熊本公演No.68「声優A子の犯罪」2016年1月29日(金)ー31日(日)場:ギャラリーADOに向けて演出的なイメージをデスクワークしています。
実際にはなかったことが「あったように」監視カメラで記録されたことを「編集」することによって犯人をでっち上げてしまう悪い演劇を構想中です。
登場人物たちはドラマの中に生きている。つまり劇中劇が繰り返され虚構の深みに溺れて行きます。
夢の暴力が演劇にはあります。夢で仕返しをする恐ろしい企みのようにも思われますが、今世は「現実の方が恐ろしい時代」へと突き進んでいます。
日常の楽しさや平和が壊れていく悲観的な時代を感じます。
基本、劇を作っていく姿勢は悲観を裏返します。
夢や希望がないことを見て喜ぶ人はいません。だからと言って都合の良いことばかりを並べる偽善もありません。
つまり、私たちが目指す「避難場所と避難時間」としての演劇です。
現実ではあったことをなかったことにする歴史的認識があります。都合の良いように歴史を塗り替える輩たちです。
劇では裏返します。裏返す娯楽があり、それを限られたお客さんたちと時空を共にします。
演劇は時代に反応するのです。多くの方々が傷ついているならば、一時の癒しを提供します。
実際にはなかったことが「あったように」監視カメラで記録されたことを「編集」することによって犯人をでっち上げてしまう悪い演劇を構想中です。
登場人物たちはドラマの中に生きている。つまり劇中劇が繰り返され虚構の深みに溺れて行きます。
夢の暴力が演劇にはあります。夢で仕返しをする恐ろしい企みのようにも思われますが、今世は「現実の方が恐ろしい時代」へと突き進んでいます。
日常の楽しさや平和が壊れていく悲観的な時代を感じます。
基本、劇を作っていく姿勢は悲観を裏返します。
夢や希望がないことを見て喜ぶ人はいません。だからと言って都合の良いことばかりを並べる偽善もありません。
つまり、私たちが目指す「避難場所と避難時間」としての演劇です。
現実ではあったことをなかったことにする歴史的認識があります。都合の良いように歴史を塗り替える輩たちです。
劇では裏返します。裏返す娯楽があり、それを限られたお客さんたちと時空を共にします。
演劇は時代に反応するのです。多くの方々が傷ついているならば、一時の癒しを提供します。