先制のボレーと追加点の起点となり、完勝の立役者となったのは、先発フル出場の金崎夢生。
大迫勇也が語るドイツ3年目の手応えとステップアップへのイメージ「世界の上のほうにはどんな風景があるのか見てみたい」
ミムラユウスケ
2015年11月12日
「自分の間合いで勝負できるようになった。そこが一番大きい」
ブンデスリーガで3シーズン目を迎える大迫。フィジカルの強い相手との競り合いでも自分の間合いで勝負できるようになったという。(C) Getty Images
2014年6月に加入したケルンでの1年目は、手応えを得たシーズンだった。序盤戦こそ苦しんだものの、シーズン後半には攻撃の起点としてレギュラーの座を確保。最終戦ではゴールも決めて、良い形でシーズンを締めくくった。
そんな流れの中で迎えた今季の開幕戦、大迫勇也は地元メディアも驚くベンチスタートだった。それでも0-0で劣勢の状況から2トップの一角に入り、チームにリズムをもたらす。左膝を痛めながらも後半ロスタイムには長い距離を走り、勝利を手繰り寄せるゴールも決める――。
その翌週、インタビュールームに現われたストライカーの目には、手応えと意欲がみなぎっていた。
――◆――◆――
――シュツットガルトとの開幕戦でのゴールは嬉しかったのでは?
「いや、ゴールよりも前のポジションで出られたことが良かったです。前にいれば自然と結果はついてくると思っていたので」
――今季の目標は?
「前で出るんだったら、まずチームとしてのタメを作らないといけない。そのうえでゴール前に入る回数を増やしていくことですね」
――ゴール数やアシスト数は?
「ゴール前に多く入れれば、得点につながってくると思うので。ゴール数もふた桁はいきたい……いや、いけるようにしないと」
――昨季の終盤はレギュラーを掴みました。苦戦していた前半戦となにが変わったのでしょう?
「一番の違いは、身体を当てるタイミングかな。ボールを受ける前の予備動作で敵にボンと当たって、自分の間合いで勝負できるようになった。そこが一番大きいですかね。そこで攻撃の起点になり、あとは自由にやれていました」
――周りの選手からの見方も変わりました?
「変わったかもしれません。練習でも試合でも、自然とパスが出てくるし。俺が不利な体勢の時でも出してくれるようになりましたから」
――パスをもらえればドイツ1部でもやれる自信はあったと思います。
「はい。それがないと、ここではやっていけないですから」
――チームメイトからの信頼を得る環境作りは、海外移籍ならではの難しさと言えそうです。
「それは少なからず、ありますね。すぐにパスを出してくれる選手もいれば、そうでない選手もいる。それでも徐々に結果を出すことで、みんなが出してくれるようになったので。やっぱり、特にFWはパスの出し手との関係が大事になります」
――ペーター・シュテーガー監督は細かく指示をするタイプですが、監督の考えもかなり理解できているのでは?
「今では、例えば監督がどういう選手を好むのかも分かります。監督はかなりこまめに選手と話をしてくれるので」
――今季から通訳がいませんが、不安はありませんか?
「サッカーに関するドイツ語は、ほぼ分かるので大丈夫です」
――ドイツ語の勉強はどのくらいのペースで?
「クラブハウスに来て週に2回、2時間ずつ、(長澤)和輝と一緒に授業を受けています。宿題もありますね……」
「優勝争いは特別だと思う。緊迫した試合でこそ個人のレベルも上がる」
1年目にブンデス2部を経験したことで、フィジカル的な強さを増した大迫。体重も2、3キロ増えたという。(C) Getty Images
――長澤選手もそうですが、2部を経験してから1部に上がるメリットというのは?
「2部はJリーグと比べても上手さはないけど、プレーの激しさがある。特にゴール前での激しさは、自分のためになったと思います。激しさで言えば、1部より2部のほうが上ですからね。技術がない分、フィジカルに頼っているところがあるから。自分もそれに順応しようと、体重を2、3キロ増やしました」
――1860ミュンヘン時代のチームメイトだったユリアン・ヴァイグルは、昨季まで2部で戦っていましたが、今季から加入したドルトムントでレギュラーとなり、今季最大のサプライズと言われています。彼のように、工夫すれば1部でも活躍できるということでしょうか?
