鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

小笠原主将、練習試合出場

2015年02月18日 | Weblog
2015年02月18日(水)


強風と大雨の下、流通経済大学との練習試合を実施しました。合計120分ほどのストップゲーム形式で行い、4-1で終了しました。




流通経済大学との練習試合に出場した満男である。
悪天候の中、行われた模様。
小笠原主将の下、チームの熟成が進む。
いよいよ今季の公式戦、ACLまで1週間となった。
チーム状態は非常に良い。
気持ちの高ぶりを抑えきれぬ。
チーム一丸となって勝利を目指そうではないか。
楽しみである。

シャルケ・篤人、本当に良いクラブだと感じているので契約も延長した

2015年02月18日 | Weblog
【SD独占インタビュー】内田篤人――もう一段、上のステージへ
サッカーダイジェスト編集部
2015年02月18日

サポーターの声もどんどん大きくなって信頼を感じます。


インタビューの完全版は『サッカーダイジェスト2015.1.22号』に掲載。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 チャンピオンズ・リーグ(CL)のノックアウトステージが、いよいよスタートする。その決勝トーナメント1回戦で王者レアル・マドリーに挑むのが、内田篤人が所属するシャルケだ。

 シャルケで5年目のシーズンを戦う内田は、CLの常連である。今シーズンのグループステージ(GS)終了時点で通算27試合(1得点)に出場している。これは日本人最多だ。いま、日本でもっとも高いレベルでプレーする選手といっても異論はないだろう。

 世界基準の視点を持つ男は飽くなき向上心を胸に、さらに上の世界を見つめている。

『サッカーダイジェスト2015.1.22号』より、内田のインタビューを抜粋してお届けしよう。
(※インタビューは14年12月22日に施。インタビュー中の成績等のデータはその時点でのもの)

――◆――◆――

――5位で折り返した今季の前半戦を振り返ると?

「本当はもっと上にいなくてはいけないチームなんですけどね。今、すぐに思い浮かぶだけでも3つか4つは白星を落としたゲームがある。試合数が多いなかで怪我人も多く、ローテーションが上手くできていないのもあるけど、もう少し粘って勝点3を取っておかないと」

――確かに今季のシャルケは、怪我人が多いですよね。

「主力だけで考えても、半分くらいいない時期もあったからね。ユリアン(ドラクスラー)とファルファンの両サイドがいなくなって、フォーメーションも4-4-2ではなくなったと思うし。ドルトムントもそうだけど、怪我人が多くなって日程的にきつくなると、チームとしてはやっぱりなかなか上手くいかない」

――5位とはいえ、首位バイエルンとは勝点差があります。現実的には2位ヴォルフスブルクの座を狙うのが、後半戦のシャルケの目標になりそうです。

「確かバイエルンって、まだ4失点しかしてないですよね? ドイツに来て思うのは、ブンデスリーガの立ち位置って常にバイエルンが頂点にいて、その下にシャルケとドルトムントとレバークーゼンの3チームがいる。そこに調子が良いところ、今シーズンで言えばヴォルフスブルクやアウクスブルク、ホッフェンハイムなんかが絡んでくるイメージ」

――そうしたなかで、香川真司選手、丸岡満選手の所属するドルトムントの低迷は意外でした。

「まあ、ウチにとってはライバルなので、落ちてもらえるぶんには問題ないですけどね(笑)。自分たちが試合をやっている時、ドルトムントの試合の速報がピッチ中央の上にあるモニターで出て、負けていたりするとスタジアム全体がすごく盛り上がって、なんだかよく分からないけど俺らが勢いづくこともある(笑)。

 まあ、チームが勝てない時期は難しいと思います。それにドルトムントというクラブ自体が、選手も監督もサポーターも負け慣れていない気がするし。一度歯車が噛み合わなくなると、なかなか勝ち上がれないものだけど、ここ(ウインターブレイク)で一度切れるからね。メンバーを見ればいるし、絶対に後半戦は上がってくると思う」

