山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

7月8日(日)オープン

2012-06-26 23:38:30 | 企画2009~2015
秘密基地☆レミング

熊本市中央区河原町2 問屋街に間借りした小さなスペースで、いよいよ秘密基地☆レミングをオープンする。
この町は河原町文化開発研究所が8年間、「アートの日」(毎月第2日曜日)や他に様々なアート企画展などをおこなって文化発信の町として定着してきた。
戦後直後の焼け跡闇市から建てられた古い繊維問屋街に現代的にアレンジしながら再建を試みるアーチストや起業家たちが集う町である。

秘密基地☆レミングは、
劇団夢桟敷・猫目おろち・劇団「魂」、海幸大介(プロデュース)・きちくるお(人形作家)・塵蟲(フリーペーパーや衣裳デザイン)が運営会員となりスタートする。以降、演劇・美術・ダンスなど随時会員募集はつづく。
会費は月・団体1000円/個人500円。
町での企画イベントや会員同士のコラボ、ネット販売による商品の営業を保証する目的で、企画制作を発信する基地として結成する。又、河原町文化開発研究所のサポートもあり、町が企画する様々なイベントやパーティーでの連携を試みる。この基地を団体・個人の事務所として使用することも可。

何やら怪しげなネーミング(看板)ではあるが、これをステップに団体・個人の事業を拡大するための場にしたいと目論んでいる。気軽に腰かけてもらいたい。入会脱会は自由。但し、脱会は発展することが条件。自立の修行の場として利用されたし。

尚、レミングとは集団自殺するネズミの俗称もあるが、事実は旅するネズミ、海や川を泳げる特殊能力を持つネズミのこと。
あるいは「壁抜け男」の異名もある。

7月8日(日)午後3時よりオープニングパーティーを行う。
焼肉(鹿・猪など)、ドリンクを基地近くの野外スペースで行います。参加は予約制になっております。詳細は近日中に発表。アートの日にふさわしいパーティーになるでしょう。

聞いてびっくり、見てびっくり。・・・夢桟敷は町そのものの劇場化を企んでおります!

赤色時代■ご案内

2012-06-17 02:37:35 | 阿部定2012


劇団夢桟敷 No.60 公演
赤色(あかいろ)時代~阿部定事件より
作/演出◎山南純平/共同演出◎工藤慎平

時■7月27日(金)午後7時
  7月28日(土)午後3時/午後7時
  7月29日(日)午後3時
開場は開演の30分前です。予約先行のご入場となります。
満席が予想されますのでご予約はお早目にお願い致します。

場■熊本市中央区河原町ギャラリーADO

料■前売1500円(当日1800円/学生割引1300円有り)
問(予約)■096-343-0334/09045815190/メールyumesajiki@ybb.ne.jp

阿部定◎夢 現
彷徨いサダ◎坂本咲希
誘惑のサダ◎肥後丸.
三人のサダが分裂したり重なる。
石田吉蔵◎工藤慎平
大宮五郎◎赤井犬彦
芸者さくら◎東田まなみ
極楽少女◎KAREN
傷痍軍人◎海幸大介/山南純平
POPゲイシャ◎山本真実/中村大輔
傷痍軍人、POPゲイシャについては入れ代り、代役の変更もあります。

制作◎猫目おろち 宣伝美術◎(C)higomaru
協力◎きちくるお(人形作家)
   秘密基地レミング/劇団「魂」
   中村のわーる(音楽)

■「阿部定事件」をテーマにした劇であるが・・・

今の時代、不穏なものを感じている。
世界規模での経済危機、アメリカも中東からアジアへ戦争をシフトしているのか、
天変地異も日常化、日本は放射能汚染も問題化、不穏は高まる。
こんな時、嘗ての「阿部定事件」を振り返ると大きな発見に気づく。
不安な時代に「愛」の一撃が大きな力となる。
阿部定は「世直し大明神」と国民から喝采を浴びていた。あるいは「愛の革命戦士」とも称された。
これは一体どういうことだったのだろうか。その秘密に迫るため、劇でしか表現できない方法を探る。
サダ、人物像を追って「愛」の多重を見ることができた。
恐怖と喜劇が表裏一体となった。言い換えれば「エロスの革命」を幻想する。
何が狂っていたのか、現実を幻想の側から捉える。・・・サダの秘密。愛は強いやさしさにある。サダはそれを隠してこの世を去った。

■出前劇「赤色時代」について

7月公演が終わり次第、熊本県内外からの出前劇を受け付けます。
詳細は後日発表します。
会場は臨機応変、どのような場所でも公演可能です。
尚、制作についての相談にも応じます。

