山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

美術案3

2014-02-28 23:15:14 | 透明人間三部作-2014-2015
稽古場の風景です。
宣伝美術(咲希&小林駄々さん)と舞台美術(出席者全員)での会議になった。
会議というよりはイメージの持ち寄りだった。暫くはデザインの検討になる。
宣伝美術(チラシデザイン)は段取り良く話が進んだ。後はサキと駄々ちゃんによって作成される。
チラシの裏は太郎君がレイアウトすることに決定した。ポスターの印刷は海幸大介が受け持つことになった。
予定通り、3月20日頃より配布できそうである。
舞台美術の製作は5月連休前後2日間を充てる。その日が来るまでは設計になる。
きちんと設計図を作らなければならない。
誰が?・・・できる人がリーダーになって舞台美術の担当が後から決まるという訳だ。
それまでは全員で考えることにした。
久しぶりに本田浩隆君が稽古場にやって来た。もう44才か!夢桟敷に入団した時は高校生だったのに!
彼は白塗り学ランが似合っていた。ふと、原爆の図に少年が立っている絵が浮かんだ。
「透明人間」は公演と並行してビデオ映像や写真で記録を撮りたくなった。風景は廃墟ビルを思い浮かべている。

美術案2

2014-02-27 04:44:08 | 透明人間三部作-2014-2015
こんな夜中に何をしているか?
と自分で自分に言い聞かせながら絵を描いた。

次回公演「透明人間」の一部舞台美術のデザインのつもりだが、
カラスが「アホー」と鳴いているではないか。

演出の立場としては何かたたき台になるものをと思っての徒労。
今日(木)の稽古でこのデザインを打ち壊してもらおうではないか!

美術センスある者はいる。
壊れることも創造に繋がることとして期待しているのですから。(笑)

今回は全員参加の美術を提案している。
餅屋は餅屋。美術演出の登場を待つ。指を折りながら待つ。
今回は小林駄々さん、きちくるおさん、の協力を得られた。ほっ。
更に協力者の追加が見込まれている。

ひとりごと
「眠れない夜。
布団に転がってみたものの、次回公演の件で妄想が膨らむばかり。
頭の中が満開である。
見えないものへの恐怖。
見えないものが見える劇へ!
奇妙奇天烈アッパラパーのパーになって悶えるばかり。
天災バカボンのパパなのだ。」
朝に近い夜。

「透明人間」【告知1】

2014-02-26 19:23:56 | 透明人間三部作-2014-2015
劇団夢桟敷No.64■熊本公演第1弾
「透明人間◎未来幻想篇」
作・演出◎山南純平

【時】
5月16日(金)19:00開演
5月17日(土)19:00開演

注)開場は開演の30分前です。

【会場】
法泉寺・本堂
(熊本市中央区九品寺1-6-17安巳橋際)
(地図追加予定)

【料金】前売2000円/当日2500円(大学生以下1500円)
    ペア券3000円
※チケット発売は3月20日より!
(チケット置き場は後日発表致します!)
問)yumesajiki@ybb.ne.jp
尚、先行予約はメールにて3月10日より受け付けます。

【登場人物:出演者】

ジネン(幽霊):夢現
カノン(幽霊):坂本咲希
アポロ(ロボット):工藤慎平
月光(ロボット):海幸大介
三日月(ロボット):太郎ピーチマンション
おくち(細胞組織):肥後丸.
おめめ(細胞組織):山本真実
名もなき声(お囃子):東田まなみ
名もなき声(お囃子):赤井犬彦
名もなき声(お囃子):山南純平
名もなき音(電子ドラム):タカハシユウジ

注)尚、Wキャスト体制の為、出演者変更の可能性あり。
  追加出演者は3月10まで交渉募集中。
(協力)
きちくるお/小林駄々他、只今、交渉中。



今、私たちは見えないものが漂う時代になったと恐怖を感じる。
この劇は見えないものによって人類が滅亡した未来の物語である。
人間はいない。幽霊とロボットだけである。
食べるものも飲む水もない。
空気は爆発を繰り返すものに変わった。
残されたものは人の魂(愛や憎しみ)と機械(廃棄物)だった。
未来は過去・現在の拡大鏡である。 
歌えやオドレ!
私たちは今、生きる意欲を高めなければならない。