――内田選手は今季、シャルケで5シーズン目を迎えています。在籍年数としては、鹿島時代に並びました。

「さすがに慣れましたし、18年まで契約延長もしました。スタジアムの雰囲気も相変わらず良いし、(自分に対する)サポーターの声もどんどん大きくなって信頼も感じます。チャンピオンズ・リーグに4回も出場できて、グループステージも突破できている。

 欧州のクラブに所属すると言っても、そういう経験はなかなかできないからね。一度だけ(CLに)出て、パッと活躍するのはどこにいても可能性があるけど、出続けるというのはなかなか難しい」

――しかし今季のシャルケは序盤戦から苦戦が続き、11位に低迷していた10月にケラー監督が解任されました。ディ・マッテオ新監督には、どのような印象を持っていますか?

「サイドチェンジを多くしようとしていて、ロングボールの傾向が少し強いかな。やっぱりプレミア(リーグ)から来た監督だから、ロングボールを前に蹴ってシンプルに組み立てるやり方も強く意識させられる」

――監督はイタリア人ですが、コミュニケーションは取れていますか?

「監督はドイツ語を含めて5か国か6か国語を喋れるので問題ありません。試合にも出させてもらっているという意味でも、コミュニケーションは取れているのかなと」

良い試合があったり、全然ダメな試合があったり。


怪我人の影響もあり、前半戦のシャルケは安定感がなかった。CLチェルシー戦はホームで0-5で敗れている。 (C) Getty Images

――CLはGS最終節で決勝トーナメント進出を決めたとはいえ、6試合で14失点と失点数の多さが気になります。

「ウチはもう少し粘れるチームのはずなんですけど、サクサクっと失点すると、スポルティングとのアウェーゲーム(GS4節/2-4)とか、チェルシーとのホームゲーム(GS5節/0-5)とか、切れてしまう試合がいくつかあるので、そういうところかなと。フンテラールをはじめ点を取れる人はいるから、後ろがもう少し頑張らないといけませんね。あとは怪我人が、どのタイミングで戻って来られるか」

――GS5節のチェルシー戦では内田選手がポジショニングに気を遣っているのが見受けられましたが、裏を取られるシーンも目立ちました。

「シャルケ自体が中盤でプレッシャーがかかっていないのに、けっこうラインを上げようとするので。それをサイドから見ていると怖いし、そこの共通意識はまだあまりできていないですね」

――プレミアリーグでも首位を走るなど調子の良いチェルシーと戦い、欧州におけるシャルケの立ち位置をなんとなく把握できましたか?

「ウチは昨シーズンに(CLの決勝トーナメント1回戦で)レアル(・マドリー)とやった時もそうだったけど、相手の名前がグッと上がるとサクっとやられますから。ホームでのチェルシー戦も『俺、こんなに頑張ってるのに……』って、最後のほうはさすがに切れましたね」

――怪我人が多く、スタメンの顔ぶれが試合ごとに変わる状況はやはり難しかった?

「いつも誰かしらいない感じで、俺の横(CB)とかは常に変わっていたから。選手の特徴って、あるじゃないですか。彼はヘディングがすごく強いとか、足もとがあまり上手くないとか。そういう特徴の違いによって、ポジショニングも1メートル、2メートル変わってくる。まあ、そこらへんも気を遣えばなんとかなるものなんだけどね」

――それでも試合ごとに顔ぶれが変わると、内田選手自身のプレーも微妙に変化させなくてはいけない。

「チームとしての型があまりなかったから、良い試合があったり全然ダメな試合があったり。それを全部勝っていたら、(リーグ戦で)もう少しバイエルンにくっつけるくらいの位置にいたはずなんですけどね。しかもドルトムントが落ちている今こそ、チャンスなんだけど」

要所で1対1とパスワークを使い分けてくるほうが嫌。

――CLのGSと決勝トーナメントでは、試合に臨むテンションもやはり違うものですか?