「彼は当時18歳で、技術はあるけど線が細い感じの選手でした。1部はパスが出てくるタイミングが良い分、彼にとってやりやすいのかもしれないですね。2部はフィジカル中心ですから」
――2部を経験して、他にも良かったなと思えるところはありますか?
「日本代表として戦う相手は、けっこう激しく来るから。そこで逃げずにプレーできるようになったと思います」
――ブラジル・ワールドカップの半年前に移籍して良かったと?
「そうですね。あのままJリーグにいたら本大会でもずっとベンチに座っていたと思うし。ただ、あの舞台では自分の力を発揮できなかった。これからもっとレベルの高いところでサッカーをして、ああいう舞台で普通にサッカーができるようになりたいです」
――ところで、今年2月にシャルケとレアル・マドリーのチャンピオンズ・リーグ(CL)の試合を観戦したそうですね?
「単純に、『スゴかった』のひと言です」
――具体的には?
「レベルも高かったし、リーグ戦とは全く違った雰囲気だったので。国内の試合ではいつもボールを持っているシャルケが、全然ボールを持てない。そんなチームとやってみたいなとは思いました。上手いチームはボールの持ち方が独特ですよね」
――独特というと?
「ボールを奪われないような間合いでプレーできる、それも全選手が」
――ブンデスリーガでもバイエルンやドルトムントはCLで結果を残す強豪です。彼らとの試合でどんなことを感じましたか?
「やっぱり、ボールの持ち方ですかね。簡単に奪われないようなところに置いているし。もしも敵が来たとしても、逃げ道がいくつもあるような持ち方をしているので」
――自分がビッグクラブで活躍する姿は想像できますか?
「どうなんだろう……。でも、高いレベルでやるためには、そのレベルに慣れることも大事だと思います。プレーの激しさやプレッシャーの速さ、スピード感は、慣れるものだと思っているので」
――CLに出たいという想いは?
「もちろん! だから、今は結果を出すことが大事なんです。まだ出たことがないから、どういうサッカーなのかを見てみたい。世界の上のほうには、どんな風景が広がっているのか……」
――シャルケの内田選手もCLの魅力をたびたび話しています。
「よく言っていますからね。あの人はそんなに細かい話はしないから、『そうなんだ! じゃあ、すげぇんだな』って思っています(笑)」
――CLに出るためには、優勝を争えるチームで定位置を掴まないといけません。
「そうですね。やっぱり、優勝争いは特別だと思うし。緊迫した試合でこそ、個人のレベルも上がるとも思っていますから」
――『レベルが上がる』というのはどんなふうに実感できるのでしょう?
「自信になるというか……。その戦いのなかで結果を残せると、今までやってきたことが正しいんだと思えるようになる。気持ちの部分がすごく大きい。優勝争いをしていると楽しいし、1週間が経つのもあっという間です」
「代表で試合に出て1点取ったくらいではあまり立場は変わらない」
代表でも周囲への遠慮はなくなってきた。2018年のロシア・ワールドカップでは主役を担いたい。(C) Getty Images
――ハリルホジッチ監督の下で、これまで二度の代表活動に参加しました。
「緊張感があって、良いと思います。練習の時にもはっきりと指摘してくれるので」
――監督の話で印象的なのは?
「(今年4月にドイツとその近郊国のリーグに所属する選手で)食事会をしたのですが、そこに来た10人に対して、1時間半くらいかけてひとりずつ、みんなの前で厳しいことをズバッと言われて。みんなびっくりしていました(笑)。でも、嬉しいですよ。この歳になるとそこまで言ってくれる人はなかなかいない。高校生の時にはいましたけど、プロになってからはなかなかいません。ありがたいですね」
――どんなメッセージが?
「やっぱり、ゴール前でのプレーです。『ケルンの試合を観ているが、おまえはサイドに流れ過ぎだ』とか、『ゴール前にもっと入っていけ!』とか指摘されました」
――現体制でこれまで3つの代表戦に出場しましたが、自分のプレーを振り返ると?
「頭で考え過ぎていたかなと。あまり考え過ぎるのは良くないなと今は思っていますね」
――6月のシンガポール戦では、年上のチームメイトに対しても遠慮せずパスを要求する姿が見られました。
「さすがにもう、遠慮はないですよ」
――代表に入りたての頃は?
「少なからずありました」
――ハリルホジッチ監督のチーム立ち上げ時から代表に参加していますが、そのメリットは?
