山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

出演者よりご挨拶

2014-11-30 13:45:05 | 透明人間三部作-2014-2015
フェイスブックにて出演者たちのご挨拶を動画でアップしております。

夢現とコモン真樹
https://www.facebook.com/video.php?v=678323718947908&set=vb.100003108578232&type=2&theater

山南純平とKAREN
https://www.facebook.com/video.php?v=678322662281347&set=vb.100003108578232&type=2&theater

肥後丸.と玉垣哲朗(劇団みちくさ)
https://www.facebook.com/video.php?v=678397842273829&set=vb.100003108578232&type=2&theater

東田まなみ と岩村南都美(熊大演劇部)
https://www.facebook.com/video.php?v=678321195614827&set=vb.100003108578232&type=2&theater

公演まで一週間を切りました。

■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)
12月6日(土)夜終演後は流山児祥さんのアングラトークがあります。輪になって一杯呑みながらの場になります。宜しくお願い致します。


ユーチューブにてPR動画もご覧になれます。

火の君、鳥の物語PR①
http://www.youtube.com/watch?v=QuYB9opoeZk

火の君、鳥の物語PR②
http://www.youtube.com/watch?v=h6C0Qe4AfYs

つづく、王手!

2014-11-29 15:04:22 | 透明人間三部作-2014-2015
「とざーい、とーうざい。」
阿蘇の大爆発によって<時間を旅する>劇を、西から東の方々へお送り致します。
透明人間三部作第二弾、TOKIOへ。
「火の君、鳥の物語」は風に乗って東へ流れ着きます。
なんと先日より、阿蘇中岳が小規模噴火しています。
気象庁によれば長期化すると予測しております。
火の国クマモトより天変地異「演劇の変」(アバンギャルド)が参ります。

夢桟敷(旧名ブラックホール)は早稲田で劇団を立ち上げました。
30年ぶりの東京公演です。是非、お立ち寄り下さい!


東京公演までアト7日!・・・三度の飯より劇、命。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)
12月6日(土)夜終演後は流山児祥さんのアングラトークがあります。輪になって一杯呑みながらの場になります。宜しくお願い致します。


今回の「火の君、鳥の物語」では福岡の劇団仮面工房さんより2名の役者が登場します。
その内の一人は大陸から流れ着いたテンテル(天照):賀久秀之助です。この役は大きな意味があります。考えようによってはヤマトの単一民族説が崩壊するかもしれないという説です。実際、アイヌや琉球はヤマトの先住民だったという説もあり、大陸から渡ってきた騎馬民族に南北へ追い払われたという説もあります。
劇では歴史を妄想して作っており、科学的ではないところもあります。
仮面工房より、もう一人!大谷豪です。
実にナンセンス(無意味)な登場です。すべてに意味があると思ったら大間違いです。だが、
無意味な役をこなすことは並大抵の役者ではできません。これだけは言えます。内容については言えません。「内容がナイヨー」は洒落のつもりです。
さて、夢桟敷と仮面工房のカンケー!来年よりある劇作家を巻き込んでとんでもないことを!・・・企んでおります。
私も「透明人間」三部作(来年の5月まで続きます。)が終わったら、4年後のブラジル公演に向けての取材や劇作・演出を除いて、役者に専念しようと思います。
何故、劇団を、演劇をやっているのか?・・・役者が好きだからです。好きな役者には厳しくなる。身をもって、その厳しさをやりたくなりました。
来週の(土)(日)は東京で公演をしている。・・・今日から演出も大詰めで振り絞ります。

詰めの日々

2014-11-28 11:12:32 | 透明人間三部作-2014-2015
稽古が終わって「フゥ」がない。
「ヒィ〜」である。
これは禁酒からくる禁断症状の悲鳴ではありません。
昨日までと今日の出演者の気持ちや表情が明らかに変わってきた。
驚きの「ヒィ〜」です。
何も注意していなかったのに目の焦点が合っていない。怖い、悲しい。
仮死状態で舞台に立っているように見える。
とうとう来たね。
東京公演までカウントダウンである。


東京公演までアト8日!・・・三度の飯より劇、命。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)
12月6日(土)夜終演後は流山児祥さんのアングラトークがあります。輪になって一杯呑みながらの場になります。宜しくお願い致します。