以降、県内外旅公演計画しています。
野外版・小屋スペース・民家版など変幻自在な劇を構成します。
決まり次第お知らせ致します。
尚、全国各地より公演を受付中です。
期日などお早めにお問い合わせ下さい。企画書送付致します。
期限:2015年5月まで「透明人間」シリーズは行います。

美術案1

2014-02-24 23:20:31 | 透明人間三部作-2014-2015
劇団では美術に才能が突出している者が必ずいる。
好きこそ上手なり。趣味レベルから専門的に勉強してきた者たち。これまで、この才能の持ち主を切らしたことがない。
宣伝美術や舞台美術などを担当してもらっている。同時に俳優もしているからマルチタレントである。
小劇団では兼業が当たり前。
外部からもご協力を要請することはある。外部というより内部の人間関係に近い。一家だ。

次回公演「透明人間」でも美術の協力者がいる。
宣伝美術やレイアウトをサキのプロデュースで協力者とタッグを組んでもらうことになった。
舞台美術については劇団員全員で取り組もうということになった。
其々が案を出し合い、それを構成する方法である。部分的案が出てきている。
ゴチャゴチャ散漫にならないよう構成する美術センスに応えられる才能の持ち主はいるだろう。
いわゆる個人にお任せ(舞台美術担当)ではなく全体を仕切りまとめるリーダーが必要なのだ。
通常だと演出や舞台監督の仕事ではあるが、今回は美術も音楽も照明、小道具・衣裳メイクなども、全て演出・舞台監督の一部として考える。
突出している才能の持ち主が部分のプロデューサーとして誕生するように!
個人と集団の関係を深めたい。
その上、全部美術として取り組むこととした。音楽も照明も、つまり裏方であるスタッフも美術である。
概念を壊そう!破壊=創造は同時進行でおこなわれる。

美術を各自で始めよう!と切り出した本人がデザインしてみた。
なんじゃこれは!何が何だかわからない。ノータリンである。
頭で思い浮かべていることが指先まで届かない。不器用なのです。(笑)
言うよりは描いた方が早いと思ったから描いたのだが、自分で自分を笑ってしまう。
恥は承知の上で下手をつづけて描いてみることにした。
私のテーマはコンポスト(堆肥・ゴミ・廃棄物)。
他にはロボットを想像するような照明機や脳みそ、身体の部分を想像するようなデザインなども提出されている。

各人が舞台美術の部分テーマを設けて(木)までには発表することになった。

吊り太鼓GET

2014-02-23 22:47:30 | 透明人間三部作-2014-2015
福岡市薬院の回kaiフリーマーケットにて次回公演で使う予定の吊り太鼓を手に入れた。
ご提供頂いたのはアダチ宣伝社の足立さん(たけのうカルテット)、どうもありがとうございました。
彼との出会いは30年前くらい?ライブで「ビタミンC」をレモンを齧りながら歌っていた。
会場はレモンの香りが充満した。当時は学生だった。きっと面白い人生を歩むだろうと楽しみを与えてくれた。
今は知る人ぞ知るチンドン屋をしている。音楽のプロデュースもしている。3月1日(熊本)のヒカシューのライブも関係していた。
今日の同行者は海幸大介(劇団の旗揚げメンバー)。熊本⇔福岡の移動中、東京時代の昔話に花が咲いた。
博多の海を眺めたかったが、男二人では絵にならないと笑いながら辞めた。

雛飾り

2014-02-22 17:42:17 | モノローグ【エトセトラ】
雛まつりが近づくと熊本県山都町(旧矢部町)座長の実家(私は避難場所あるいは別荘と呼んでいる)では、毎年雛壇を飾ってくれる。
もう30年近くつづいている。
長女サキが生まれた時にプレゼントされたものだ。
この前で写真を撮っているから成長記録にもなる。