「ブラジル・ワールドカップでは、大会前にパッと代表に入って、パッと戦ったみたいな感じで、少し浮き足立った部分があったと思います。自分でも出来は良くなかったと思うし、力が入り過ぎていた。本大会に関しては反省することがたくさんあったので。そこは自分の未熟さでした。今回は予選から参加して、予選に勝って、本大会までしっかり戦えれば、前回よりは確実に良いプレーができると思います」
――ブラジル・ワールドカップが終わった後に、これからは清武弘嗣選手なども含めて、自分たちの世代が引っ張っていかないと、と話していました。
「次のワールドカップを27、8歳で迎えるので。その時に、中心選手になっていないようではダメだと思っています」
――代表でレギュラーになるには、なにが必要だと考えていますか?
「代表で試合に出て1点取ったくらいでは、あまり立場は変わらないと思います。だから、ドイツで結果を出すことですね。みんなそうやってきたと思うんですよ。所属チームでレギュラーとしてコンスタントに良い結果を出している選手が、代表でもレギュラーになっていますから」
――ロシア・ワールドカップに向けて、ゆっくりしている時間はありませんね!
「大事なのは積み重ねです。1年、1年の。ロシア・ワールドカップのことだけ考えても、なにも変わらない。今は本当に、ケルンで結果を出すことしか考えていません」
■プロフィール
おおさこ・ゆうや/ 1990年5月18日生まれ、鹿児島県出身。182センチ・73キロ。J1通算139試合・40得点。ブンデス1部通算29試合・4得点。ブンデス2部通算15試合・6得点。日本代表通算15試合・3得点。嗅覚、技術、競り合いの強さを備えるオールラウンドなストライカー。
取材・文:ミムラユウスケ
※『サッカーダイジェスト』9月24日号より抜粋
サッカーダイジェスト掲載の大迫インタビューである。
当時の気持ちが伝わってくる。
ドイツにて実績を積み重ね、代表に復帰、W杯を目指すのだ。
大迫の活躍を期待しておる。
ミムラユウスケ
2015年11月12日
「自分の間合いで勝負できるようになった。そこが一番大きい」
ブンデスリーガで3シーズン目を迎える大迫。フィジカルの強い相手との競り合いでも自分の間合いで勝負できるようになったという。(C) Getty Images
2014年6月に加入したケルンでの1年目は、手応えを得たシーズンだった。序盤戦こそ苦しんだものの、シーズン後半には攻撃の起点としてレギュラーの座を確保。最終戦ではゴールも決めて、良い形でシーズンを締めくくった。
そんな流れの中で迎えた今季の開幕戦、大迫勇也は地元メディアも驚くベンチスタートだった。それでも0-0で劣勢の状況から2トップの一角に入り、チームにリズムをもたらす。左膝を痛めながらも後半ロスタイムには長い距離を走り、勝利を手繰り寄せるゴールも決める――。
その翌週、インタビュールームに現われたストライカーの目には、手応えと意欲がみなぎっていた。
――◆――◆――
――シュツットガルトとの開幕戦でのゴールは嬉しかったのでは?
「いや、ゴールよりも前のポジションで出られたことが良かったです。前にいれば自然と結果はついてくると思っていたので」
――今季の目標は?
「前で出るんだったら、まずチームとしてのタメを作らないといけない。そのうえでゴール前に入る回数を増やしていくことですね」
――ゴール数やアシスト数は?
「ゴール前に多く入れれば、得点につながってくると思うので。ゴール数もふた桁はいきたい……いや、いけるようにしないと」
――昨季の終盤はレギュラーを掴みました。苦戦していた前半戦となにが変わったのでしょう?
「一番の違いは、身体を当てるタイミングかな。ボールを受ける前の予備動作で敵にボンと当たって、自分の間合いで勝負できるようになった。そこが一番大きいですかね。そこで攻撃の起点になり、あとは自由にやれていました」
――周りの選手からの見方も変わりました?
「変わったかもしれません。練習でも試合でも、自然とパスが出てくるし。俺が不利な体勢の時でも出してくれるようになりましたから」
――パスをもらえればドイツ1部でもやれる自信はあったと思います。
「はい。それがないと、ここではやっていけないですから」
――チームメイトからの信頼を得る環境作りは、海外移籍ならではの難しさと言えそうです。
「それは少なからず、ありますね。すぐにパスを出してくれる選手もいれば、そうでない選手もいる。それでも徐々に結果を出すことで、みんなが出してくれるようになったので。やっぱり、特にFWはパスの出し手との関係が大事になります」
――ペーター・シュテーガー監督は細かく指示をするタイプですが、監督の考えもかなり理解できているのでは?