「もちろん、GSも気を抜かずにしっかり戦いますけど、4つのうち1、2チームのレベルは少し落ちるから、ある程度要所を締めれば上には行けるなと。ただ俺らは今回、スポルティングと(2位の座を)競ったけど、本当に上位進出を目指すならチェルシーも上回って1位で突破しなきゃダメ。(2位抜けのシャルケは)決勝トーナメントの1回戦でレアルと当たるわけだけど、1位で抜ければそれがなくなるからね。それはやっぱり大きいよ」

――昨シーズン、同じ決勝トーナメント1回戦でR・マドリーと対戦した時、内田選手は直前に怪我をしてしまい、出場できませんでした。

「試合の時はJISS(国立スポーツ科学センター/東京・西が丘)にいて、リアルタイムでTVで観られなかったんです。朝起きて、インターネットでチェックしたらボロ負けしていて(編集部・注/ホームでの第1戦を1-6。第2戦も1-3で敗れた)。その後映像で試合を観たけど、やっぱりレアルは凄かった」

――今度対戦する時、内田選手の目の前には今まで対戦したことがないC・ロナウドがいるはずです。

「速いんですかね? まあ、速いは速いんだろうけど、きっとフェイントとかも上手いんだろうな。どうやってやればいいんだろう……。まあ、ボランチが助けに来てくれれば、近くにいてくれるだけでもだいぶ違うんですけどね」

――しかし公式戦22連勝中(取材時)のR・マドリーは、C・ロナウドだけのチームではないですからね。良い守備が良い攻撃を生んでいて、今のR・マドリーはすごく安定していると言われています。

「やっぱり誰かしらがサボらないんでしょうね。前線の選手が守備をサボる分、誰かがめちゃくちゃ汗をかく。技術があって、走力もあって、頭も良い。本当に評価されるべきは、そんな攻守を高いレベルでできる選手だと思いますけどね」

――内田選手はこれまで、CLや代表戦で相手の左サイドの選手、ネイマールやリベリなど数々のビッグネームと対峙してきました。対戦する時は、試合前から自分の中でイメージを膨らませているのですか?

「スカウティングビデオは観るからある程度プレーのイメージはできているけど、情報を入れすぎると完全に逆を取られた時に追いつけないレベルの選手だから。映像をある程度頭の中に入れておいて、あとはグラウンドの上で目の前に立って、その時の感覚かな。

 でも、周りを使いながら来る選手のほうが嫌ですけどね。1対1だけの選手なら動きを予測しやすいけど、要所で1対1とパスワークを使い分けてくるほうが嫌。1対1だけなら選択肢は狭まるからね。

 あとは守備の時に、戻らない選手のほうが嫌。守備をサボって前に残っているような選手。C・ロナウドもそういうタイプでしょ? それは嫌なんですよね。昨シーズンのシャルケとレアルの試合を現地で観た友だちも言っていたけど、レアルはめちゃくちゃカウンターが速いと。ボールを奪ったら、レアルの前線の選手はボールを見ないで相手ゴールに向かって走るんですって。

 それでパッと(ボールホルダーを)見た時に、そこに精度の高いボールがスッと来る。それを聞くとね、なんていうか、アメフトじゃないけど、計算され尽くしたパスがパパパパってつながるから守備側は追いつけない。だから相手は、自分たちがボールを持っている時でも守備の意識を高めておかないとやられちゃうんでしょうね」