東京の友人たちが宣伝してくれています。
感謝します。
胸を張って「熊本の恥、参上!」と、これまでは旅公演をして参りました。それは照れ隠しでの「恥」でした。
肥後もっこす、火の国の女たちは「恥」と言って高笑いする癖があるのですよ!
この「恥」の単語を「アバンギャルド!」に代えました。ニュアンスは近くなります。更に「演劇の変」とも名乗っています。
革命そのものではありません。大風呂敷を広げなくなりました。
まだまだ、席は空いております。

古代への妄想は現代を写す万華鏡にならんことを願って、「火の君、鳥の物語」を仕掛けました。
私たちにできることは想像の翼を広げて飛ぶこと。落ちたら、もういっぺん立ち上がる。繰り返す力が演劇にはあります。
どうぞ見て下さい。お待ちしております。

大きな被害はなかったようですが、11月26日、阿蘇中岳火口で噴火がありました。
このようなことは珍しくないことです。火口付近への立ち入り禁止もよくあることです。
しかし、このニュースを知った時は「神様仏様、お助け下さい!」と祈りました。災害に対して繊細になっています。

劇は阿蘇の大爆発から物語は始まります。稽古の最中、それは現実と虚構の境界線が曖昧になることがしばしばあります。
これは夢だとわかっていても役者たちは、そこへ入り込んでいきます。その気になって立つ。泣けるを突き抜けて笑う。その姿が狂気に見える。狂気を見て笑う。目を覚ますと奇妙奇天烈が現実にもあることにゾッとします。

男同士のエロス

2014-11-25 17:08:38 | 透明人間三部作-2014-2015
こんな馬鹿ばかしい場面はどうでもいいんだ、と思っていては落とし穴に落ちてしまう。
強い波や弱い波、穏やかな時もあれば、凍てつく時もある。
今から公演に向けての氣になるところはリズムだ。
火のリズム、風のリズム、水のリズム、
稽古場では役者にしか判らない暗号が飛び交うようになりました。

◎フェイスブックでは動画が見れます。
https://www.facebook.com/video.php?v=675663619213918&set=vb.100003108578232&type=2&theater

ギャラリーには思春期の少年がおります。
この少年の反応を撮りたくてカメラを回しました。
見ている側でも何かが起こる。
「こんなものを見てはいけませんよ」とママが怒る。その顔が笑っています。それを感じた少年も同時に笑う。笑いが止まらなくなる。
実は舞台よりも客席で何かが起こり始めている。客席は見られております。
この場面ではありませんが、公演時は透明人間が客席を見ている仕掛けが飛び出します。
三日後より通し稽古に入ります。
整理整頓なるか、八方破れでいくか。微妙な現時点です。


東京公演までアト12日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)


尚、東京近辺にお住まいの方々にはメールや郵便で「ご案内」を送っている最中です。ご来場の程、宜しくお願い申し上げます。
FBで繋がっておられる皆さまも、是非、ご来場下さい。

【小道具】

公演が近づくと玩具(小道具)箱をひっくり返して童心にかえります。
ひとり遊びを楽しめる。思い出が一杯詰まっている。思い出に浸っているばかりではなく、ここから新しい発想も生まれます。
何万年も前から土の中に埋もれていたものを探す考古学者のつもりになって箱をひっくり返してみたのです。
加工しなければならないが、それらしきブツがあった。台本上で考えていたものとは違うものが浮かんできたのだった。
その昔、天の怒りを静めるために命を捧げたと言う。選ばれし生贄にとっては恐怖である。だが、村に幸せがくることを願って喜んで捧げられたとも言い伝えられている。
今風に言えば自己犠牲ということか?
滅私奉公とお上から強制された時代もあった。犬死ではなかったかと思う。悲しすぎる。・・・落ちて浮かんで、泣いて笑って!混沌の中から見えてきたものがある。
神ではない。その時代、名も無く貧しかった人間たちの声なき声だ。