「今では、例えば監督がどういう選手を好むのかも分かります。監督はかなりこまめに選手と話をしてくれるので」
――今季から通訳がいませんが、不安はありませんか?
「サッカーに関するドイツ語は、ほぼ分かるので大丈夫です」
――ドイツ語の勉強はどのくらいのペースで?
「クラブハウスに来て週に2回、2時間ずつ、(長澤)和輝と一緒に授業を受けています。宿題もありますね……」
「優勝争いは特別だと思う。緊迫した試合でこそ個人のレベルも上がる」
1年目にブンデス2部を経験したことで、フィジカル的な強さを増した大迫。体重も2、3キロ増えたという。(C) Getty Images
――長澤選手もそうですが、2部を経験してから1部に上がるメリットというのは?
「2部はJリーグと比べても上手さはないけど、プレーの激しさがある。特にゴール前での激しさは、自分のためになったと思います。激しさで言えば、1部より2部のほうが上ですからね。技術がない分、フィジカルに頼っているところがあるから。自分もそれに順応しようと、体重を2、3キロ増やしました」
――1860ミュンヘン時代のチームメイトだったユリアン・ヴァイグルは、昨季まで2部で戦っていましたが、今季から加入したドルトムントでレギュラーとなり、今季最大のサプライズと言われています。彼のように、工夫すれば1部でも活躍できるということでしょうか?
「彼は当時18歳で、技術はあるけど線が細い感じの選手でした。1部はパスが出てくるタイミングが良い分、彼にとってやりやすいのかもしれないですね。2部はフィジカル中心ですから」
――2部を経験して、他にも良かったなと思えるところはありますか?
「日本代表として戦う相手は、けっこう激しく来るから。そこで逃げずにプレーできるようになったと思います」
――ブラジル・ワールドカップの半年前に移籍して良かったと?
「そうですね。あのままJリーグにいたら本大会でもずっとベンチに座っていたと思うし。ただ、あの舞台では自分の力を発揮できなかった。これからもっとレベルの高いところでサッカーをして、ああいう舞台で普通にサッカーができるようになりたいです」
――ところで、今年2月にシャルケとレアル・マドリーのチャンピオンズ・リーグ(CL)の試合を観戦したそうですね?
「単純に、『スゴかった』のひと言です」
――具体的には?
「レベルも高かったし、リーグ戦とは全く違った雰囲気だったので。国内の試合ではいつもボールを持っているシャルケが、全然ボールを持てない。そんなチームとやってみたいなとは思いました。上手いチームはボールの持ち方が独特ですよね」
――独特というと?
「ボールを奪われないような間合いでプレーできる、それも全選手が」
――ブンデスリーガでもバイエルンやドルトムントはCLで結果を残す強豪です。彼らとの試合でどんなことを感じましたか?
「やっぱり、ボールの持ち方ですかね。簡単に奪われないようなところに置いているし。もしも敵が来たとしても、逃げ道がいくつもあるような持ち方をしているので」
――自分がビッグクラブで活躍する姿は想像できますか?
「どうなんだろう……。でも、高いレベルでやるためには、そのレベルに慣れることも大事だと思います。プレーの激しさやプレッシャーの速さ、スピード感は、慣れるものだと思っているので」
――CLに出たいという想いは?
「もちろん! だから、今は結果を出すことが大事なんです。まだ出たことがないから、どういうサッカーなのかを見てみたい。世界の上のほうには、どんな風景が広がっているのか……」
――シャルケの内田選手もCLの魅力をたびたび話しています。
「よく言っていますからね。あの人はそんなに細かい話はしないから、『そうなんだ! じゃあ、すげぇんだな』って思っています(笑)」
――CLに出るためには、優勝を争えるチームで定位置を掴まないといけません。
「そうですね。やっぱり、優勝争いは特別だと思うし。緊迫した試合でこそ、個人のレベルも上がるとも思っていますから」
――『レベルが上がる』というのはどんなふうに実感できるのでしょう?
