山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

東京に出張!

2016-09-29 01:30:08 | 九州「劇」派2016
9月28日-30日の2泊3日、東京です。
詳しくは後日!
くるくる爺さん、旅日記を書く予定です。

それにしても「失語症のおしゃべりメ!」の唐十郎氏が台詞として書いたコトバを、東京に来て自分のコトバとして、モノになりつつある。日常会話で使うとイキイキするのです。

3日間、山南ノート、お休みします。
10月1日までお待ちください。

お、おおお。おー!

2016-09-27 15:08:26 | 九州「劇」派2016
公演入場予約について。
以下の予約フォームよりお申込みが便利です。
https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha
お名前、人数、日時指定、連絡先を明記して下されば、公演当日に前売りでご入場頂けます。受付にてリストを作っておりますのでご安心下さい。
他の方法として、
メール yumesajiki@ybb.ne.jp
電話 09045815190(制作)
あります。電話の場合、18:00-22:00は稽古中のため出れない場合があります。又、車で移動中の場合も出れません。その場合、追ってこちらより電話を差し上げることになっています。
まだまだ空き席があります。直前になると駆け込み予約が殺到して満席でご入場頂けなくなることもありますので、ご注意下さい。

昨夜の疲れが残っている。疲労回復にはファイト一発リポビタンD。付け加えれば、ビール酵母菌も効く。赤ワインで肉体をアルカリにするも良し。何はなくとも江戸むらさきである。
仮照明や衣装、道具も使って稽古をするようになった。本番体制に近づいての稽古。劇派メンバーのパワーも上がってきた。気が抜けない。集中力も一気に高まった。日常会話も劇台詞が飛び交うようになった。
日常とは何でしょう?性よ、性。生よ、生。生きよ、堕ちよ、落ちたら跳ねるしかない。飛べ、飛ぶのだ!空を喰う。
私は明日より2泊3日で上京します。おのぼりさんだよ。行き当たりばったりで会える人には会います。早稲田でフェスティバルオープニング公演「OKINAWA1972」大評判も見ます。
明日も稽古があるのだが、私のいないところで、鬱憤ばらしを楽しむが良い。ははは!
大都会で行き倒れて、笑う奴、千人越えか?容赦なく笑うが良い、ヨイヨイ、と。

■九州「劇」派■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

疲労回復には笑顔

2016-09-26 23:16:26 | 九州「劇」派2016
鹿児島県奄美で震度5弱!のニュースが入った。14:20頃。
4以上だと心配になる。
たった今、交番のお巡りさんが住民調査に来た。4月の熊本地震以降、引っ越しでこの地区は新たに入居している人々が増えているという。どこから引っ越して、年齢や職業まで問われた。
まさか、乗用車のトランクまで調べられるのではないかとドキドキした。劇で使用するピストルやナイフ、日本刀を積み込んでいるからヤバイのである。そういう訳で、挙動不審になるのです。
ところが、おまわりさんはニコニコ笑って、「もしかしてタレントさん?」と問われる。自由業と名乗ったからか?熊本では珍しいらしい。
いえいえ、劇団員です。と答えると、おー!大衆演劇ですか!と明るい顔になった。アングラ劇を語っても仕様がないね。大衆演劇ということにしておこう。おまわりさんに対してはどうでも良い話だ。
この、笑われてなんぼ!ティーシャツが気に入ったらしい。
7月に通学路侵入禁止で切符を切られた。罰金7000円を払いに行こうと思っていたところだった。
公演が近づいているのに無駄に支払うことがかさむ。体重は減らない。長時間歩くと息切れがする。運動不足か?

夜の稽古が終わると、膝が笑っていた。貧乏ゆすりよりも小刻みに震える。これは自分の意思ではない。武者震いか?違う!
道具の運び込みの故だった。大して筋肉を使っていないのに、足腰が痛い。老化は足から忍び寄るというが、それを実感する。
いかんいかん。老化は気から?ならば、恋愛をしよう。狂える恋だ。性よ、性。
この劇中でも雪子は言っている。ガラスの子宮を持つ雪子はフランケというフィアンセがいながらにして兄の田口を愛しているのだ。近親相姦か?それとも違う。自愛である。
思い当たるところがある。人を好きになる時、他者の中に自己を発見するのだ。錯覚であろうが、他愛は自愛でもある。
何?・・・生きているのか、死んでいるのか、だって?
少女の呼び声は「生きているって言ってみろ!」と聞こえるのだが・・・。

