鹿島)が2日連続で別調整となった。代表初ゴールを決めた12日のW杯アジア2次予選・シンガポール戦(3-0)で右太腿を打撲。翌13日の練習を休むと、カンボシア入り後初練習となった14日もトレーニングを早々に切り上げた。

 この日はシンガポール戦先発組と控え組に分かれて調整。金崎は他の先発組と一緒にランニングから練習をスタートさせたが、途中で離脱し、その後はピッチ脇のベンチに座ってトレーニングを見守った。

 練習後、報道陣の取材に応じた霜田正浩技術委員長は金崎について「打撲が痛くて今日も途中で抜けた」と説明。ただ、重傷ではない模様で、「治療して次の試合に備えるだけです」と、あくまで17日のW杯アジア2次予選・カンボシア戦に向けた調整と強調していた。

(取材・文 西山紘平)

練習を途中離脱のハリルジャパン金崎は軽傷が判明 カンボジア戦に問題なし
A代表



12日のシンガポール戦で代表初ゴール

 ワールドカップ・アジア2次予選のシンガポール戦で鮮やかな先制点を決めたFW金崎夢生(鹿島)は、14日のカンボジア合宿の練習を右太もも打撲の影響で途中離脱したが、日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長は17日のカンボジア戦には間に合う見通しであると語っている。

「打撲が非常に痛くて、今日も途中で抜けましたけど、治療して次の試合に備える、準備するという段階です」

 シンガポール戦で強烈なボレーシュートを決めた金崎は、前線でポストプレーやプレッシングなど三面六臂の活躍を見せたが、試合中に右太もも横を打撲。代表初ゴールを決めた期待の1トップの状態が心配されたが、霜田氏は次戦に問題なしという見通しを明らかにしている。約5年ぶりの代表復帰でいきなりのゴールを決めただけに、カンボジア戦での活躍にも期待が懸かる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


練習を途中で切り上げた日本代表の金崎夢生である。
シンガポール戦での打撲とのこと。
霜田技術委員長によると治療して次に備えるということ」とのことなので、次戦には間に合うようにも受け取れる。
この日の練習でもスタメン組に入っていたとのことなので、指揮官の信頼は厚いと思われる。
治癒に努め、元気な姿でピッチに出てきて欲しい。
ただ、違和感が残るようであれば、無理をさせて欲しくないところ。
完治の報を待っておる。

金崎が5年ぶり代表復帰戦で見せた新たな姿。心技体が完璧なハーモニーを奏でた鹿島での日々

2015年11月15日 | Weblog
金崎が5年ぶり代表復帰戦で見せた新たな姿。心技体が完璧なハーモニーを奏でた鹿島での日々
敵地で12日に行われたシンガポール代表とのワールドカップ・アジア2次予選。約5年ぶりに日の丸を背負ったFW金崎夢生は、前半20分に代表初ゴールとなる鮮やかなボレーを決めてチームを快勝に導いた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の先発抜擢に応えた理由をたどっていくと、今シーズンの開幕直前に加入した鹿島アントラーズで刻まれてきた、心技体のすべてが完璧なハーモニーを奏でた日々に行き着く。

2015年11月14日(Sat)11時36分配信
text by 藤江直人 photo Getty Images


いい意味で裏切った金崎の補強


金崎夢生【写真:Getty Images】

 秋の気配が漂ってくると、Jクラブの強化責任者はシーズン終盤戦の戦いを見守りながら、次のシーズンへ向けた準備を始める。現有戦力を見極め、移籍市場をにらみながら補強ポイントをあれこれ思案する。

 残り1節となったセカンドステージで2位につけている鹿島アントラーズも、もちろん例外ではない。在任20年のスペシャリスト、鈴木満取締役強化部長は「来シーズンへ向けた編成をいろいろと考えている」と公言してはばからない一方で、嬉しい悲鳴も漏らしている。