「自信になるというか……。その戦いのなかで結果を残せると、今までやってきたことが正しいんだと思えるようになる。気持ちの部分がすごく大きい。優勝争いをしていると楽しいし、1週間が経つのもあっという間です」
「代表で試合に出て1点取ったくらいではあまり立場は変わらない」
代表でも周囲への遠慮はなくなってきた。2018年のロシア・ワールドカップでは主役を担いたい。(C) Getty Images
――ハリルホジッチ監督の下で、これまで二度の代表活動に参加しました。
「緊張感があって、良いと思います。練習の時にもはっきりと指摘してくれるので」
――監督の話で印象的なのは?
「(今年4月にドイツとその近郊国のリーグに所属する選手で)食事会をしたのですが、そこに来た10人に対して、1時間半くらいかけてひとりずつ、みんなの前で厳しいことをズバッと言われて。みんなびっくりしていました(笑)。でも、嬉しいですよ。この歳になるとそこまで言ってくれる人はなかなかいない。高校生の時にはいましたけど、プロになってからはなかなかいません。ありがたいですね」
――どんなメッセージが?
「やっぱり、ゴール前でのプレーです。『ケルンの試合を観ているが、おまえはサイドに流れ過ぎだ』とか、『ゴール前にもっと入っていけ!』とか指摘されました」
――現体制でこれまで3つの代表戦に出場しましたが、自分のプレーを振り返ると?
「頭で考え過ぎていたかなと。あまり考え過ぎるのは良くないなと今は思っていますね」
――6月のシンガポール戦では、年上のチームメイトに対しても遠慮せずパスを要求する姿が見られました。
「さすがにもう、遠慮はないですよ」
――代表に入りたての頃は?
「少なからずありました」
――ハリルホジッチ監督のチーム立ち上げ時から代表に参加していますが、そのメリットは?
「ブラジル・ワールドカップでは、大会前にパッと代表に入って、パッと戦ったみたいな感じで、少し浮き足立った部分があったと思います。自分でも出来は良くなかったと思うし、力が入り過ぎていた。本大会に関しては反省することがたくさんあったので。そこは自分の未熟さでした。今回は予選から参加して、予選に勝って、本大会までしっかり戦えれば、前回よりは確実に良いプレーができると思います」
――ブラジル・ワールドカップが終わった後に、これからは清武弘嗣選手なども含めて、自分たちの世代が引っ張っていかないと、と話していました。
「次のワールドカップを27、8歳で迎えるので。その時に、中心選手になっていないようではダメだと思っています」
――代表でレギュラーになるには、なにが必要だと考えていますか?
「代表で試合に出て1点取ったくらいでは、あまり立場は変わらないと思います。だから、ドイツで結果を出すことですね。みんなそうやってきたと思うんですよ。所属チームでレギュラーとしてコンスタントに良い結果を出している選手が、代表でもレギュラーになっていますから」
――ロシア・ワールドカップに向けて、ゆっくりしている時間はありませんね!
「大事なのは積み重ねです。1年、1年の。ロシア・ワールドカップのことだけ考えても、なにも変わらない。今は本当に、ケルンで結果を出すことしか考えていません」
■プロフィール
おおさこ・ゆうや/ 1990年5月18日生まれ、鹿児島県出身。182センチ・73キロ。J1通算139試合・40得点。ブンデス1部通算29試合・4得点。ブンデス2部通算15試合・6得点。日本代表通算15試合・3得点。嗅覚、技術、競り合いの強さを備えるオールラウンドなストライカー。
取材・文:ミムラユウスケ
※『サッカーダイジェスト』9月24日号より抜粋
サッカーダイジェスト掲載の大迫インタビューである。
当時の気持ちが伝わってくる。
ドイツにて実績を積み重ね、代表に復帰、W杯を目指すのだ。
大迫の活躍を期待しておる。
午前練習
今日も選手たちは10時より練習を開始し、ミニゲーム主体の戦術的な練習を行いました。明日はチームオフとなります。
ミニゲームに勤しむ岳である。
岳が臙脂のユニフォームを着てくれるのも残り少ないのではなかろうか。
最終節・名古屋戦では、是非とも岳の攻撃力で大勝に導いて欲しい。
期待を込めておる。
今日も選手たちは10時より練習を開始し、ミニゲーム主体の戦術的な練習を行いました。明日はチームオフとなります。