いっぷくの<間>に<魔>

2014-11-24 12:51:18 | 透明人間三部作-2014-2015
昨日、戴いた黒糖ドーナツ棒を葉巻のように口に喰わえて一服中、
不思議なことに、葉巻を吸っているような気分になった。
「~らしく」が本気になると錯覚する。
村山さんから陣中見舞いで戴きました。運んで来てくれたのは下田さんでした。
ありがとうございました。

【男同士のエロス】

動画を撮ろうと構えていたのですが、時間切れ!
玉垣(みちくさ)+コモン(フリー)の時の旅人コンビネーションで愛し合う場面がある。
時間の中に閉じ込められ、その中で漂流し、世界には男二人しかいない。不安のどん底で愛が芽生える。何も言葉はいらない。見つめ合う男同士。その先は?未知。
ふーむ。
男の中に女が芽生える。男の中にも女があるのではないだろうか。
女の中にも男があるのではないかと考えた。
明日の稽古では深まると思うのです。

1980年の頃、新宿ゴールデン街にはよく通ってました。
オカマの建さんの店に顔を出していました。
政と性、オカマ解放を本気で願っていた方です。私は東郷建さんから人間を学びました。オカマに対する偏見が一発でなくなりました。

劇では<間>がある。ダジャレではないが、<魔>が刺すこともある。
この時を待つ。待っているだけでは来ないかもしれない。ならば、働きかけよう。
死のうは一生、一期は夢よ。くすんで何しようぞ、只、狂え!
舞台で、魔が現れることを企んでいるのです。

東京公演までアト13日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)


尚、東京近辺にお住まいの方々にはメールや郵便で「ご案内」を送っている最中です。ご来場の程、宜しくお願い申し上げます。
FBで繋がっておられる皆さまも、是非、ご来場下さい。

稽古場にてスパ

2014-11-22 00:52:53 | 透明人間三部作-2014-2015
昨夜、頂いたタロー君のスパゲティー、アジアン風味で調理しました。
劇団では最年少15才KARENが「辛い!」と言って食べてくれました。
トマトスープに隠し味カレー、タイのスパイスも入れましたからね。
稽古場でこんなことも有りだ。

■11月21日(金) の稽古動画です。(注)フェイスブック
https://www.facebook.com/video.php?v=674046646042282&set=vb.100003108578232&type=2&theater
大陸から九州に流れて来た二人の男(太郎ピーチマンションと賀久秀之助)、実は兄弟である。
骨肉の争いという場です。・・・息が合ってきました。振付はクドシン(舞台監督)。仕事は一人で何通りもこなす。
「透明人間」第一弾「未来篇」5月熊本公演で「天使の舞」を振付た山本真実を坂本咲希(衣裳メイク・制作補)が第2弾「火の君、」バージョンへアレンジした。
二人共に縁の下の役に徹しております。
本日を以てラストまで辿り着いたが、まだ数日は細部に渡る点検が必要だ。まだまだ課題は残っている。いつものことですが、ギリギリまで詰めることになります。
これからは体調管理も注意をはからなければなりません。
この季節の大敵は風邪。
①うがい②手洗い③睡眠④栄養、「風邪をひいたな」と思ったら葛根湯!
私の場合、焼酎で消毒すると大丈夫なのだが、只今、禁酒中である。
熊本からの東京公演を見に来られるお客さんもチラホラ現れて来ました。ありがたいことです。感謝します。

東京公演までアト16日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)


尚、東京近辺にお住まいの方々にはメールや郵便で「ご案内」を送っている最中です。ご来場の程、宜しくお願い申し上げます。
FBで繋がっておられる皆さまも、是非、ご来場下さい。

稽古の動画2景

2014-11-20 16:59:27 | 透明人間三部作-2014-2015
フェイスブックにて稽古の動画をアップしております。
フェイスブックをされていない方には御免なさい。


https://www.facebook.com/video.php?v=672667616180185&set=vb.100003108578232&type=2&theater


https://www.facebook.com/video.php?v=673059766140970&set=vb.100003108578232&type=2&theater

今は通し稽古ができるように順番を追って部分の稽古です。
細かいことに気づくことがイッパイあり、変化進化するために何処を突破すれば良いのだろう、それが稽古中の闘いでもあります。
台本を書いている時の想像世界と、稽古中の実際に役者が立っている時の具体世界は違います。
ここが個人作業と共同作業の違いで、集団の力が発揮されるところです。
個人差はありますが、色々な才能が集まっていることには違いありません。

