鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

清水戦報道とコメント

2007年04月22日 | Weblog

復帰の鹿島野沢がチームを再生/J1

前半、鹿島FW柳沢は先制のゴールを挙げ、ベンチに向かってガッツポーズ
<J1:鹿島2-1清水>◇第7節◇21日◇日本平
 左足の故障から復帰した今季初先発の鹿島MF野沢がチームを再生させた。前半32分にDFラインの裏に走り込むFW柳沢に、ピンポイントで浮き球パスを落とし先制弾をアシスト。「パスは、あそこしかなかった」と野沢が言えば、この日2得点の柳沢も「パスがすべて。いい働きで生まれたゴール」と1点目を振り返った。その後も野沢は中盤で鹿島の攻撃のリズムをつくり続けた。
 野沢は昨年11月のサウジアラビア戦で日本代表入りした。しかし、2月25日の水戸戦で左ひざ内側側副靱(じん)帯を損傷した。水戸戦直前の代表合宿にも呼ばれたが棒に振った。前節横浜FC戦で15分限定出場し、この日は60分限定でプレーした。鈴木満取締役強化部長は「意図のあるパスで、すべてがつながった」と手応えを口にした。野沢の復活で、今季2勝目の鹿島が追撃態勢を整えた。
[2007年4月22日9時36分 紙面から]

鹿島・柳沢が2試合連続得点!11戦5発で今季絶好調!
 J1第7節第1日(21日、清水1-2鹿島、日本平スタジアム)ドイツW杯日本代表FW柳沢が2試合連続得点で鹿島の2連勝に貢献した。前半32分にMF野沢の縦パスをもらって左足でゴール。後半1分にはヘディングでGKの足下へ決めた。これで今季公式戦11戦5発と絶好調。主将を務める29歳は「得点の感触は良かったが、勝てたことが一番うれしい」。左足甲の打撲で後半23分に交代したが、「しっかり準備して次の浦和にも勝つ」と3連勝に自信を見せた。

左で頭で柳沢2発!鹿島乗ってきた

<清水・鹿島>前半32分、先制ゴールを決め、マルキーニョスと抱き合う柳沢
 鹿島のFW柳沢敦(29)が清水戦で2ゴールを決め、2-1で勝ってチームを2連勝へと導いた。今季初先発のMF野沢とのコンビで前半32分に先制点を挙げ、後半1分にも追加点。エースの2得点で、開幕から5試合勝ち星なしと出遅れたチームも9位へ浮上した。
 柳沢らしいゴールだった。前半32分。左サイドのDFダニーロからパスを受けたMF野沢が、フェイントで相手2人をかわす。その瞬間、相手DFの裏へ抜け出した。そこへドンピシャリのパスが来ると、GKの位置を確認して最後は左足で流し込んだ。柳沢は「あれはパスがすべて」とパスを出した野沢に感謝したが、最後は「感触は良かった。いい得点だったと思う」と納得の表情をのぞかせた。
 後半1分には決勝ゴールとなった2点目を頭で決めた。カズの目前でゴールを決めた前節の横浜FC戦に続く2戦連発。リーグ戦での2発は、ハットトリックを達成した昨季開幕戦以来だ。後半23分に左足第5中足骨を打撲して交代したが、チームドクターは「骨には異常はない」と説明。本人も「打撲だから大丈夫だと思う。また1週間、良い準備をして試合に臨みたい」と次節の浦和戦出場に意欲を見せた。
 野沢の復帰もチームに弾みをつけた。右ひざの手術から驚異的な回復力を見せ、前節に途中出場で復帰。初先発となったこの日は57分で交代したが、自慢のテクニックで攻撃にリズムを与え、柳沢の良さも引き出した。柳沢が「精度が高いからチャンスは増える。コンディションが上がれば、もっと良くなると思う」と期待を寄せる男に加え、DF大岩もケガから復帰。態勢が整った鹿島がいよいよ巻き返しに打って出る。
 ≪清水シュート16本も…≫清水は鹿島の11本を上回る16本のシュートを放ちながら、決めきれずに今季初の連敗。これで鹿島戦は03年7月以来11試合勝ち星なしとなった。シリア戦から中2日で強行出場したU―22日本代表DF青山は「勝ちたいという気持ちが入りすぎてしまった。最後はしんどかった」と鼻声で話すなどグッタリ。長谷川監督は「もう少し攻撃陣の奮起に期待したい」と、調子の上がってこない日本代表MF藤本らにゲキを飛ばしていた。 [ 2007年04月22日付 紙面記事 ]