ミニゲームに勤しむ岳である。
岳が臙脂のユニフォームを着てくれるのも残り少ないのではなかろうか。
最終節・名古屋戦では、是非とも岳の攻撃力で大勝に導いて欲しい。
期待を込めておる。
鹿島ユースがアジアの頂点へ王手…DF町田浩樹らの得点で3発快勝/ACT決勝第1戦
2015.11.12 13:31
2016シーズンのトップチーム昇格が内定しているDF町田(写真は昨年のもの)[写真]=森田将義
11月11日、アジア・チャンピオンズ・トロフィー U-18 2015の決勝第1戦が県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズユースとフレンツ・ユナイテッドA(マレーシア)が対戦した。
昨年の2014Jユースカップ 第22回Jリーグユース選手権大会王者として、日本チームとして初めて同大会に出場している鹿島ユース。10月28日と11月4日に行われた準決勝では、インドU18代表を2戦合計4-1で下し、決勝へと駒を進めてきた。
決勝第1戦で先制したのは鹿島ユース。前半終了間際にCKを得ると、2016シーズンのトップチーム昇格が内定しているDF町田浩樹がヘッドで決め、1-0で前半を折り返す。
後半開始直後にはMF西本卓申が追加点を挙げ、さらにトップ昇格内定のFW垣田裕暉がダメ押しの3点目。3-0で鹿島ユースが快勝した。
この結果、鹿島ユースは18日に敵地で行われる第2戦で引き分け以上、もしくは2失点以内の敗戦となると、同大会での初優勝が決まる。
【スコア】
鹿島ユース 3-0 フレンツ・ユナイテッドA(マレーシア)
【得点者】
1-0 DF町田浩樹(鹿島ユース)
2-0 MF西本卓申(鹿島ユース)
3-0 FW垣田裕暉(鹿島ユース)
ACT決勝戦1st legについて伝えるサッカーキングネクストである。
写真は凛々しい町田くん。
風格を感じさせるCBである。
来季は早い段階で出場機会があるのではなかろうか。
楽しみな逸材である。
2015.11.12 13:31
2016シーズンのトップチーム昇格が内定しているDF町田(写真は昨年のもの)[写真]=森田将義
11月11日、アジア・チャンピオンズ・トロフィー U-18 2015の決勝第1戦が県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズユースとフレンツ・ユナイテッドA(マレーシア)が対戦した。
昨年の2014Jユースカップ 第22回Jリーグユース選手権大会王者として、日本チームとして初めて同大会に出場している鹿島ユース。10月28日と11月4日に行われた準決勝では、インドU18代表を2戦合計4-1で下し、決勝へと駒を進めてきた。
決勝第1戦で先制したのは鹿島ユース。前半終了間際にCKを得ると、2016シーズンのトップチーム昇格が内定しているDF町田浩樹がヘッドで決め、1-0で前半を折り返す。
後半開始直後にはMF西本卓申が追加点を挙げ、さらにトップ昇格内定のFW垣田裕暉がダメ押しの3点目。3-0で鹿島ユースが快勝した。
この結果、鹿島ユースは18日に敵地で行われる第2戦で引き分け以上、もしくは2失点以内の敗戦となると、同大会での初優勝が決まる。
【スコア】
鹿島ユース 3-0 フレンツ・ユナイテッドA(マレーシア)
【得点者】
1-0 DF町田浩樹(鹿島ユース)
2-0 MF西本卓申(鹿島ユース)
3-0 FW垣田裕暉(鹿島ユース)
ACT決勝戦1st legについて伝えるサッカーキングネクストである。
写真は凛々しい町田くん。
風格を感じさせるCBである。
来季は早い段階で出場機会があるのではなかろうか。
楽しみな逸材である。
タイトル獲得へ前進!
2015年11月11日(水)
アジア各国のユース年代の国際大会、アジアチャンピオンズトロフィー。本日、決勝戦第1戦がカシマサッカースタジアムで開催された。写真は、勝利を決定付ける3点目を上げた垣田選手。絶好のクロスを送ってくれた平戸選手と喜びを分かち合った。結果は3-0で鹿島が勝利。タイトルまで後一歩!
決勝戦第2戦はアウェイのマレーシアで開催!11月18日 日本時間21:15~
スカパー!でも生中継!スカパーオンデマンドでもLIVE配信があります!
国際タイトルへあと一歩!