「極楽少女」

2012-06-14 23:48:35 | 企画2009~2015
来週の月曜日より「極楽少女」V撮影がハジマル。
写真は、きちくるお 作 球体関節人形(第2作目)。

登場人物は少年役に肥後丸.女史。
少年と人形少女の愛を描く。
劇団夢桟敷 次回公演7月「赤色(あかいろ)時代~阿部定事件」に登場する人物たちも映像に加わる。
前回3月のイメージ映像3パターンにつづく実験映画に挑戦する。

尚、撮影現場は時々、写真でアップします。
舞台版と映像版は暫く並行して制作する。

劇団「魂」との稽古

2012-06-09 23:19:50 | モノローグ【エトセトラ】
毎週土曜日は劇団「魂」のメンバーが通ってくるようになった。
この劇団の主宰者は、はる君。
夢桟敷が彼と関わるようになったのは2007年「アリスの証言」公演からだったように記憶している。彼が学生の頃だった。
この公演は福岡、大阪、名古屋の旅公演をした。この時の客演では熊本大学、県立大学の学生も客演として参加していた。
以降、彼とは夢桟敷とユニットを組んで「劇団笠戸丸」を結成してブラジル公演を実現したり、日本演出者協会が主催する「演劇大学in熊本」にも常連の顔ぶれにもなっていた。最近の公演でもスタッフだったり出演者として舞台にも立っている。
気づけば、身内のような付き合いが続いている。

(注:写真は稽古が終って「魂」のメンバー、前列左より一人目と二人目を加えたファミレス食事会より。)

レミングたち

2012-06-08 23:16:20 | 企画2009~2015
この数日、河原町での会議が続いた。
熊本市中央区河原町2 国際繊維問屋街に借りた小さなスペースは愛称を「秘密基地」と決め込んだ。公然の秘密である。
名称は「レミング」。
集団自殺するネズミの俗称を払拭し、真実、旅するネズミたち、川や海を泳げる特殊能力を発揮するところとする。
小さな秘密基地から大きな世界へ発信する場所。美術、演劇、映像、ファッション等々、商品化の企画プロデューサーと表現者たちが集うネズミの巣である。
ネズミを蔑視することはない。ネズミは流行。つまり、凄い勢いで生殖する力がある。ここに価値を生み出す。
団体、個人の会員制で運営を図る。劇団夢桟敷は「レミング」に属する。今のところ猫目おろち、個人3名。夢桟敷内部外部からも発芽、増殖することになる。
この町に関わることで河原町文化開発研究所に加わった。研究所の主旨・目的と合致した。
この研究所は8年前より「アートで町おこし」のイベントを手掛けており、その実績は全国的にも知られるように輪が広がり続けている。その波紋に飛び込んだのである。

7月8日(日)オープンを目指している。
「河原町アートの日」より幕は開く。
暫くは準備に追われる日々。作戦会議はつづく。

キッズ「ざしきわらし」へ

2012-06-04 23:57:38 | ワークショップ
■6月3日(日)

今月(6月)よりキッズミュージカルの先行稽古を開始した。
本日、集まったのは10名。小学2年生~中学2年生まで。
毎週日曜日pm2:00~4:00までを予定している。随時、子どもたちの参加は募集中です。

このワークショップは本来、清水公民館講座のプログラムとして行われている。
今回は先行稽古として夢桟敷が主催する。公民館講座は9月中旬開始の予定で11月3日の「市民の集い」で発表会の予定。
これまでに2回の講座を開催してきたが、短期集中型だったため「もっとできる!」の欲張った考えが生まれたために先行稽古となった。
じっくり演劇の基本から行いたいと思ってのこと。子どもたちの未知の可能性と時間をかけて付き合いたいと思う。
可能かどうかはこれから判断するが、夏休みを利用しての合宿、自主公演も視野に入れた活動に入りたい。
劇団夢桟敷としてもキッズ部門の充実を図りたい。言わば、子ども演劇の指導者を育成することも意図している。

昨今、子どもたちの表現力には目を見張るものを感じていた。未来を開くのは子どもたちである。演劇がどう関われるか、これは素敵な課題であり遣り甲斐を感じる。

河原町秘密基地「レミング」

2012-06-01 23:32:54 | モノローグ【エトセトラ】
■河原町2問屋街通路2F秘密基地「レミング」内装作業に入ります。
劇団員と猫目企画、参加希望のアーチストさんたちによる手作り作業にご協力下さい。
尚、本オープンは7月8日(日)
それまでの内装作業中は仮オープンとします。



夜行性人間だったが、6月1日より河原町(秘密基地レミング)へ通うことにした。要するに昼夜の逆転の逆転。町の劇場化計画!いよいよ始動します。ヒトがなびく熊本の下町からネズミたちは泳ぐ特殊能力を発揮する。