柳沢2発快勝…J1第7節

2得点の鹿島・柳沢はサポーターに手を振る
 ◆J1第7節 清水1―2鹿島(21日、日本平) ついに開眼した。FW柳沢が前節・横浜C戦(14日・日産ス)に続く2試合連発となる2得点をたたき出し、今季初の2連勝に貢献。「得点は気持ちいいけど、勝ったことがうれしい。今日はいい戦いができた」試合後は主将らしく、ゴールよりも勝利を喜んだ。
 決定力をみせつけた。前半32分、MF野沢からの強いパスを受けた。難しいボールだったが、胸トラップ一発でDFラインを突破。GKと1対1の場面にも、冷静に左足で中央に流し込んだ。同点で迎えた後半1分にも、FWマルキーニョスからのクロスに、頭で決勝点を挙げた。
 今季は「入れば何でもOK」と得点にこだわる。ペナルティーエリア内でプレーする回数を増やし、ゴールに執着。「ゴールでしかあの思いは晴らせない」とドイツW杯で「戦犯」となったことをきっかけにスタイル変更に着手している。
 今季は公式戦11試合で5得点。柳沢が得点した試合はリーグ戦5試合連続で負けなし。負傷した左足は一両日中に検査を受けるが、「骨には異常がないとみられる」と香取チームドクター。ストライカー柳沢が覚せいの兆候を見せ始めている。
 ◆清水 手痛い恩返し オフに放出した鹿島FWマルキーニョスに決勝点をアシストされた。代わりに獲得したMFフェルナンジーニョは慣れないFW起用に苦しみ、「前線からの守備のバランスが悪く」(長谷川監督)、シュート0本で後半13分に途中交代。シリア帰りのU―22代表DF青山の強行出場も実らず、川崎戦に続き痛い連敗。これで対鹿島は公式戦11戦勝ちなしとなった。(2007年4月22日06時03分  スポーツ報知)