着地点が三つに絞られてきた。今回は座長=夢現の意見に大きく左右されております。
喧嘩にもなりますが、其々の思いがぶつかると本気が見えてくるものです。


劇団夢桟敷No.65
「透明人間」三部作第2弾◎東京公演
「火の君、鳥の物語」
時■12月6日(土)15:00-/19:00-
  12月7日(日)13:00-
場■スペース早稲田
料■前売3000円(当日3500円)
問■yumesajiki@ybb.ne.jp
09045815190(制作)
予約■https://ticket.corich.jp/apply/59120/



稽古の動画を紹介するのに劇団内では賛否両論あります。
それは稽古を公開することの是非と同じこと。その昔、30年前くらいは非公開の稽古が前提だった。ネタバレ禁止だった。秘密が多すぎたのだ。
今、公開中の稽古動画は衣装やメイク、照明効果なども無く、賛否両論の「否」は「公演に向けてマイナスになるのではないか?」の懸念があります。
所詮、動画は30秒程度の部分の部分。これは身内に向けての問題探し(点検)の意味もあり。見に来られるお客さんへのイメージのパズルゲームとしては劇のプロセスを共有することも有りだと思います。
写真ではわからないところが動画では表れます。

①は「死ねるってうらやましいね。」で切れる。
②は「生きろ!」で切れる。

この<間>が問題なのです。
劇では「無言」の場もあり、「無言と無音」は雄弁ではないか!と思われるから「繋ぎ」の部分にも神経が研ぎ澄まされます。
詰まるところ、役者の身体。手や足や顔だけでは済まなくなってきましたよ。
当然、読んでいるだけではダメ。台詞覚えだけの劇は卒業したのです。
世代がグチャグチャにミックスされた出演者たちで、若い世代がどう反応しているのか?・・・イクイク!
さて、今日もこれから稽古です。昨日から事務共同作業も稽古場で同時進行するようになりました。

稽古後の食事は美味しい

2014-11-19 12:03:28 | 透明人間三部作-2014-2015
稽古終了後の食事写真です。
TOKIO公演までアト17日。
稽古も宣伝事務も大詰めを迎えました!
東京近辺にお住まいの皆さま、ご来場を心よりお待ちしております。

劇団夢桟敷No.65
「透明人間」三部作第2弾◎東京公演
「火の君、鳥の物語」
時■12月6日(土)15:00-/19:00-
  12月7日(日)13:00-
場■スペース早稲田
料■前売3000円(当日3500円)
問■yumesajiki@ybb.ne.jp
09045815190(制作)
予約■https://ticket.corich.jp/apply/59120/

紹介⑦【11.16稽古場】

2014-11-17 01:53:53 | 透明人間三部作-2014-2015
熊本市は今日、市長選挙だった。不在者投票をしていたから、すっかり忘れていた。この件については、まっ、いいか~!・・・それより、
劇が迷路に入り込んでいる。公演が終わるまで抜け出せなくて良いのだ。
「首を締める」場が「心臓を取り出す」場に変わる。「安楽死」が「生贄」に変わる。鞭を振りかざす女が入れ替る。笑い続けると泣いたように見える。などなど、稽古場は日常のことより狂気の沙汰(注:稽古場で飛び交う言葉やアクションのこと)が優先される。日々、変わっている。
豪さん夫婦が福岡から来てくれた。愛媛のみかんを食べて、稽古場がビタミンCになった。ありがとうございます。稽古終了後に熊本名物「台湾料理の店」をご案内するつもりだったが、福岡に帰らなければならず、残念無念だった。さよなら三角、また来て四角にしまよう。
缶コーヒーを呑むとニコチンの味がした。あちゃ~、灰皿代わりにしていたのだった。頭がふらついた。酔った気分になった。おーっ、禁酒して6日目だよ。良い気分になった。健康には悪いに決まっているが、それからテンションは上がり続けた。
お?15歳少女にあんなことをさせてよいのだろうか?お?お?お?演劇でなかったらヤバイ?ぎりぎりセーフを探そう。お?お?お?何故、変顔をする?そして、落ちる。ふーむ。させられちゃダメ。させるのだ。その気になった者たちがいる。
つづけー!まなみ~、KAREN,、なつみちゃん!叱咤激励、このチャチャチャ三人娘は贔屓している。叱咤激励。
紹介⑧へつづく。明日は、コモン・玉垣、スタッフのサキの予定です。