フンテラールはアシストした選手のところに必ず行く。


内田も絶大な信頼を寄せるフンテラール(左)。プレーの質が高く、アシストした選手に気を配るなど周囲からも好かれるFWだ。(C) Getty Images

――でもそういう関係性は、シャルケでもフンテラール選手と内田選手の間にあるように見えます。

「元々俺は、中盤の選手に前を向いてほしいから、(最前線の)フンテラールにバンって当てている。まあ上手いよね、フンテラールは。友だちがシャルケの試合を観に来て一番最初に言うのは、高校の部活などでよく、監督に『ボールを収めろ』って言われるじゃないですか。『ボールを収めるというのはああいう選手のことを言うんだね』って、みんな納得してから帰る(笑)。ああいう選手は今のシャルケにとって貴重で、身体のぶつけ方とか上手いし、技術もある。あれだけ強いのに柔らかくてプレーもしなやかだし」

――2人の関係性といえば、今季10節のアウクスブルク戦でのフンテラールのゴールをアシストしたシーンは印象的でした。右サイドをぶち抜いたシーンからクロスまで、イメージどおりでした?

「(相手の)1枚目が来てかわしたら、奥の選手も食いついて中に入っていたので『行ける』と思って。あとはもう、その瞬間にスタンドのサポーターが立ち上がったからね。前のスペースも空いていたし、これはもう行くしかないんだなと(笑)」

――プレーしていても、スタンドの様子はしっかりと見えるものなんですね。

「雰囲気がね、『おっ!』って観客が前のめりになるような感じは伝わってきますよ。もう脚に乳酸は溜まっているんだけど(笑)、スタジアムの『行けっ!』っていう雰囲気でタッチラインまで走れたというか」

――あれだけ長い距離を走り、中の状況を確認しながらニアに速くて低いクロスを送りました。

「フンテラールを狙ったというより、中の選手が重なっていて敵しか見えてなかったから、コースに蹴ったという感じ。速いしバウンドもしていたし、けっこう難しいシュートだったと思うけど、あれをきちんとミートするあたりはさすがだね。

 しかもフンテラールが偉いのは、ゴールを決めた後に必ずアシストをした選手のところに行きますからね。そうすると、パスを出したほうもまたアシストをしたいなって思う。逆にゴールを決めた後、自分のパフォーマンスばかりする選手がいるじゃないですか。俺が点を取ったぜ、みたいな。個人的には、あまりそういうのはね(笑)。

 フンテラールはどんなアシストでも絶対に来るから。だから、みんなから信頼されてボールも集まるんだと思う。ラウールもそうだったけど、性格も出ると思うんですよね。偉いというか、人間的に周囲にも気を配れるというか」

本当に良いクラブだと感じているので、契約も延長した。



――ディ・マッテオ監督は今季途中から3-5-2を採用していますが、このシステムの右ウイングバックでプレーするのはいつ以来ですか?

「オリンピック代表の時に1回やったくらいですね。でも4バックのサイドでプレーする時と、印象はあまり変わらない。危ないと思ったら戻ればいいし、行けると思ったら行けばいい。前に出る回数というか、縦に行ける思い切りの良さはウイングバックのほうがあるけど、基本守備はしっかりしたいからね。

 そこらへんは危機管理能力というか、危ないと思ったら潰すなり、ポジションに入ればいい。ザッケローニ監督も3-4-3のサイドをやった時に、自分が危ないと思ったら下がりなさいと言っていた」

――イメージ的には3-5-2だとサイドが1枚になるので、攻守に上下動を繰り返して、相手がサイドに2枚を置くシステムの場合は負担が大きいのかな、と。

「そこにもう少し慣れて、休めるポイントを分かってくればもっと上手くプレーできる。今は下がらなきゃいけないところは下がっているし、行かなきゃいけないところは行っているからアップダウンは多いけど、質を高めて回数を少なくできれば、あのポジションはもっと面白くなるはず。絶対にね」

――最後に、未来についての話を。シャルケはヨーロッパ全体で見れば中堅に位置するクラブです。現在26歳の内田選手が、プレーヤーとしてさらなるステップアップを果たすためには、CLでさらにひとつ、ふたつ上に行けるクラブを目指すしかありません。

「確かにシャルケというのは、ヨーロッパ全体で見れば中堅クラブ、悪くないというチームだと思います。でもシャルケよりも上のクラブというのも限られてくる。国内リーグで常に上位でCLにも出てくるところ。スペインならレアルとバルサ、プレミアだったら4~5チーム。イタリアのユベントス、あとはフランスのパリSGくらい」

――バイエルンはそこに入らないのですか?