「そういうときにナビスコカップの決勝戦を見ると、そんなにいろいろとやらなくてもいいかな、と思うくらい選手たちは頑張ってくれた。実際、ナビスコを取ったことによって、得られたものがものすごくある。ナビスコの前と後とを比較すると、いまのチームはワンランク上に来ている。本当はもうちょっとシーズンがあるといいんだけど、2009年シーズンを最後にリーグ戦のタイトルは取れていないわけだから、本当に強いチームにしていかなきゃいけない」

 連覇を狙ったガンバ大阪を3対0で一蹴し、約3年に及んだ無冠の時間に終止符を打った10月31日のナビスコカップ制覇は、アントラーズに常勝軍団と呼ばれてきた自信と誇りを取り戻させた。

 そして、来シーズンも継続してタイトル争いに絡み続けていくための最初の一手が、ナビスコカップ決勝の直前に打たれている。鈴木強化部長が明かす。

「ポルトガルのポルティモネンセへ、ムウ(金崎夢生)を完全移籍で獲得するオファーを出しました」

 来年1月31日までの期限付き移籍で、金崎がポルティモネンセから加わったのは2月10日。中盤のサイドの選手層を厚くする意味合いが込められた緊急補強は、鈴木強化部長をはじめとするフロントの期待をいい意味で裏切った。

トップを務める能力が備わったフィジカルと強靭なメンタル

 兵庫県の強豪・滝川第二高校から2007年に加入した大分トリニータ、そして2010年に移籍した名古屋グランパスでは、サイドを主戦場にしたドリブラーだった。

 2013年1月にブンデスリーガのニュルンベルクへ、その年の9月にはニュルンベルクとの契約を解消してポルトガル2部のポルティモネンセへ移籍。2014‐15年シーズンは背番号「10」を託され、17試合で9ゴールという記録を残した金崎は、2年の間にプレースタイルを大きく変えていた。

 おそらくは異国の地で、生き残っていくために試行錯誤を繰り返してきたのだろう。頼もしそうな視線を向けながら、鈴木部長が今シーズンの金崎の軌跡を振り返る。

「あんなに頑張る選手だとは思いませんでしたよ。チームにいい影響を与えてくれましたよね」

 最前線で相手のセンターバックと壮絶なバトルを繰り返す。体を張ってボールを収める。最終ラインの裏へ泥臭く抜け出す。貪欲なまでにゴールを狙う強靭なメンタルは、幾度となくアントラーズを鼓舞してきた。180cm、70kgのボディにはトップを任せられる能力がほぼ完璧に搭載されていた。

 ファーストステージの開幕戦、2戦目こそサイドでの先発だったが、古巣グランパスと対戦した第3節からは1トップもしくは2トップの一角をゲット。リーグ戦でMFカイオに次ぐチーム2位の9ゴール、ナビスコカップでは決勝を含めた5試合で5ゴールを量産した金崎は絶対的な存在となった。

 アントラーズは金崎よりも前に、FW高崎寛之を徳島ヴォルティスから完全移籍で獲得している。左ひざの大けがで2014年10月から長期離脱を強いられている、FWダヴィの穴を埋める補強だった。

 そのダヴィはセカンドステージの開幕戦から復帰するも、10試合に出場して無得点。高崎もリーグ戦では無得点のまま、8月に入ってモンテディオ山形へ期限付き移籍している。

来シーズンへの期待を膨らませるいぶし銀のプレー

 シーズンの開幕前に描かれた青写真が狂いかねない状況を救った金崎は、来シーズンを戦う上でも必要不可欠。完全移籍への切り替えは、何よりも真っ先に着手すべき補強策だったわけだ。

 ナビスコカップを制してから1週間後。ホームのカシマスタジアムに横浜F・マリノスを迎えたセカンドステージ第16節でも、金崎は味方のゴールにつながるいぶし銀のプレーで魅せている。

 開始10分。自陣でボールを奪うと、MF遠藤康が約40mのドリブル突破でマリノス陣内へ切り込む。左後方をカイオがトップスピードでフォローする状況で、金崎は2トップを組んだ赤崎秀平とともに左から右へ、斜めの軌道を描くフリーランニングで中澤佑二と小林祐三を幻惑する。

