鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

奮い立つ言葉

2007年04月27日 | Weblog

「神の声」効いたジーコ魂で3連勝だ
 「鹿島愛」で浦和を打ち破る。ホームでの29日浦和戦を控え、鹿島のモチベーションを高める存在がある。ロッカールームに張られたOBジーコ氏(現フェネルバチェ監督)からの檄文(げきぶん)だ。リーグ戦未勝利と不振にあえいでいたチームに、熱い思いが寄せられたのは14日の横浜FC戦前。苦難に立ち向かう精神論などを約400字にわたり説いていた。ジーコ氏が鹿島を離れてから祝福などのメッセージが届いたことはあるが、叱咤(しった)激励を込めた長文は初めてだった。

 横浜FC戦以来、2連勝を飾り、効果はてきめん。MF本山は「ジーコの体験に基づいて書いていること。昔のビデオを見ても、あれだけの選手が(現役時代の)W杯は苦しんでいた。いいことばかりじゃない。そういう時に頑張れるかだと思う」と心に刻み込んでいる。接点のあまりない世代のMF中後も「鹿島のすごい存在で象徴でもある人からメッセージが届くのはうれしい」とかみしめた。

 サポーターも後押しする。浦和戦は25日時点で約3万7000枚の売り上げで、完売まであと1300枚とわずか。01年に本拠地の改修が完成して以来、完売した試合は4勝1分けと無敗を誇る。それだけにこの日の練習前の円陣では鈴木満取締役から選手に、満員寸前である状況を伝えられ、大一番であることを意識づけられた。

 主将も駆けつける。21日の清水戦で左足第5中足骨を骨折し入院中のFW柳沢も近日中に退院し、浦和戦を観戦する。過去4月29日の浦和戦は2戦全勝と縁起もいい。鹿島を思うすべての人の力を結集し、王者浦和に勝つ。【広重竜太郎】[2007年4月27日8時33分 紙面から]

鹿島に“神”のお告げ…ジーコから激励の手紙
 ジーコ魂で王者・浦和を撃破する。J1鹿島に前日本代表監督で、鹿島の元総監督のジーコ氏(54)=現フェネルバフチェ監督(トルコ)=から、奮起を促す手紙が届いていたことが26日、分かった。リーグ横浜C戦(14日)前に届き、それまで未勝利だったチームはそこから2連勝。浦和戦(29日、カシマ)で、「神の言葉」を胸に出陣する。

 正念場となる浦和戦を前にジーコスピリットが注入された。ジーコ氏から鹿島に、常勝軍団の誇りを取り戻させる目的で、遠く離れたトルコから手紙が届けられていた。鹿島イレブンが、407字の「神言」を胸に、J王者に襲いかかる。

 手紙が届いたのは、横浜C戦前のこと。5試合3分け2敗と、チーム史上ワーストとなる開幕から5試合未勝利が続いていたときだった。ポルトガル語の原文を日本語に訳し、パネルにして選手のロッカールームに張り出した。

 内容は主にジーコ氏の基本精神「自信」「献身」「勇気」「知力」の大切さを説いたもの。選手全員が目を通すと、チームは生まれ変わった。横浜C、清水(21日)と連勝。順位も一気に10位まで躍進した。これまで電話による激励はあったが、手紙による叱咤(しった)激励は初めて。これでチームの惨状が一気に好転し、浦和への迎撃態勢は整った。

 観戦チケットはすでに約3万7000枚が売れ、完売間近。完売した試合は過去5試合4勝1分けと、いいデータがそろう。左第5中足骨骨折で手術を受け、この日退院したFW柳沢主将も来場する。「勝てば勢いもつく」とMF本山。鹿島がレッド対決を制す。(2007年4月27日06時00分  スポーツ報知)

神は常に見ている。
どんなときにもどのような行いも。
ナビスコ名古屋戦の出来は勝利に値する内容ではなかった。
が、その次の試合、横浜FC戦は見違えるようであった。
その裏にこのような出来事か隠されていたとは、我等には知る由もなかった。
基本精神「自信」「献身」「勇気」「知力」
この言葉は常に胸に置き指針と為すべし。