東京公演までアト19日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)

紹介⑥【夢桟敷と仮面工房の変】

2014-11-15 23:53:48 | 透明人間三部作-2014-2015
昨夜(金)は福岡から劇団仮面工房の大谷豪さんが稽古場に駆けつけてくれた。
仮面工房の名前は、私が東京から熊本へ劇団の拠点を移した30年前から知っていた。その当時からアングラ劇繋がりで「いつかはお会いすることがあるだろう。」と漠然と予感していた。
4年前か?仮面工房のメンバーが熊本支部を作ったという噂を聞いた。
河原町のギャラリーADOで「雪おんなユキ」を見て急速に接近した。惹かれたのは役者の汗だった。スポーツやサウナ、暑い夏などでは誰でも汗をかく。違うのだ。この汗は冷や汗や生理的なものとは違う。
「劇汗」だった。唐十郎が「劇血」を唱えていたものに近いものを感じた。
飛び散る汗を客席で受けるのは気持ちが良い。勿論、劇の内容も!
年に一度の熊本公演は全部見た。主宰者の佐野さんには彼の台本で夢桟敷の劇をしたいと申し込んだ。未だ、実現はしていない。
昨年のテラヤマ没後30年「レミング」公演では仮面工房が全面協力で出演してくれ、以降、更に関係が深まった。こちらの至らないところもフォローしてくれた。
東京公演では仮面工房から賀久秀之助(大陸から渡って来たテンテル)と大谷豪(謎のサプライズ男)が出演する。

昨夜の稽古終了後に二人を囲んで東京公演の件や今後の夢桟敷と仮面工房の関係などを話し合った。主宰者の佐野さんには今日の昼間、ちらりと話のことは電話で言った。いずれ公に発表することができるだろう。
仮面工房が不条理劇だとすれば、夢桟敷は理不尽劇と言っても良い。スタイルは違うが、関係の在り方によっては面白くなる予感がする。
熊本ー福岡ー九州。九州レベルで演劇を考えれば大きな力を生み出せるのではないか。大きな力と言っても勢力のことではない。
演劇は漂流中だと思う。この流れの何処にいるかを確認するためには羅針盤が必要になってきたのです。

東京公演までアト21日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)

出演者紹介⑤【東田まなみ 大谷豪】

2014-11-14 23:45:19 | 透明人間三部作-2014-2015
飛ぶ必要がなくなった鳥たちは地上で暮らすようになった。
食べ物は豊富にあり天敵もいない。身体はまるまると太りだし、羽ばたいても飛べなくなった。楽園ではメタボになる。
ところが海の向こうから天敵がやってきたのだ。さぁ、大変。楽園は地獄と化す。
地下へ逃げろ!と火の君は指示した。岩戸で穴を塞ぎ、天敵が侵入して来ないように地下で楽園を作るためだ。
鳥の部族は地底人として暮らすようになった。復讐を誓った。
復讐の歌が「てるてる坊主」である。てるてる⇒てんてる⇒天照(アマテラス)への復讐は九州宮崎県日之影村に秘密として隠されている。
さーて、お立会い!今回の紹介は鳥の部族ギガの役で登場する東田まなみ、急遽、昨日の夜、サプライズ出演が決まった大谷豪(劇団仮面工房・福岡)です。


■ギガを演じるは東田まなみ。
5年前、劇団笠戸丸(夢桟敷のメンバーと若手演劇人のユニット)でブラジル公演「ボクノフルサト。」(作:田中瞳)で出会った。それが切っ掛けで夢桟敷に入団してきた。俗に言う女優志望ではない、と思った。天然か?女優にしなければならない。杓子定規で考えたが、その前に「女優」の「優」をとって「女にしよう!」が劇団でのスローガンになった。セクハラではないか?邪心はない。彼女は女優になっている。定規では測れない女優だ。サンマイメの変を目指す!手を出したら、お父ちゃん、怒るからね。