 左前方にポッカリと空いたスペースへ侵入してきたカイオが、遠藤からのスルーパスをダイレクトで叩き込んだ。

「フリーになった僕を見てくれた味方に感謝したい」

 後半19分にも追加点をゲットし、入団2シーズン目で堂々の2桁ゴールに到達させたカイオが笑顔を弾ませれば、遠藤も自分だけの力でマークしたアシストじゃないと力を込めた。

「ムウや(赤崎)秀平がスペースを作ってくれたので、自分はカイオにパスを出すだけでした」

 負けはもちろん、引き分けてもサンフレッチェ広島の優勝が決まった一戦。キックオフ前の時点でリーグ最少失点を誇ったマリノスの堅守に風穴を開け、守っては危なげなく零封する。

 サンフレッチェとの勝ち点差は3。得失点差が大きく開いている関係で逆転は難しく、したがってホームに名古屋グランパスを迎える22日の最終節がシーズン最終戦となる可能性が極めて高い。

金崎を見つめる鈴木優磨。若手の成長にも好影響


鈴木優磨【写真:Getty Images】

 それでも来シーズンへと可能性がつながっていくと、鈴木強化部長は力を込める。

「かつて三冠をとったときによく見られた、相手のボールホルダーを数人で囲んでボールを奪うディフェンスが復活してきている。マリノス戦でも強かったときの鹿島のような、相手をじっくりと料理していくサッカーができていた。これをベースにしていきたいという思いがあるから、名古屋にしっかりと勝って、自分たちのなかにちゃんと残していかないといけない」

 鈴木強化部長が描く来シーズンの青写真。その最前線の軸として位置づけられる金崎がアントラーズに与えている効果は、何もピッチ上におけるパフォーマンスおよび結果だけにとどまらない。

 ユースから昇格を果たしたルーキーで、9月12日のガンバ戦でリーグ戦初出場初ゴールの快挙を達成した19歳、FW鈴木優磨は金崎の眩しい背中を常に見つめている。

「自分のプレースタイルに一番近いフォワードの選手。あの人からどれだけ盗めるか。前線で体を張るところや、ゴール前にどんどん姿を現すところなどを盗んで、自分のプラスにしていきたい」

 鈴木のサイズは180cm、68kg。金崎とほぼ同じだからこそ、偶然にも同じシーズンからチームメイトとなった先輩のすべてを脳裏に焼きつけている。

 10月17日の柏レイソル戦。後半24分に金崎が同点ゴールを決めれば、アディショナルタイムには途中出場していた鈴木がプロ2点目となる決勝ゴールを決めて初の揃い踏みを果たす。

 U‐22日本代表候補にも名前を連ねる、アントラーズの次代が託されるホープの成長を加速させる役割をも、金崎は自然体を貫くなかで担っていることになる。

ハリルホジッチ監督も関心を寄せた強さ

 そして、夏場から1対1の攻防を意味するフランス語「デュエル」を選手に求めてきた、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督も当然のように金崎へ関心を寄せる。

 指揮官本人もしくはコーチ陣がアントラーズの試合を視察するときには柴崎岳、昌子源、遠藤に加えて、夏場からは金崎がチェックすべき選手のリストに加えられるようになった。

 迎えた11月5日。シンガポール、カンボジア両代表と敵地で対戦するワールドカップ・アジア2次予選に臨む代表メンバーに、約5年ぶりの復帰となる金崎の名前を書き込んだハリルホジッチ監督は、ずっと追ってきた選手と位置づけた上で、26歳のFWを招集した理由をこう説明している。

「(いままでの日本代表は)真ん中に少しパワーが足りなかった。センタリングを有効に利用できる選手がいないか探していた。国内に若い選手を含めて何人かFWはいるが、今回は金崎をダイレクトに見てみたい。

 彼はここ数ヶ月、かなりいいプレーをしている。真ん中だけでなく、たくさんの場面に動いてくれる。身体の大きさはそこまでではないが、デュエルのなかで体を使えるし、戦う意識がある。ヘディングも上手い」

 マリノス戦後に金崎がハリルジャパンに合流したことで、金崎の代理人をまじえた交渉はまだ行われていない。一方で鈴木強化部長はすでに金崎と個人的な話し合いの席をもち、完全移籍に切り替えたいというアントラーズとしての考えを告げている。