(注)タイトルと記事の関係がファウルになっていることをお詫び申し上げます。

■九州「劇」派■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

黙って?ふんふんふん

2016-09-25 23:53:16 | 九州「劇」派2016
仮衣装をつけて、全体の3分の2を流す。この数日で急変する。そりゃそうだ。公演が刻一刻と近づいており、気分が前のめりになっているからだ。そういう時期にある。・・・黙って稽古を眺めた。そう決めて、今日の稽古は通すことを目標にしたのだった。黙って?・・・こんなことは滅多にない。それでも何度か、手をパーンと叩いて流れを止めた。手のひらが充血したね。内出血だった。血管の加齢現象か?カレーを食べよう。
口からついて出た私語は「息を吐きっぱなしじゃ、見ている人が疲れるね。」・・・止める、吸い込む、皮膚も、足の裏も、目の向きも!劇世界の内。
さて、明日の稽古は今日、出来なかった3分の1に挑もう。海千山千、明日からも殻むき、皮むき、劇作り、稽古は自己変革です。

■九州「劇」派■■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

生きています。

2016-09-24 14:44:22 | 九州「劇」派2016
熊本の一部の人の間で、私は癌で死んだことになっていた。
一番驚いたのは本人だよ!鉄分不足、低血圧、血糖値が低い以外、ピンピンしていて、隠れて1mgのタバコを吸ったり、抵抗力をつけるために酵母菌を摂取するのに瓶ビール1本までなら飲んでいる。赤い血も流れているよ。血液検査は定期的にしている。
噂はその人の希望的観測や都合の良いように一人歩きするものだ。・・・もしかしたら、本当は私は死んでいて自分で気づいていないのが真相だったりして!透明人間か。
「少女都市からの呼び声」は身につまされる。ここに登場する田口君や雪子さん、死んでいることに気づいていないのではないか?まさか、我々が死んでいるのか?
劇は生き生きした妄想の全面展開で疾走すべし!
日常会話が破壊されつつススム。一見、狂人たちのような戯言のように見えるだろうが、これは1945年と現代、満州と手術室や路地裏で展開する時空を超えた「愛の物語」であることに焦点を定めた。・・・詰まるところ、日常は狂気で包まれているのだが、それは気づきにくい。人は都合の良いように生きていやがる。

■九州「劇」派■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

見える、聞こえる

2016-09-22 00:12:01 | 九州「劇」派2016
確かに唐十郎戯曲は手強いね。ラストに向かって!
私的生活観からは計り知れないものが襲いかかってくる、クルックル。だから、狭い私的世界を捨てよう。
そう思ったら、二つの幕が仕上がった。二つのコンビが見える・聞こえるようになった。
どうぞ皆さま、ご覧あれ。・・・首のシワを伸ばしてお待ちしています。
ご予約はお早めにお願いします。

写真//肥後丸. 玉垣哲朗 海幸大介 夢現

■九州「劇」派■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

私の中に他人がいる

2016-09-21 12:05:06 | 九州「劇」派2016
劇団夢桟敷の前回公演「声優A子の犯罪」(作//夢現 さかもとまり
http://blog.goo.ne.jp/yamanami-4/c/9f230ddbee7a6e8cd2fabecad4a5d46e)では多重人格による事件を取り扱った。これは九州「劇」派で「少女都市からの呼び声」(作//唐十郎)に向けてのステップでもあると意識して取り組んだ公演だった。
昨日の稽古で、座長=夢現より問題提起された。戯曲では登場人物が大量に設定されている。しかし、配役は数を満たすほどはいないのである。そこで一人が何役かをこなすことになり、主要な登場人物以外は困難を極めている。完全オリジナル版だったら、役者へのあて書きが可能であるのだが、今回、そうはイカヌ、イカノキンタマ状態だ。
脇役は劇の進行の上で、とても重要な位置にあると考えている。そこで「劇」派のビッグ3を脇枠に回した。この脇役が、何人もの役をこなすことになったのだが・・・。存在感あり、個性豊か、とにかくインパクトのある脇である。だからと言って豊かさを消す必要はない。
ある時は医者、看護師、そしてある時はボケ老人(失礼、認知症と言わなければならないらしい。)、朝鮮米を突く町の人、そしてある時は凍てつく満州を徘徊する行軍、ある時は愛人。
なんじゃこりゃ!・・・問題提起されて当然である。但し、労働基準局にだけは内緒にして欲しいものだ。
さてさて、タネも仕掛けもある脇役マジックを使わなければならない。疑問があるところには解決が見つかるもの。