【J1:第7節】清水 vs 鹿島:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
4月21日(土) 2007 J1リーグ戦 第7節
清水 1 - 2 鹿島 (19:04/日本平/12,738人)
得点者:'32 柳沢敦(鹿島)、'39 市川大祐(清水)、'46 柳沢敦(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q1 こないだの横浜FC戦でようやく1勝を手に入れて、大きな連勝だったと思うんですが、この1勝はどのような意味があると思いますか?
 ホントに清水は徹底されたチームで、まあプラスベンチの駒が多くいるチームに対して、まあ勝ったということは非常に我々にとって自信になる試合でもあるし、プラスそのやっぱり試合全体の質を考えればホントに厳しい試合ってことはもう予想してたことで、まあこれ勝って終えたってことはやっぱりね、選手たちが一番今の勝ったことの意味っていうのを実感してるんではないかなと。まあ今後これで終わりではないわけですから、やっぱり今後もっと高い質のものを見せながら、勝利を重ねていければなと思っております。
Q2 野沢選手のコンディションと、今日の野沢選手のプレーについて評価をお願いします
 まあホントに長期ってことを考えてた怪我から、それは早めに……早期に復帰できたっていうのはやっぱり本人自身の意思であって、その意識だったりっていうところでリハビリから取り組んできた部分でもあるし、まあ前節途中から出ましたけど今回頭からっていうところで考えれば、正直言いますと今季初めての試合なわけですから、まあある意味自分の中で「90分は無理だろう」というところで、まあ「どれぐらいできるだろう?」というところで、まあ「前半で終わりじゃないかな」とは思ってましたけど、まあ前半終わったところで「もう少しできる」ってところで、まあもうちょっと……10分か15分ぐらいやらしていったんですけど、前半の中でやはりちょっと一定の時間ちょっとボールに絡めなかったり、あるいはプレー自体に絡めなかったっていう時間帯が……空白の時間帯もありましたし、でまあ最後得点のプレーという……過程のところで絡んでいきましたし、やっぱりそういった意味でやっぱりこれだけ重要な選手だということはね、まあ我々にとってもわかってることでもあるし、本人自身もやはり自分がいかにしてチームにとって重要な選手かという高い認識を……話しすると持ってますので、やっぱり早期の復帰というのはうまくできたんではないかなと思いますし、まあ今日踏まえた上でまた来週1週間ありますので、まあしっかりとまた取り組んでもらえれば、また次の試合でも良いパフォーマンス良いプレーというのは出てくるんではないかなーと思ってますので、まあ今日の勝利というのは……一部分というのは彼のその力というものが、あるいは貢献度っていうのがあるんではないかなと。まあ当然ながら勝利っていうのはね、全員で手にしたものであるんですけど、一部分には彼の貢献度っていうのがあるんではないかなと思います。
Q3 先週リーグ戦で初勝利して、でチームの中で何か変わったと感じてる部分はありますか?
 やっぱりサッカー選手あるいはスポーツ選手にとって、勝つことが一番の良い薬であるし、まあその指導というところも必要なんですけど、やっぱり勝ったことによって何か新しいものに取り組むにあたってやっぱり積極的に取り組めますし、また何を言われるにしても積極的にいけるってところが、やっぱり選手にとって一番の良い薬ではないかなと。
 特にまあ今週にあたって、やっぱりその気持ち的な面でやっぱり余裕が出て、みんながね、そういう風に勝つためにはこうゆうことも犠牲にしなくちゃいけないし、やらなくちゃいけないんだってことを彼らがわかったんではないかなと。だからまあここで3連勝と……まあ大会違いますけども3連勝飾ったということは人間やはり強みになるし、また彼らがやっぱりこの勝ったときの喜びっていうことをね、もう一度味わいたいという……やっぱりそういった部分でもう一度今週良い感じで取り組んでいけるんではないかなと思ってます。
Q4 柳沢選手と、最後怪我した岩政選手の状態はどんな感じでしょうか?
 まあ基本的に僕はレフェリーを批判するっていう立場でもないし、ただレフェリングに対して今日の場合は言わざるを得ない状況ではないかなと思います。まあちょうど全チームなんですけど、ルールテスト……あっルール講習会っていうのがありまして、そこで説明をされて、まあ肘打ちとかシャツ引っ張ったりとかまあいろいろ……シャツをパンツの中に入れるとかいろんなことを……フェアプレーに対しての話をされて、ただそれが適応されてるのはうちだけではないかなという部分が……そういう引っ張ったりした場合はうちが止められてとかいろんなことがあるんですけど、他チームにあたってはやっぱりそういう風な部分になってないではないかなと。
 で今日ロッカーに試合後戻りますと、うちの選手で誰1人とも血が出てない選手がいないです。それは、清水の選手がアグレッシブにやったとか、非紳士的だとか、フェアプレーの意識が足りなかったとかっていう部分ではないと思いますし、特に清水のチームを分析したときに、そういった汚い意味のアグレッシブさを表してませんでしたし、やっぱりそういった意味でレフェリングがいかにして試合の中で重要なのかっていうことがおわかりになるんではないかなと。
 例えば試合中GKの曽ヶ端選手が蹴られたり、あるいは岩政選手が相手の選手に押されてるのにもかかわらず……まあそこでちゃんとした判断をできなかったりとか、段々やっぱりそういった部分の厳しい判断が……レフェリーの方がゲームコントロールができなければ、やっぱり……まあ暴力ではないんですけど、やっぱりそういう汚いプレーが段々再発してしまうし、ゲームのコントロールができなくなるということになっていくし、最後の方なんかは岩政選手(が)負傷してしまって今鼻の骨折の疑いもあるし、柳沢選手も思いっ切り踏まれていながらレフェリーがそれはないという判断で、今もうやっぱり痛みが引かず、それもちょっと骨折あるいはヒビの疑いがあるんではないかなっていう状況になってますので、やっぱりそういったいかにしてレフェリーがこのゲームの中でいかにして重要な役割があるのかということを、やっぱりもっとレフェリーの指導する方々……レフェリー自身ではなくてレフェリーの指導をする方々が、もっと認識を高く持って指導しなければいけないんではないかなとは思います。
Q5 今日1点目を取った後に、野沢選手と本山選手のポジションチェンジがあって、その結果失点がありましたが、そのポジションチェンジの意図は?
 まあ先ほども言いましたけど、やっぱりゲームの試合勘を取り戻すためのプロセスというのは踏んでいるわけですから、でまあ試合の途中からちょっとミスが3回連続で続いたり、あるいは彼のサイドの方の(相手)選手が攻撃に絡んだり、あるいはシュートチャンスっていうところにつながってたので、まあ左右入れ替わったというところが……狙いがあります。まあ別に替わったからと言って失点したということは僕は考えておりません。
     ※某所にて完全版コメントを入手しました。