私が子供の頃は雛人形が怖かった。
足や手、首が取れて不気味だった記憶がある。
先祖代々、受け継がれた古い雛人形だったのだろう。
今は、それも味わいというか、古いものに対する憧憬も感じる。

ソチ五輪TV観戦(2)

2014-02-21 05:11:46 | モノローグ【エトセトラ】
フィギュアスケート女子シングル、昨夜のショートと今夜のフリーを見て寝不足!
昨夜ショートで16位だった真央ちゃんはフリー合計点198.22点で6位だった。
彼女の涙を見て「よく頑張ったね」と抱きしめてあげたくなった。いやだろうが・・・。
森喜朗元首相は「あの子、大事なときは必ず転ぶ」と述べたらしい。
転んで起き上がる!ここにドラマがある。どん底に落ちたにしてもドラマになる。
人間、転がれば強くなるものだ。
なんちゃって思いながら、明日からは眠られるだろう。
もう朝になってしまった。
今から転がる。


ソチ五輪TV観戦(1)

2014-02-18 19:14:59 | モノローグ【エトセトラ】
五輪の影に隠れているニュースはないかと気になっている。
「ニッポンがんばれ!」と浮かれていると後でしっぺ返しを食らうことがある。
オリンピックは「愛国心」を高揚させる。強い国に憧れる。強さは正しく美しいと錯覚する。
先日からの大雪で孤立した村や死者までがいる。
災害には弱い国ニッポン。笑ってはいれないのだが、・・・。
ところが、
昨夜、カーリングをTV観戦して笑い転げてしまった。
玉の滑りを良くするために氷を擦る姿に笑う。何やら叫んでいる。
あのスポーツは頭脳プレイだと讃賛する者もいる。
囲碁や将棋のように「敵はこうくる」と予想するゲームのようだ。
しばらく観戦しているとルールが何となく理解できた。
敵を追い出す、ガードを固めて得点を与えないようにする。
中学生(少年少女)までが出場している。世界に頭角を現す子供は凄い。天才に見える。
ジャンプでメダルをとった41才のおっさんは誰かに似ている。
名古屋の矢野さん(てんぷくプロ)に似ているではないか!
テレビ観戦しながら天才たちや苦労人を眺めて、影が気になる今日この頃。


ダイエット作戦

2014-02-17 01:26:17 | モノローグ【エトセトラ】
目指せ、69kg!(70kgを切ることを目標にする)
動きが鈍くなった。立ち上がる時、「よいしょ」の声が出る。靴下を立ったまま履けない。
減量しようと思った一番の理由は動くと息が切れやすくなった。一日中「はぁはぁ」言っている。人前で息を殺すことが苦しくなった。
ジョギング、腹筋、カロリーを減らして汗をかく生活改善をしているのだが、今、体重計に乗ってみると78kgだった。先週よりダイエットしようと思った日から3kg増えた。この3日間で1日1kgずつ増えたことになる。
昨日今日(土)(日)は1日2食である。それでも太る。どういう訳だ?
1日1食!そして運動!・・・今週の目標である。
変化なければダイエット中止にするつもり。無駄な努力だと諦めよう。
(注:写真は我が家に太郎君が寄った夜。息子が友人の結婚式で横浜から帰って来たが、我が家に帰ったのは午前様であった。)

くっくっくっ(苦)

2014-02-14 05:04:30 | モノローグ【エトセトラ】
ジョギングをした後遺症で筋肉痛に襲われている。
「イタイ、痛い!」と、つい口に出してしまう。言っても治らないから、それは空しい。
今夜、足が引き攣って飛び起きてしまった。悲鳴を発してしまった。
「ふぁ~!」・・・動物のような雄叫び。
暫くすると足の筋肉が溶けていくような柔らかさを感じた。痛みが和らぐ。激痛の後の快感!
「ふぅ~。」・・・安堵。

