鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

篤人、軽症

2010年05月02日 | Weblog
右ひざ痛の内田 復帰は5日のC大阪戦
 右ひざ痛のためG大阪戦を欠場した鹿島のDF内田は5日のC大阪戦の出場を目指すことになった。

 4月30日にMRI検査を受け、右膝窩筋腱(しつかきんけん)炎と診断された。関ドクターは「右ひざ裏の腱の炎症で、疲れからきたもの。練習をやりながら治していく」と軽症を強調した。この日はプールトレを行った内田も「C大阪戦で出られるようにしたい」と意欲的に話した。

[ 2010年05月02日 ]

内田右ひざ軽症…鹿島
 右ひざの痛みでG大阪戦を欠場した鹿島の日本代表DF内田が精密検査を受け、右膝窩筋腱炎(みぎしつがきんけんえん)と診断された。関チームドクターによれば、疲労性のもので症状としては重くないという。今後はC大阪戦(5日・長居)での復帰を目指して調整していく。本人も「じん帯のけがじゃなくてよかった。次は大丈夫」と胸をなで下ろした。
(2010年5月2日06時01分 スポーツ報知)

篤人の負傷は軽症であったとの報である。
これは重畳。
セレッソ戦には出る気満々の篤人のコメントも頼もしい。
ガンバ戦では右に回った新井場の突破から得たCKから先制したが、逆にジウトンの左は物足りなかった。
やはり、篤人・新井場の両サイドが揃ってこその鹿島である。
篤人の活躍に期待大である。

ガンバ戦報道

2010年05月02日 | Weblog
野沢23mFK弾!鹿島ダメ押し/J1

鹿島対G大阪 FKを決めた鹿島野沢。後方は小笠原(撮影・蔦林史峰)
<J1:鹿島2-1G大阪>◇第9節◇1日◇カシマ

 鹿島がMF野沢拓也の1得点1アシストの活躍でライバルG大阪を下した。こうちゃく状態が続いていた前半46分、野沢が右CKをDF岩政大樹の頭にピタリと合わせて先制ゴールを演出。そして圧巻は後半23分、ゴールほぼ正面23メートルの距離から直接FKをたたき込み、ダメおした。中2日の試合で、4月28日のアジア・チャンピオンズリーグ全北現代戦に続く1得点1アシストをマークした背番号8は「直接FKは(小笠原)満男さんと話し合って、オレが蹴れってことになった。相手のGKはカベでボールが見えなかったんじゃないのかな」と笑顔で話していた。

 [2010年5月1日20時44分]

鹿島岩政代表復帰へ高さをアピール/J1

前半ロスタイム、先制ゴールを決めた鹿島DF岩政は雄たけびを上げる
<J1:鹿島2-1G大阪>◇第9節◇1日◇カシマ

 187センチの体が弓のようにしなり空中を舞うと、高い打点から豪快な一撃が突き刺さった。前半46分、鹿島MF野沢拓也(28)の右CKに、DF岩政大樹(28)は頭でどんぴしゃで合わせた。「決められてよかった。いいタイミングだった」。先制弾に右腕で力強くガッツポーズした。

 得点の予感はあった。この日の試合前まででリーグ戦は186試合23得点。「8試合に1点ペースなんで、そろそろかな」。今季9節目で待ちに待った得点に「守備で頑張っても、得点しないと空中戦が強くないと思われがちなので、取れてよかった」と話した。 2月の東アジア選手権のあと、日本代表から外れているが「(南アフリカの)高地対策の専門書を読んで自分なりに勉強しています」という。「もし、僕が代表に呼ばれたら、求められるのは空中戦ではね返すこと」とイメージもできている。

 「過密日程の中、勝ち点3を取れたことは大きい」。代表発表を10日に控えながら、当然、チームの勝利が最優先。「この3~4年の自分の取り組みに誇りを持っている。それを今後も毎日やるだけ」。日々の積み重ねの先に代表の座があると信じている。
【菅家大輔】
 [2010年5月2日9時9分 紙面から]


持ち味発揮の岩政 頭で今季初ゴール

<鹿島・G大阪>前半45分、先制ゴールを決めガッツポーズする鹿島・岩政
Photo By スポニチ

 【鹿島2―1G大阪】鹿島のDF岩政がアピール弾を決めた。
 前半ロスタイムのMF野沢からの右CK。自身よりも1センチ高い1メートル88のG大阪DF中沢に競り勝って頭で今季初ゴール。「代表で求められるとしたら空中戦の強さ」という持ち味を最大限に発揮し、「そろそろ点を取らないと空中戦で調子が悪いと思われるので取れて良かった」と笑顔で話した。W杯メンバー発表までアピールの機会はあと1試合。「自分の取り組みには誇りを持ってる。やるべきことを悔いなくやるだけ」と力を込めた。

[ 2010年05月02日 ]