2015年11月11日(水)
アジア各国のユース年代の国際大会、アジアチャンピオンズトロフィー。本日、決勝戦第1戦がカシマサッカースタジアムで開催された。国際タイトルがかかった重要な決勝第1戦で、3-0の快勝を収めた鹿島アントラーズユースの選手たちが、最高の笑顔でサポーターのもとへ挨拶に向かった。
決勝戦第2戦はアウェイのマレーシアで開催!11月18日 日本時間21:15~
スカパー!でも生中継!スカパーオンデマンドでもLIVE配信があります!
アジア・チャンピオンズ・トロフィー決勝戦1st legについて記すJ'sGOALである。
歓喜の瞬間が伝わってくる。
とはいえ、ホームにて勝利しただけである。
来週のアウェイの戦いは何が起こるかわからぬ。
気持ちを切り替え、高い集中力で挑むのだ。
テレビの前で応援しておる。
2015年11月11日(水)
アジア各国のユース年代の国際大会、アジアチャンピオンズトロフィー。本日、決勝戦第1戦がカシマサッカースタジアムで開催された。写真は、勝利を決定付ける3点目を上げた垣田選手。絶好のクロスを送ってくれた平戸選手と喜びを分かち合った。結果は3-0で鹿島が勝利。タイトルまで後一歩!
決勝戦第2戦はアウェイのマレーシアで開催!11月18日 日本時間21:15~
スカパー!でも生中継!スカパーオンデマンドでもLIVE配信があります!
国際タイトルへあと一歩!
2015年11月11日(水)
アジア各国のユース年代の国際大会、アジアチャンピオンズトロフィー。本日、決勝戦第1戦がカシマサッカースタジアムで開催された。国際タイトルがかかった重要な決勝第1戦で、3-0の快勝を収めた鹿島アントラーズユースの選手たちが、最高の笑顔でサポーターのもとへ挨拶に向かった。
決勝戦第2戦はアウェイのマレーシアで開催!11月18日 日本時間21:15~
スカパー!でも生中継!スカパーオンデマンドでもLIVE配信があります!
アジア・チャンピオンズ・トロフィー決勝戦1st legについて記すJ'sGOALである。
歓喜の瞬間が伝わってくる。
とはいえ、ホームにて勝利しただけである。
来週のアウェイの戦いは何が起こるかわからぬ。
気持ちを切り替え、高い集中力で挑むのだ。
テレビの前で応援しておる。
左SB補強候補だ!鹿島 韓国人高校生が練習にテスト参加
韓国人DFキム・ジソク(18)が鹿島の練習にテスト参加した。
湘南との練習試合が行われる15日までの予定。9月に続き2度目の参加で、クラブ側は来季の新戦力として必要かを判断していく。キムは韓国の高校に在学しながら、ACEWAYというクラブでプレーしている左利きの左サイドバック(SB)。鹿島の左SBは山本がレギュラーとして出場しているが、欠場時に本職ではない昌子が穴を埋めるなど手薄で、補強ポイントとなっている。
[ 2015年11月12日 07:46 ]
キム・ジソクの再練習参加について報じるスポニチである。
補強候補と記す。
キム・ジソクについては、実績的には補強と呼べるものではないが、高校生という若さ、C契約ということで外国人枠を外れるというメリットがある。
今回の練習参加にて、GOサインが出れば獲得の可能性は高まろう。
左SBのバックアップの補強は急務である。
左利きであるキム・ジソクは、悪くない選択肢であろう。
続報を待ちたい。
韓国人DFキム・ジソク(18)が鹿島の練習にテスト参加した。
湘南との練習試合が行われる15日までの予定。9月に続き2度目の参加で、クラブ側は来季の新戦力として必要かを判断していく。キムは韓国の高校に在学しながら、ACEWAYというクラブでプレーしている左利きの左サイドバック(SB)。鹿島の左SBは山本がレギュラーとして出場しているが、欠場時に本職ではない昌子が穴を埋めるなど手薄で、補強ポイントとなっている。
[ 2015年11月12日 07:46 ]
キム・ジソクの再練習参加について報じるスポニチである。
補強候補と記す。
キム・ジソクについては、実績的には補強と呼べるものではないが、高校生という若さ、C契約ということで外国人枠を外れるというメリットがある。
今回の練習参加にて、GOサインが出れば獲得の可能性は高まろう。
左SBのバックアップの補強は急務である。
左利きであるキム・ジソクは、悪くない選択肢であろう。
続報を待ちたい。