昨朝からの筋肉痛は動きまわっていると和らいできたのに・・・
痛い時に痛いことをすると痛い感覚が麻痺する。それを楽しめていたのに・・・
毒は毒をもって制す?・・・それは間違っているのか。

この数十年、エラそうにあぐらをかいて役者に対してイチャモンをつけてきたのがいけなかった。運動不足だった。
脂肪消費すること!自分に言い聞かせる。
身体が重くなっているから足に負担がかかっているのだと反省する。
昨日は生憎の雨のため「熊本散歩」はできなかった。
稽古場で聞いた話では「雨ではなくみぞれ」だったらしい。寒い一日だった。
ダイエット目標は6kg減量! 70kgを切ること。自分で決めた。
稽古が終って台湾料理の店に入った。
帰って体重計に乗ると1kg増えて76kgになっていた。
「くっくっくっ」苦笑いである。

天気が良いので

2014-02-12 15:17:29 | モノローグ【エトセトラ】
目が覚めると快晴である。雲ひとつない。
「走ってみよう!」と思いつき、上江津湖公園までジョギングをした。ほとんど歩く速さである。
膝関節も痛くなく、腰も快適。自家発電による冷却装置も働く。爽やかな汗が額に流れてきた。
問題は胸の揺れである。上下に揺れる。走る時はノーブラでは鬱陶しさを感じる。男のブラジャーが欲しい。
10分くらいで脈拍、血圧も上がった。息が荒くなる。足元がふらつく。
肺の匂いを感じる。熊本名物いきなり団子の匂いだった。さつま芋や小豆の甘い匂いがした。
子供の頃、マラソンをしている時の匂いと同じだった。

春になると、この公園も桜満開になるのだろう。
その時は花見弁当持参で楽しもうと決めた。

熊本ブラジル交流

2014-02-11 23:40:04 | 企画2009~2015
サンバダンサー、マサシさんの呼びかけで熊本ブラジル交流会に参加した。
マサシさんとは昨年、河原町関係のパーティーで出会った方。
男ながらセクシーなのである。むんむんムラムラ~!オドル姿は太陽神アポロン。
空耳だったかも知れないが、熊本をブラジルの植民地にしよう!という交流会だった。(注:これは空耳ではなく嘘!)
105年前、日本からブラジルに移住した苦難と日系社会の今日との交流を深めようとするもの。
地球上、日本から一番遠い、地球の反対側の国=南米ブラジルとの文化交流をしよう!と集まったパーティーだった。
劇団からは座長、クドシン、まみちゃん、まなみー、ムラ夫妻とお地蔵さんと私の8人が参加した。
2008年「ボクノフルサト。」(笠戸丸)熊本公演、2009年2月のブラジル公演のメンバーの一部が集まった。
未だ内々の計画だが来年はブラジルに公演のための取材旅行をしようと思っていた矢先のパーティーだった。
移民船笠戸丸のリーダーだった上塚周平は熊本県城南町出身であり、熊本からも多くの移住者がいた。
私たちがブラジル公演をした際、大変お世話になった安永ファミリーの親戚にあたる方も来られていた。
驚いたことにその方は初対面ではなく、熊本こどもネットワークで会っていた方だった。
ワークショップで出会った方もおられた。
城南町「くまもと上塚周平顕彰会」の方々の説明やご挨拶、学生たちのパネルディスカッションなどもあった。
昼からの交流会だったが、夜の部は参加出来ずに残念だった。
ぼちぼち、私たちも動き出す。
「一家をあげて南米へ!」は切れてないのです。