充実感溢れる表情を見せたシンガポール戦後

「そうしたらムウは『嬉しいです』と言ってくれました。11月30日までには契約上でいろいろと決めることになっているので、(詳しい話は)そのころになると思います」

 約9ヶ月の在籍に終わったニュルンベルクでは4試合の出場にとどまった。捲土重来を期して移ったポルトガルリーグ2部の戦いの場では、おそらく日本人の想像も及ばない困難に直面したはずだ。

 だからこそ、約2年半ぶりにJリーグの舞台で記したパフォーマンスが認められた証となる、完全移籍のオファーが金崎のモチベーションを否が応でも高める。

 鮮やかな左足ボレーから代表初ゴールを叩き込んだ前半20分の直後を含めて、シンガポール代表戦でフル出場を果たした金崎は充実感あふれる表情を何度もテレビ越しに見せた。

 トリニータ時代から、自分が信じたことをほとんど曲げない一本気の性格を貫いてきた。いま現在も思うところがあるのだろう。アントラーズでも、そして日本代表でもメディアに自分の言葉で語る機会は訪れていないが、金崎が胸中に抱く思いはその一挙手一投足から熱すぎるほど伝わってくる。

【了】


金崎夢生について記すフットボールチャンネルの藤江氏である。
夢生がチームに与えたものを綴っておる。
特に鈴木優磨の成長の裏には夢生の存在があった。
チームに勝利をもたらす以上の効果を持っておる。
その夢生には完全移籍のオファーが出された。
非公式ながら鈴木満常務強化部長との話し合いは持たれておるとのこと。
夢生本人は「嬉しいです」との言葉が得られたとのことなので、鹿島への完全移籍に前向きと考えて良かろう。
我らこそ、とても嬉しい。
ただ、今回の日本代表での活躍にて欧州の競合からのオファーが届くことだけが怖い。
夢生の完全移籍の報を待ちたい。

U-18日本代表 練習試合 リバプールFC U-18戦

2015年11月15日 | Weblog
U-18日本代表 イングランド遠征 練習試合第2戦 マッチレポート vs.リバプールFC U-18
2015年11月14日



U-18日本代表 イングランド遠征 練習試合第2戦 マッチレポート vs.リバプールFC U-18

イングランド遠征 練習試合第2戦 vs.リバプールFC U-18
2015年11月13日(金)キックオフ 11:00 試合時間 90分(45分×2)
Liverpool FC Academy(イングランド/リバプール)
リバプールFC U-18 3-2(前半0-2、後半3-0)U-18日本代表

得点
16分 三好康児(U-18日本代表)
33分 三好康児(U-18日本代表)
49分 失点(リバプールFC U-18)
57分 失点(リバプールFC U-18)
58分 失点(リバプールFC U-18)