「シャルケで5シーズンを戦ってきただけに、ドイツ国内で移籍するイメージがなくて。まあ実際にオファーが来たら分からないけど(笑)。

 今シーズンの開幕前も、報道ではミランやバレンシアの名前が噂として上がっていたけど、これまで自分があまりサッカーを見てこなかった分、“ブランド名”にはあまりピンとこない。だから現時点で良いチームで、CLに出られて勝てそうなところと考えると、すごく限られてくるんです。

 でも、結局ブラジル・ワールドカップでチームとして結果を出せなかったし、先ほども言ったようなCLのGSを1位通過できるようなところに行けないのが、俺の実力。シャルケが自分にすごく合っているのは嬉しいし、本当に良いクラブだと感じているので、契約も延長した。

 でも同時に、今の自分がもうひとつ上に行けるレベルにないというのも、悔しいけど感じていますね。だから、トップレベルのチームで主力として活躍し続ける選手は、本当に凄いと思う。日本にはまだ、そういう選手はいないですからね」

【プロフィール】
うちだ・あつと/1988年3月27日生まれ、静岡県出身。176センチ・62キロ。函南SSS―函南中―清水東高―鹿島―シャルケ。ブンデスリーガ1部通算102試合・1得点。今季17試合0得点。日本代表通算72試合・2得点。(成績はすべて2015年2月18日現在)
 06年のデビュー以来、あらゆる指揮官に重用される右SB。鹿島で3連覇を経験し、10年夏からシャルケへ。CL出場数は日本人最多を更新中だ。08年1月からA代表に名を連ねる。

取材・文:谷沢直也・白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

※サッカーダイジェスト2015.1.22号より抜粋して転載




サッカーダイジェストに掲載された篤人のインタビューである。
欧州CLの戦いを中心に言葉を綴る。
特筆すべきはシャルケとの契約延長の件。
自分の実力について語っておる。
口惜しさもあるように受け取れる。
とがいえ、これが篤人の本音であろう。
ブンデスリーガでは上位につけるものの優勝はしない、CLのGSでは二位通過。
この立ち位置に満足しているわけではない。
しかしながら、良い経験をしていることもわかっておる。
この経験はサッカー選手として以上に人間の人生として大いなる糧である。
これからも篤人の活躍を応援しておる。

源、オールラウンダーな選手になりたい

2015年02月18日 | Weblog
鹿島DF昌子「海外の選手と戦ってみたい」

[写真]=兼子愼一郎

 昨年末、アジアカップに出場する日本代表のメンバーに選出されたDF昌子源が都内で開催されたナイキ主催の合同自主トレーニングに参加。柏レイソル復帰を発表したFW大津祐樹、ヘルタ・ベルリン所属のFW原口元気とともに、体幹トレーニングを行った。インテルの長友佑都選手のパーソナルトレーナーである木場克己氏を迎え、「世界で戦うための体作り」をテーマに体幹トレーニングを実施。トレーニング終了後、昌子がオフ期間のトレーニングについて語った。

——オフの自主トレ—ニングの始動はいつ頃からなのでしょうか?

昌子源 僕は他の選手と比べてすごく早いと思います。正月から2、3日は家族と過ごして、そこからチームの始動日に合わせて動き出します。体幹と筋トレを中心に取り組んで、徐々に走り込みをする。これを毎年行っています。

——早い段階から始動することには何か理由があるのですか?