見えますか

2014-02-10 23:41:33 | 透明人間三部作-2014-2015
意識は黒髪町の稽古場に向かっていたのだが、何故か清水町の稽古場に向かっていたことに気付いた。
うっかりだと笑えるが、職業病だったら労災である。
考え事をしながら車の運転をしていると目的地を間違えることがある。
今日は我を忘れて次回公演「透明人間」のことばかりを考えていた。
「見えないモノを見せる」
「見えるモノは見えないようにする」
舞台では逆転の発想でイメージを組み立てている。
あるべきモノが見えない。見えないことへの恐怖である。
人間不在の劇へ挑戦する。これも逆転の発想。
人間不在の劇はモノやカネに対する批判の劇である。
現実から離れる。離れなければ見えないことがある。
いわゆる空想から現実を見る。
シュールで一杯になって車の運転をしていたものだから目先を失った。
夢酔い運転だった。
我に返らなければならない。生活は現実の中にあるのです。

東京都知事選

2014-02-09 23:18:51 | モノローグ【エトセトラ】
選挙権はなくても、日本の首都=東京での選挙に注目していた。
それは細川さんが「脱原発」を唱えて立候補に名乗り出た時からだった。後ろ盾に元総理小泉がいた。
自民が慌てる様子も伺えた。「殿、ご乱心を・・・」と引き止める輩までいた。
自民公明が推薦するマスゾエにお膳をひっくり返したような選挙戦に見えた。
期間中にマシゾエのスキャンダルも露出する有様。
マスゾエは女性蔑視発言で嫌われ、公職選挙法違反容疑で告発されている。

東京電力は福島の犠牲を生んだ。都民は大いに反省している筈。一刻も早く原発ゼロの狼煙を!
3.11東北震災・福島原発の崩壊により、日本人の原発に対する意識は変わったと思っていた。
地方自治に大きな影響がある。各地で原発の是非を巡る論争が巻き起こる筈。
原発のみならず政府の危険きわまる軍事国家への暴走に対しても歯止めとなる地方自治に変わらなければ・・・。

ところが、開票と同時にNHKはマスゾエ当確を発表する。
出口調査による発表だった。番組は予定通りソチオリンピックへと移行する。
原発を争点にした知事選では地方自治の政策では通用しないと釘を刺すコメントが並ぶ。
細川・宇都宮の選挙敗北は安倍政権の原発ダラダラ推進と軍事国家へと突き進むことになる。
驚くべきことは右翼=田母神を支持する20代の多いこと。これには閉口した。
共産党は宇都宮支持の多さ(細川を上回る)位置を評価していた。

そもそも私は土俵の外の傍観者だった。何も闘っていなかったのだ。
東京に住んでいる僅かな友人知人に「選挙に行こう!」と呼びかけているだけだった。
何もしないで、東京都民がこのような結果を出したことに疲れた。
闘わずして負けたような気分に陥った。これが一番疲れる。

水俣市長選挙は自民公明の候補者を打ち破った。
小さな町だが環境問題には先進的な町だ。政府に対して堂々とNo!をアピールできる町。
公害を学習している市民の勝利だった。

Wキャスト

2014-02-06 23:45:02 | 透明人間三部作-2014-2015
次回公演No.64「透明人間」5月16日(金)17日(土)熊本公演の配役を発表した。
今回は1年を掛けて(2015年5月まで)旅公演も計画しており、
キャスティングは2重設定にした。
つまり、1人が2つの役をこなせるように仕掛けた。
通常だと2つのチームに分けるところだが、場合によっては役を差し替えられるようにしたのだ。
稽古では1人の負担が大きくなる。
ハードルを上げた。もっと進化を!緊張関係を作りたい。
仕事量を増やすことによって作るスピードも上げる。

自慢話になる。
劇団夢桟敷は過去1度も粛清したことがない。
劇団が役者をクビにしたことがない。
こいつは役者に向いていないと思いながらも、あきらめずに役者となるようにあの手この手を使ってきた。
ある日突然、役者自身が殻を打ち破る瞬間に立ち会ってきたから、あの手この手も増えた。
試行錯誤する執拗さがあるから倒れそうになっても立ち上がることができた。
面倒くさいこと、苦しいことから逃げることはしない。
それが最大の力に代わるからである。

なんちゃってである。
キャスティングは終わった。
次は時間をかけてスタッフワーク大作戦へ。