ところで、9月28日-30日まで上京することになりました。Space早稲田演劇フェスティバル「OKINAWA1972」観劇、新大久保鷹さん、村山さん、東京公演協力スタッフを捕獲すること以外のスケジュールが立っていないよ。不徳の致すところの私と会ってくれる方はいませんか〜?
早稲田-高田馬場-新宿ゴールデン街クラクラあたりでお会いしたいものですが!

(注)写真を間違えて載せてしまいました。心より匠さんとゆかりちゃんにお詫び申し上げます。

■九州「劇」派■■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

仲良しこよし

2016-09-20 16:03:42 | ワークショップ
9月19日(月)台風16号 九州接近中!
熊本演劇人協議会主催「100人稽古」
熊本県立劇場(大会議室・和室)

県外の演劇関係者から「熊本の劇団は仲が良いね。」とよく耳にする。県外では仲が悪いのだろうか?どうなんだろう?そんなことはないだろう。劇団同士が表立ってドンパチ、仁義なき戦いをやっているのを見たことがない。鉄砲玉と呼ばれる演劇青年はいなくなった。うん?ヤクザか?反社会的勢力って何?
一時代、伝統芸能と新劇、新劇とアングラ劇、商業演劇(プロ)と少劇場(アマ)が一線を引き、お互いにいがみ合っていたことがある。それは自己主張を強く持つことが必要だったからだろう。守るも攻めるも正当さを主張する時代が1960-70年代前半にはあった。劇場論、リアリズム論争から演劇の運動論まであった。縄張り争いのことではない。論争という文化だった。
公演が終わると、その場でお客さんも役者たちも入り乱れ、酒を飲み交わし、新劇がどうの、アングラがどうのと口から泡を飛ばし喧嘩をしていた。特に、テント芝居での公演打ち上げでよく目撃した。気づけば自分もその輪の中にいてヘラヘラしていた。曲馬館というテント芝居。その後、夢一族、風の旅団、リダンと分かれた。今の水族館劇場はその流れから生まれて大活躍している。
おや?話が横道に逸れているぞ。昨日の「100人稽古」の件を書きたかったのだが・・・。これについては、今日20日(火)夜の稽古が終わって息抜きにコメントを追加します。今日は稽古の準備で息が抜けない。あれがないこれがない、だ。公演まで、あと1ヶ月に迫ってきたからね。
確かに熊本の演劇人は仲が良いね。ワークショップの内容も面白かったよ。「演劇で遊ぼう!」がテーマだった。真面目に遊べたよ。夜の懇親会はじんわり、極楽極楽?と大きな息を吐いて飲めた。皆さま、どうもお疲れさまでした。

ラスト場まで、あと一歩!

2016-09-18 23:48:07 | 九州「劇」派2016
あと一歩でラスト場面に取りかかれる。その一歩が大変だ。ここが決まらないと眠れない。眠っても悪夢が繰り返される。
雪子が火の中に飛び込み、焼身後、ガラスの少女となって舞台の奥から空へ舞い上がる。それから・・・。夢だ。
同じ夢を見続けること1ヶ月。こんなことをしたら大切な女優が死んでしまうではないか!死んだらいけん。それは間違っている。生きるために舞台はある。殺してはいけん。死なない。劇作りは戦いではあるが、生身の人間、現実では誰も殺さない。死なせてたまるか。
美術を海幸大介が運んで来た。このまま使うわけではないが、ちょっとした工夫でラストの場が広がる。着地するための終わりではない。飛ぶのだ。どこへ?空を喰おう!
おっと、明日は熊本県立劇場で「100人稽古!!」だ。遊びも体力勝負。「笑われてなんぼ」Tシャツを着ていこう。バカは休み休みするので安心して下さい。