鹿島アクセル全開 セットプレーで2点
2010/05/02(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁
J1・第9節 鹿島 2-1 G大阪
 【評】鹿島がセットプレーで奪った2点で逃げ切った。前半ロスタイム、野沢の右CKを岩政が頭で合わせ先制。後半23分には野沢がFKを直接決めた。パスを細かくつないで攻めたG大阪は星原のゴールで1点を返したが、届かなかった。


■鹿島・オリベイラ監督 いつもは攻撃を褒められるが、きょうはチームとして組織的なDFができたことをたたえてもいい。

【写真説明】
鹿島-G大阪 後半23分、鹿島・野沢(中央)の直接FKが決まり2点目=カシマスタジアム


ニッカンの速報は野沢を報じるも、主だった記事は岩政である。
今季初ゴールと代表入りはニュースにし易い。
我等としても、岩政の日本代表入りは悲願である。
ネームバリューで選出され続けておる選手よりも、旬であり、Jリーグでの実績はピカイチと言わざるを得ない。
この選手を南アフリカへ連れて行けぬとすれば、それは日本サッカーの衰退であろう。
眼鏡の曇りが少しでも晴れることを祈る。

ガンバ戦コメント

2010年05月02日 | Weblog
2010Jリーグ ディビジョン1 第9節
vsガンバ大阪

鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督

ガンバは攻撃力があり、質も高いチーム。抑えられてしまう時間帯が出てくるのはよくわかっていることだし予想できたこと。ガンバとの試合は、毎回新たな課題をもらってその時々で対処しているが、両チームの選手にとっては(ガンバ戦というのは)良い経験になると思う。厳しいタフな試合を続けているなかで今日試合を迎えたわけだが、今日は頭を使いながら上手くやることはできたと思う。攻撃力、高い質、クレバーさのあるガンバに対して今日はディフェンスの頑張り、そしてチーム全体で抑えてやりとげた選手たちを讃えたい。
Q:野沢について
彼の能力だけではない。自己管理も徹底している。それが今も安定して力を発揮し続けているのでは。練習でも高い意識を持って取り組んでいるし、日頃からの努力が必ず結果に結び付けられるという証明をしていると思う。

2010年 5月1日(土)

本日行われたJ1第9節G大阪戦は岩政選手と野沢選手のゴールが決まり、2-1で勝利しました。

【J1:第9節 鹿島 vs G大阪】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.05.01)
5月1日(土) 2010 J1リーグ戦 第9節
鹿島 2 - 1 G大阪 (16:04/カシマ/32,855人)
得点者:45'+1 岩政大樹(鹿島)、68' 野沢拓也(鹿島)、80' 星原健太(G大阪)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:後半は1点取られてから、かなり押し込まれたと思います。これは想定内だったのでしょうか?
「ガンバ大阪というチームを見れば、かなりの攻撃力があって、能力の質という部分でも高いものを持っています。押し込まれる時間帯というのは試合の中であり得るだろうということは誰しもがわかっていることです。それは両チームの対戦を見れば、ビハインドの状態があれば必ずどちらかがプレッシングを激しくして押し込む時間帯があり、相手に圧力をかけることは両チームともにやるわけです。今日の展開も不思議なことではないし、予想されたことです。特に、ガンバ大阪とやるときは、毎回、毎試合、新たな課題をもらって、あるいは対策を取られるわけで、それにすぐに順応・対応していくことを試合中繰り返さなくてはいけません。両チームの選手にとっては非常にいい経験になるのではないかと思います。試合をやるにおいて、前提条件というものがあり、我々は厳しいタフな試合を3試合やっていくなかでこの対戦を迎えました。ガンバ大阪は、ACLで遠藤選手、二川選手、山口選手、明神選手を休ませたりベンチスタートという贅沢をして、我々との対戦に準備してきました。そこで相手の意気込みもわかりますし、それをただ受けて立つのではなく、頭を使って受けなければなりません。それが今日はうまくできたのではないかと思います」

Q:今日はガンバ大阪が非常にうまく攻撃をしてきて、サイドの2人が外に張って鹿島の攻撃を広げたところに、二川選手、宇佐美選手、ルーカス選手が入ってきて、守備の的が絞りにくかったと思います。どうやって勝機を掴もうと考えていたのでしょうか?
「システムを数試合前から変えてきていますけど、システムどうこうというより、前の選手の流動的な動きというのは、ルーカス選手、宇佐美選手、二川選手と名前をあげられましたけど、そこには遠藤選手も加わったり、怪我でいない橋本選手が加わったり、明神選手を含め、彼らが以前から4人、あるいは6人で流動的にポジションチェンジしながら引き出す作業と組み立てをやっていたわけです。当然ながら機動性を多くすればバランスの悪い形でボールを失うこともあるわけです。そのときに逆にボールを奪えばチャンスとなります。相手が流動的に動くため的を絞れないという怖さはありますけど、要はその動きを観察していればどこに動いて次にどこに落とすのか、どこに出すのかというのはわかるはずです。それを次で潰すのか、2つめで潰すのか、あるいは3つめ4つめというところで、彼らが考えているイメージをどこで潰していく判断だけです。それは試合中、臨機応変に対応しなければならないのであって、攻撃能力、質、運動量、クレバーさというところではガンバ大阪の攻撃陣は高いものをもっているわけです。ですので、今日は逆にうちのディフェンスの選手、あるいはディフェンス陣だけでなくチーム全体として対策を取り、全員でやり遂げたということを讃えるべきだと思います。彼らの攻撃力はいつも取り上げられますけど、今回は我々のディフェンス力を讃えてもいいのではないかと思います」