■サプライズの男、大谷豪(劇団仮面工房)
えっ、東京公演を見に来てくれるの?えっ、3ステージ全部見るの?ちょっとちょっと、それだったら出演してみない?ねえ、ねえ、いっしょに演ろうよ。
で、仮面工房の主宰 佐野さん了承の上、決定!
何だ、この軽さ?いえいえ、ここには深ーい訳があるのです。
出演者紹介⑥「夢桟敷と仮面工房の変」に続きます。

東京公演までアト22日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)

スタッフ紹介④【舞台監督 工藤慎平】

2014-11-14 16:04:39 | 透明人間三部作-2014-2015
熊本市のホールで舞台管理アシストをしている工藤慎平を紹介します。
(今回の東京公演は仕事との調整がつかず行くことができません。)
公演に向けては舞台図面、音の編集、照明プランニングなどをしている。
通常は役者兼舞台監督として、夢桟敷では心臓部にあたる部分を担っています。
彼は夢桟敷No.47「アリスの証言」 福岡・熊本・大阪・名古屋公演 2007年8月がデビュー。
デビューするなり、舞台で女子3人から丸裸にされてしまうという試練、それを大阪まで見に来てくれた彼の母親に目撃されてしまった。
母親は「大体、想像はついていたわ。」とケロッとしていた。
北海道札幌市の演劇の専門学校を卒業しており(つまり、札幌から熊本に移住して来た)、入団するまでに東京での舞台経験もあった。
今や、夢桟敷の看板の一枚になっている。
9月に開催された「イメージの展覧会◎ヴィの劇場」は彼が作った「猫目おろち」の企画だった。
尚、来年の1月末~2月初旬には東京公演報告会を兼ねて熊本公演を予定しております。東京まで見に来れない熊本の方々はこちらの方でお会いしましょう。
会場と日時は12月までにはお知らせできます。

東京公演までアト22日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)

出演者紹介③【KAREN 岩永南都美】

2014-11-13 23:41:30 | 透明人間三部作-2014-2015
原始、人類へ進化せずに鳥になった部族がおりました。この部族は「神」のようである。人間が想像・創造したのかも知れない。
人間のように言葉を話す。超人・鳥人と言ってもよい。
人間と違うところは空を飛べること。羽ばたくと何処へでも飛べる。
山の大爆発で飛んで逃げたから生き延びることができた。逃げることによって命を守ることもできた。守るどころか永遠の命を持っている。死なない。
これは手塚治虫の「火の鳥」をイメージして登場させた。
その部族として登場するリオン(前)とオロ(後ろ)を紹介します。
むかしむかし、人間は自然を崇拝していた。言わば、鳥部族たちは自然そのものであったのかも知れない。

■リオンを演じるはKAREN。
夢桟敷では最年少の15歳(高1)。入団が小学6年生だったから劇団員からはアイドルとして癒しの存在になっている。
キッズミュージカルを5年前より開始しており、キッズの中のリーダーとして育てたいと思いつつ、横滑りして入団してきた。
小学・中学時代より、「阿部定事件」や寺山修司の劇に参加してきたから、フツーと思われているタレント志向は薄い。大人の中で揉まれてきた。ケラケラとよく笑うから話は理解してるのだ。この子は強いぞ!
このまま演劇を続けたら途方もない世界を世に送り出すのではないかと期待できる。さて、どんな人生を今から歩むのだろうか?

■オロを演じるは岩永南都美.。
熊本大学演劇部1年生。彼女とは今年の熊大演劇部との合同稽古、夏の南阿蘇演劇キャンプ、9月「ヴィの劇場」(猫目企画)で一緒に歩んできた。
教育学部に籍を置いているから、将来は教員を目指しているのだろう。
元劇団員の中にも数名、教員になった者がいる。話を聞くと結構大変なものらしい。教員への管理が厳しくなっていると聞いている。
ナツミちゃんの吸収力に驚かされる。「ヴィの劇場」では感情表現にすばらしいものを感じた。彼女の内部には何かがある。それを舞台で自ら引き出してしまう力に「女優に向いている」と確信できたのだ。
まっすぐなところが初々しい。正面から受け止めるタイプだ。