【J1:第7節】清水 vs 鹿島:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●青山直晃選手(清水)
Q:前半の最後で、岩政選手を突き飛ばした場面は?
「あれは冷静さを欠いていた。反省してます。ハーフタイムですいませんでしたと謝りにいった」
●内田篤人選手(鹿島)
「2点目が入って、攻めようか守りに入るか迷ったけど、向こうのFWに背の高い選手が2人入ってきたので、セカンドボールを拾おうという意識で、それほど上がらないようにしようかなと。センターバックには、岩政さんとか青木さんとかヘディングで勝てる選手がいるので、それほど自分が競るということはないけど、セカンドボールを拾うことを意識していた。(試合の入り方は)エスパルスだからとか地元だからとか関係なく今まで通りやっていた」
Q:チームが勝ってきて、気分的にも楽になってきた?
「でも、まだまだ課題とか直さなければいけないところはあると思う」
●柳沢敦選手(鹿島)
「やっぱり勝てば雰囲気は良くなる。とくに相手が強ければ強いほど、勝ったときの喜びは大きい。試合の入り方も最近は良い形で、みんなだいぶわかってきた感じがする」
Q:足のケガは?
「大丈夫、打撲だと思う」
Q:2点目は、清水の守りにスキがあった?
「そういうのはないと思う。誰かは覚えていないけど1人が先に走り込んでくれたので、それでクロスして(外に)広がったら、マルキーニョスから完璧なボールが来た。それがすべてだったと思う」
Q:前半よりも後半のほうが、裏に抜け出すスペースがあった?
「奪ってから自分たち(FW)にボールが入る回数が増えてきて、そこで良い形でつなげると、またこっちにもチャンスが多く生まれたと思う。でも、向こうもあきらめずに最後まで攻めて来ていたので、かなり厳しい戦いだったと思う。チームとして集中して、最後までうまく戦えたと思う」
Q:チームとして、しっかりゲームをコントロールする意識が高かった?
「これまでは、それがなかなかうまくいってなかったけど、そういう意識を持ちながらずっとやり続けてきたので、それが今日は出ていたと思う。こういうゲームをたくさんやりたいなと思った」

ニッカンだけが鈴木満強化部長のコメントを載せている。
差別化されており好感が持てる。
そしてそのコメントから推測するに、補強は不要となるのであろう。
アリバイ補強報道時も野沢の復帰を見極め再考すると吐いておった。
本人にその気が無く移籍金の必要なユダはあり得ないとして、ベンチにすら入れぬ小笠原満男の処遇について考える時期が来ておるはずである。
メッシーナでは一度も勝利に貢献することもなく終えるであろうこの男に取り憑いた疫病神を祓う必要がある。
伊太利亜におってはそれも叶わぬ。
負け癖だけではない、やれ怪我だインフルエンザだと体調管理にも当てにならぬ。
最後は精神力と運である。
その双方とも失ってしまっては、不要と烙印を押されても文句は言えぬ。
そのどちらも持っていることを証明させてから戻すことを所望する。