■九州「劇」派■■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

フェスティバル オープニング公演

2016-09-17 08:57:58 | 九州「劇」派2016
Space早稲田演劇フェスティバル2016、9月15日より始まっている。私たちもこのフェスティバルに参加します!
オープニング公演は「OKINAWA1972」、連日の満タン、大きな反響があります。このフェスティバルは激動の時間から始まった!それが今と繋がっている。
1972年の沖縄は米国から日本に返還された年。
それまで、戦後直後の朝鮮ーベトナムの戦争へ、そして世界各地で反戦運動が巻き起こった。東パキスタンがバングラディシュとして独立したのも1972年でもあった。アジアが戦争の舞台になっていた。東映はヤクザ映画で火花を散らしていた。
沖縄は米国の軍事基地として東西(米ソ・米中)代理戦争の渦中に置かれていた。
日本に返還された今はどうだろうか?相変わらず世界の絶対盟主に居座ろうとする米国の戦争のための軍事基地であることには変わりない。
オープニングの劇では、日本のヤクザたちが沖縄に侵攻する。ヤマトンチュウ(大和)とウチナンチュウ(琉球)の抗争劇になっている?まだ、見ていないので言い切ることはできないが、戦争をヤクザに置き換えると、暴力がどんなものかがわかりやすくなる。
時代の激動期には国家を暴力団と置き換えることによって、ドラマが見える。ドラマの中からスターが生まれる。沖縄がスターであるべし!現実は?・・・暴力団=国家にとって都合の良いスター隠しに走っているではないか。沖縄隠しであり、アジア隠しにも通じる。・・・見に行こうオープニング公演!
このフェスティバルのオープニングで考えすぎることを間違っているとは思わない。
私たち、九州「劇」派は想像すぎる「劇」として運びたい。
すぎること、激動の時代には過激で刺激的であることがふさわしい。「激」を「劇」の祭りとして臨みましょうよ。

【プログラム】

9/15-10/2 流山児★事務所 オープニング公演 『OKINAWA1972』
  作・演出 詩森ろば(風琴工房)
http://www.ryuzanji.com/

10/4 映画 『うまれる』上映会 予約フォーム
http://www.umareru.jp/

10/12-10/15  『北村想名作戯曲リーディング』
演出:シライケイタ、佐野バビ市、スズキ拓朗、伊藤靖朗

10/21-10/23 九州「劇」派
  “拝啓唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より”
  作:唐十郎 演出:山南純平
http://gekiha.wix.com/gekiha

10/25-10/30 IN EASY MOTION  『煎餅』
  作・演出 伊藤和重
http://ineasymotion.com/

11/1-11/6  おせつときょうたと仲間たち 『お江戸のたこやき』
  新喜劇部門演出:谷宗和
http://osetu.blog43.fc2.com/
http://ameblo.jp/tm-kyota/

11/10-11/13  劇団ユニット・ラビッツ  『幻影城のおんなたち―胡 蝶ノ夢編―』
  作・演出:佐藤茂紀 監修・演出協力:流山児祥
http://www.unitrabbits.com/

11/16-11/20  けさらんぱさらん商会  『酔・待・草』
https://www.facebook.com/chouxsbox/

11/23-11/27  Ammo 『僕たちは他人の祈りについてどれだけ誠実でいられるか(仮)』
  作・演出 南信介

12/4  大人のための流山児祥演劇ワークショップ2016発表会公演
http://www.ryuzanji.com/

"ちゃんとしない"声あそび

2016-09-16 19:18:20 | ワークショップ
9月19日(月)10:00-16:00 熊本県立劇場大会議室+和室でおこなわれる熊本演劇人協議会の「熊本地震復興プロジェクト 100人稽古!!」で私が担当するプログラムは「"ちゃんとしない"声あそび」15:00-15:50です。誰でも参加歓迎します。その時に使う資料=詩は以下のもの。



「うんこ」 谷川俊太郎

ごきぶりの うんこは ちいさい ぞうの うんこは おおきい
うんこというものは いろいろな かたちをしている
いしのような うんこ わらのような うんこ
うんこというものは いろいろな いろをしている
うんこというものは くさや きを そだてる
うんこというものを たべるむしも いる
どんなうつくしいひとの うんこも くさい
どんなえらいひとも うんこを する
うんこよ きょうも げんきに でてこい



谷川先生から叱られようが、馬鹿にされようが、笑われようが、私は「うんこ」という素晴らしい詩で演劇ワークショップをします。
熊本地震復興プロジェクト!とにかく、元気ですか!元気は、この「うんこ」からです。
手拍子で詩を読みます。スキップしながら歌います。走ってストップしたら叫びます。
喜怒哀楽。感情を爆発しながらセリフとして、この詩のフレーズをキャッチボールします。
あっという間の時間を楽しんで下さい。一緒に遊びましょう!