前半メンバー
GK:加藤有輝
DF:柳貴博、岡野洵、森下怜哉、浦田樹
MF:三好康児、佐々木匠、冨安健洋、久保田和音
FW:加藤陸次樹、杉森考起

後半メンバー
GK:小島亨介
DF:長谷川巧、松坂暖、森下怜哉、舩木翔
MF:堂安律、渡辺皓太、伊藤洋輝、長沼洋一
FW:岸本武流、伊藤涼太郎

交代
68分 森下怜哉 → 岡野洵



マッチレポート
練習試合第2戦は、リバプールFC U-18との対戦。
バーミンガム・シティ戦のスターティングメンバーから6人を入れ替えて試合に臨むと、第1戦よりも連動した守備からボールを奪い、日本が攻撃のチャンスを前半開始から作ります。そして16分、相手ゴールから30m離れた地点でフリーキックのチャンス得た日本は、これを三好選手が左足を振り抜きゴール右隅に直接シュートを決めて先制します。続けて33分には、右サイドで得たコーナーキックを三好選手が風を利用し、直接ゴールを狙って蹴るとまたもこれがゴール右隅に突き刺さり追加点。日本が2-0で前半を折り返します。
後半は、第1戦同様に森下選手を除いてメンバーを総入れ替えして試合に入ると、両サイドで攻撃の起点を作りながら日本が追加点を奪いに行きます。しかし、徐々にミスパスやルーズボールを拾われて、相手が攻撃を仕掛け始めると、49分にはセットプレーから自陣のペナルティエリア内にボールが入り、混戦状態の中からクリアボールを拾われて失点、1点差に詰め寄られます。そして、57分にはまたも自陣中央付近でルーズボールを相手に拾われてしまいます。右サイドのドリブル突破から上げられたクロスボールを、フォアサイドから走りこんできた相手選手がヘディングシュートを決め、同点に。さらに1分後の58分、左サイドで不用意なパスミスからボールを奪われ、そのままミドルシュートを打たれてしまいます。そしてこのボールが強風に煽られてゴールキーパーの小島選手の頭上を越えてゴールネットを揺らし、日本は10分間で3失点を許してしまいます。それでも日本は、まずは同点に追いつくために両サイドの中盤に後半から入った堂安選手と長沼選手が起点となって攻撃を仕掛け、相手陣内で決定的なシュートまでの形を何度か作りますが、得点を奪えないまま試合は終了。日本は昨日の試合よりも攻撃のチャンスを作る回数が増え、1試合目よりも改善されたプレーが見られましたが勝利には結びつかず、2-3でリバプールFC U-18に敗れました。
15日は、U-18イングランド代表と対戦します。

選手コメント
杉森考起 選手(名古屋グランパスU18)
今回の遠征に参加でき感謝しています。今日の試合では、守備の時間が長くなかなか攻撃ができませんでした。前半の2点ともセットプレーからの得点だったので、カウンターや突破の精度を高め、流れの中から得点が取れるようにならないといけないと思いました。残り1試合のイングランド代表戦に向けて明日からまた良い準備をし、勝って遠征を終えられるようにチーム全員で頑張りたいと思います。

三好康児 選手(川崎フロンターレ)
個人としては、前半45分の出場時間の中で2得点できたことは成果ですが、流れの中で得点できる場面を逃したことと守備の対応には課題が残りました。チームとしても、決定機を決めること、失点をしないという1番大事なことを次の試合でできるように明日の練習から取り組みたいです。

柳貴博 選手(FC東京U-18)
今日のリバプールとの対戦は勝ち切れずに負けてしまい課題の残る試合となりました。個人としてもいろいろなことを学ぶことができたので、次のイングランド代表戦で良い試合ができるよう準備を行いたいと思います。

加藤陸次樹 選手(サンフレッチェ広島ユース)
日本とは違った環境、相手と試合ができることに嬉しく思います。試合では内容と結果を意識してプレーしました。しかし最後のフィニッシュのところでゴールを決めることができませんでした。フォワードとしてもっと結果にこだわらないといけないと思いました。15日のイングランド代表戦では、結果にこだわりプレーしたいと思います。

森下怜哉 選手(セレッソ大阪U-18)
まず昨日のバーミンガム・シティ戦に勝つことができなかったので、勝つことを第一に考え試合に臨みました。しかし、前半リードしながらも後半の入り方が悪く、立て続けに失点し逆転負けをしてしまいました。15日のU-18イングランド代表戦は、試合の入り方に注意し、勝利できるように今から準備をしていきたいです。



スケジュール
11月10日(火)  PM  トレーニング                    
11月11日(水) AM トレーニング
11月12日(木) 1-1 練習試合 vs U-18バーミンガム・シティ
11月13日(金) 2-3 練習試合 vs U-18リバプールFC
11月14日(土) AM トレーニング
11月15日(日) 15:00 親善試合 vs U-18イングランド代表 (Manchester City Academy Stadium)
※全てのトレーニングおよび練習試合は非公開、親善試合は公開となります。


リバプールFC U-18と練習試合を行ったU-18日本代表である。
久保田和音は前半に先発出場しておる。
この試合でもキャプテンマークを巻いておる。
信頼を得ておる様子。
この年代を牽引し、攻撃の核となるのだ。
和音の成長を楽しみにしておる。