Q:ここ数試合、複数ゴールが生まれ攻撃力も持ち味を発揮していると思います。特に野沢選手がACLから2試合連続で1ゴール1アシストと絶好調です。野沢選手についてのコメントをお願いします。
「すばらしいと思います。能力だけでなく自己管理を徹底してやり続けることがとても重要です。昨シーズン終わるときは、アシストや得点で貴重なゴールに絡み活躍しました。今シーズンも、安定してそうした力を発揮し続けているのではないかと思います。また技術的な部分でもさらなる向上心をもって練習に取り組んでいます。特に練習外の時間をどう過ごすのかということに関しては、彼は徹底して高い意識をもって取り組むようになっているわけです。そういった自己管理をする、練習で全力を尽くす、やるべき役割と機能性を理解してそれをやり続けるということが、こうやってご褒美としてアシストやゴールとして結実しているのだと思います。努力というものがいかに重要なのか、結果に結びつくのかということを証明するパフォーマンスだと思いますし、他の選手もそういった意識を継続して取りくんでくれればと思います」


以上

【J1:第9節 鹿島 vs G大阪】試合終了後の各選手コメント(10.05.01)
●興梠慎三選手(鹿島):
「連戦の厳しい状況のなか勝点3を取ることができてよかったです。正直、前半からきつかったです。前半は前を向いてドリブルできたけど、途中で4バックにしてきたとき、スペースがなくて戸惑いました。うちの武器であるセットプレーで点が取れてよかったです。最近、(得点が)取れていないので。でも調子が悪いわけじゃない」

Q:持ち味は発揮できましたか?
「いや、全然。当たり負けもしましたし」

Q:40mほどドリブルした場面は?
「相手のスライディングが見えたので、切り返そうと思ったら自分も足が引っかかってしまいました(笑)」

●岩政大樹選手(鹿島):
「(シュートの場面は)コースは狙っていないけど、いいところに飛んでくれました。前に上がっていくときに『ここで取れたらいいな』と思ってたんで。基本、マークは1対1なのでジョンスがいるかどうかはあまり関係ない。ただ、去年までは僕が合わせないとチャンスにならなかった。でも今は(中田)浩二さんも合わせるのがうまいので、僕が合わせなくてもおとりになったりすることができている。
今日はきつかったですね。相手はミッドウィークの試合でメンバーを温存してきたし、ここで勝てたのは大きいと思います。セレッソ大阪戦(5/5@長居)も含めて1セットと考えているので、みんな体は痛いと思うけどがんばっていきたい。1点差で守りきるのは、うちの風物詩みたいなものですから。監督は試合の組み立てを選手に任せてくれていました。その期待に応えたかった。去年から2点取ったあとに1点取られている。本来は3点、4点取れるようにしたい。ただ、今日の試合は難しかった。全体の守備感覚が、はまる感じはなかった。システムが違うのでどちらもはまることはないのですが、どうしても宇佐美と二川さんが浮いている感じだった。サイドバックを絞ればウイングバックが空くし、ウイングバックにつければ中が空く。多少ずれてもうまくなければ大したことはないのですが、ガンバはうまいんでね」


[ J1:第9節 鹿島 vs G大阪 ]

今季リーグ戦初先発のジウトン(鹿島)。

[ J1:第9節 鹿島 vs G大阪 ]

宇佐美貴史(G大阪)に詰め寄る小笠原満男(鹿島)。
現在好調の宇佐美だったが、王者鹿島の壁は厚く、ノーゴールで後半途中交代となった。

[ J1:第9節 鹿島 vs G大阪 ]

0-0で迎えた前半ロスタイム、CKからのボールを岩政大樹(鹿島)がヘッド!これがゴールネットを揺らして鹿島が効果的な時間帯に1点を先制した。

[ J1:第9節 鹿島 vs G大阪 ]

追加点の欲しい鹿島は68分、野沢拓也(写真)が見事なFKを決めてリードを2点に広げた。


野沢のセルフ・コントロールを讃えるオリヴェイラ監督である。
本山が離脱中の今、攻撃の要は野沢にある。
W杯の中断まで残り三試合、野沢の攻撃力で乗り切りたい。