今日は二人ではなく「ちゃちゃちゃの三人衆」として紹介するつもりだったが二人になった。共通するところは法律的に未成年。未成年を括った。
男のくせに母性本能が!くすぐられる。ふたりに挟まれるとチチが張ってくるのである。

東京公演までアト23日。TOKIOの人たち、見に来て下さい。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)

出演者紹介②【肥後丸.・夢現】

2014-11-12 23:48:06 | 透明人間三部作-2014-2015
9万年前、九州阿蘇が4回目の大爆発を起こした。
マグマは天高く立ち上り、噴煙は今のロシアー中国まで被ったという。
ほぼ、この頃より九州の地形は出来上がった。
大きな爆発はあらゆる生命を死滅させてしまったことだろう。
だが、生き残っていたものがいる。

鳥だ。鳥の部族は生き残った。後の火の君である。

物語は原始のここから始まり、古代3000年と近未来の時間が入り乱れる。
つまり、時間の流れがこの爆発によって分裂し、同じ時間に重なってしまったという奇妙なことになってしまった。

鳥の部族5名(何故か女性ばかり!)の内、2名を紹介しよう。
名はカノン(左)とジネン(右)。娘と母の関係である。
何万年、何十万年も生き続ける部族である。

■カノンを演じるは肥後丸.。
赤ワインのような女優です。血がぶどうで発酵し善玉菌、人を酔わせ惑わせる。
夢桟敷に入団したのが今から5年前の2009年。初舞台「薔薇色之病室」では頭の髪を剃って登場した。芸術学部デザイン学科卒業しており、チラシデザインも数多く手がけてくれた。背後霊はくまモン!又は、くまモンの守護霊?
大相撲で例えるならばタカミヤマ(ハワイの神様?)であります。

■ジネンを演じるは夢現(ゆめうつつ)。
四文字で風林火山のようなトップ女優です。熊本で座長と言えば夢現のこと。
よく大衆演劇の役者と間違われるが、1979年の夢桟敷旗揚げの頃よりアングラ女優として不動の位置を確立している。褒め殺しではないです。
背後霊は平家のナニガシ。九州の山奥でこっそり仕返しを目論んでいる名も無き武将。
大相撲で例えるならば大鵬(ロシアの神様?)であります。

この二人の後につづく(火の君、鳥の部族)女優三人衆は後日に紹介します。
火の国五人囃子はウヒハヘンテコリン♪喜びも悲しみも混じります。

東京公演までアト24日。TOKIOの人たち、見に来て下さい。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)

出演者紹介①【太郎ピーチマンション・賀久秀之助】

2014-11-11 23:05:07 | 透明人間三部作-2014-2015
海の向こうから渡って来た戦いの神様二人を紹介致します。
北と南の獅子が大きな戦争をしている頃(今から3000年前)、九州へ逃げのびた部族がおりました。火の鳥を求めて流れて来た。
名はスーサ(左)とテンテル(右)。クニを作りにやって来た兄弟です。
クニの王は一人でなければならないと兄弟喧嘩は止みません。骨肉の争いが続きます。

■テンテルを演じるは劇団仮面工房(福岡)の賀久秀之助。
カルシウムたっぷりの役者です。汗を吹きどばします。
夢桟敷の劇では今回が3度目。仮面工房の不条理と夢桟敷の理不尽が融合します。日頃はおとなしいのですが、舞台に立つとアク(灰汁)の強い存在に見えます。
プロレスで例えるならばタイガージェットシン(インドの神様?)であります。
■スーサを演じるは太郎ピーチマンション。
甘いクレープの匂いがします。台詞がヨダレになります。
入団したのが一昨年2012年。それまでは夢桟敷の観客席にいました。夢桟敷の舞台は4度目ですが大型新人です。プロレスで例えるならばキラーカーン(モンゴルの神様?)であります。

この二人のコンビネーションは大当たり!です。
争いますが、親の血を引く兄弟よりも~♪義兄弟誕生~♪

東京公演までアト25日。TOKIOの人たち、見に来て下さい。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)