昌子源 試合に出ていないのに周りと同じペースでやっていても差が埋まらないと思ったことが理由です。いつ監督にアピールしてスタメンを奪うのかとなると、チーム始動日から目立つことが大事になってくる。例えば、体力測定で他の選手より1秒でも早く走ることであったり、最後までキャンプの全メニューをケガなくこなしていったりすることがアピールにつながると思います。そのために周りより1日でも早く動き出して、チームに合流した時に全力で動ける状態にしています。

——オフのトレーニングでこだわっていることはありますか?

昌子源 体重の維持にはすごく気を付けていますね。それと筋力が衰えてきたと感じたら、すぐに筋トレを行っています。



——木場さんのトレーニングを受けた感想は?

昌子 源 僕自身も体幹トレーニングは必要だと感じていたので、すごく貴重な経験になりました。今回初めて木場さんとお会いしたのですが、トレーニングを通じてコミュニケーションがしっかり取れたことは良かったです。鹿島では(西)大伍君と面識があるそうなので、これからも一緒に木場さんのトレーニングを行いたいです。

——体幹トレーニングはいつ頃から採り入れ始めましたか?

昌子 源 2014年シーズンの半ばあたりからです。今までは体幹トレーニングを全然していなかったんですが、大伍君に「昌子は何もしなくても体幹が付いてるから、さらに追い込んだら海外で通用するよ」とありがたい言葉をいただいて、それから取り組むようになりました。



——いずれは海外のリーグに挑戦したいと考えていますか?

昌子 源 僕はあまり海外志向ではないですね。ただ、海外の選手と戦ってみたいという意思は段々強くなっています。今年はACL(AFCチャンピオンズリーグ)もありますし、代表ではアジアカップがあるので、さらに海外に対しての意識は強くなっていくと思っています。

——外国人選手と日本人選手とのフィジカルの違いは感じますか?

昌子 源 Jリーグのブラジル人選手は腕一本で僕のことを抑えてきます。日本人だと体全体を使って抑えてきますけど、ブラジル人は手だけでガッと抑える力がある。チームメートのダヴィやマルキーニョス(ヴィッセル神戸)といったブラジル人選手は相当強いです。



——そういう選手を抑えるために必要なことは?

昌子 源 まずは倒れないことが大前提ですが、フィジカル勝負を挑んでも勝てないので、僕はボールに集中しています。ボールに触ればファウルにはならないですし、ディフェンスとしてはゴールから離れさせることが大事になる。だから、誰が相手であろうとボールをすごく意識しています。もちろんゴール前では体の強さが大事になりますけど、サイドにつられた時の一対一では先にボールを触るなど、技術的なことが求められてきます。僕はそういうこともこなせるオールラウンダーな選手になりたい。極端に言うと、横68メートルを一人でカバーリングができるようになりたいと思っているんで(笑)。

——2015年の意気込みをお願いします。

昌子 源 鹿島では4冠が目標です。昨年はJリーグアウォーズで優秀選手に選ばれましたが、今年はベストイレブンにも選出されるように頑張りたいと思います。




オフ期間のトレーニングについて語る源である。
海外志向はないと言うが、海外の選手との対戦は望んでおるとのこと。
体格差を技術にて抑えるのだ。
頭脳を駆使せよ。
源の活躍にてアジアを制覇したい。
ACLが楽しみである。

西と聖真、サイドの攻防

2015年02月18日 | Weblog
2015年02月17日(火)


小雨が降る中、選手たちは15時頃からパス練習や実戦形式のトレーニングを行いました。




実践形式の練習にて対峙する西と聖真である。
背番号8となった聖真の出来によってチームのパフォーマンスは大きく左右される。
サイドに流れて相手SBにチャレンジするシーンも増えてこよう。
テクニックとスピードで抜き去るのだ。
また、右サイドは西が担うこととなろう。
チーム戦術を深く知る西が攻守に貢献する。
サイドを制圧して勝利を掴もうではないか。
二人の躍動を期待しておる。