錬夢と錬肉 「?と?」術

2016-09-15 23:36:28 | 九州「劇」派2016
何よりも肉体を!・・・「少女仮面」より。
そうだ、お金よりも肉体です。命です。根源です。
あらためて、唐十郎氏の言葉には驚かされる。ここには夢がいっぱい広がる仕掛けがある。仕掛けは驚くほど隠されている。それを見つけるたびに「なんてジメジメした陽気だろう!」と言いながら、花道を行進したくなる。
「アングラ」は「アンダーグラウンド」から名付けられた和製英語だが、暗(あん)暗(ぐら)、暗さ一色ではない。混じりっけのない原色が浮き出る。眩いよ。
ロクデナシばかりが登場する。どのように解釈してもフツーの人たちには見えない。狂った人たちばかりだ。眩いよ。
「少女都市からの呼び声」とは永遠からの声だったのに気づいた。
劇はエターナル(永遠)がある。オテナの塔へ!それは氷の国。氷はガラスでできていた。ガラスが割れても夢は覚めない。メスが動脈に触った音だったのだ。
おいでおいで。生きてるって言ってみろ。方向指示器は真ん中ストレートに点滅している。

■■九州「劇」派■■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

運び屋

2016-09-14 23:02:03 | 九州「劇」派2016
明日からピストルと日本刀を車に積んで稽古場に運ぶ。注意しなければならない。警察に見つかったら署まで連行されるだろう。テロリストか通り魔の疑いがかけられるよ。運ぶにも覚悟がいる。
危険物所持者である。手に持って街を歩くとすぐに通報される。そのまま銀行に入ったら、一芝居うちたくなるね。強盗殺人未遂になる。
そのつもりは全くない。とにかく、見つからぬようにコッソリ運ぼう。猫背でキョロキョロしながら注意深く運ぶ。もしも捕まったら認知症のふりをしよう。役者やのう!
唐戯曲のセリフが日常でも出るようになった。
「あんたの指を頂戴。」・・・指切りげんまん!

■■九州「劇」派■■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円

100人稽古 【お知らせ】

2016-09-13 23:02:27 | ワークショップ
9月19日(月 国民の祝日 敬老の日)
その日は熊本市では秋の藤崎宮例祭(俗称ボシタ祭り/古くはそう呼ばれていたが、今ではそう言わないようになっている!)、熊本地震の影響で参加団体は縮小気味だが、熊本市中心部ではお祭りである。
そして、その日、
再び熊本演劇人協議会からのお知らせです。
100人稽古の件。そのプログラムは以下の通りです。

【内容】
きょうのあそびのオリエンテーション 講師・池田美樹(劇団きらら)
うたあそび 講師・南紗綾
いろあそび 講師・亀井純太郎(第七インターチェンジ)
かたなあそび 講師・青谷一郎(劇団「市民舞台」)
“ちゃんとした”こえあそび 講師・政木ゆか
つながりあそび 講師・河野ミチユキ(ゼロソー)
“ちゃんとしない”こえあそび 講師・山南純平(劇団夢桟敷)

【日時】平成28年9月19日(月・祝)10:00~16:00
    (午前のみ、午後のみ、途中参加、途中退出OK)
稽古後、懇親会も予定しております。
【会場】熊本県立劇場 地下 大会議室&和室
【参加費】100円 (レクリエーション保険に加入)

ガラスの都市(子宮)

2016-09-12 23:27:27 | 九州「劇」派2016
点滴はビンかビニールか?今時の病院ではほとんどがビニール袋が使用されている。点滴ビンを見かけなくなった。最新式では風船の萎む力を利用した携帯用の点滴もある。
何だ?この表面的な安全は?うわべの合理化は?
形は時代や世代によっても変わるものだ。ビンと言えば古い人と思われる。古い人は記憶や経験でビンにロマンや恐怖も感じる。ビンを投げると海を渡ることもできるし、割れることもある。ビンを割ると凶器にもなる。
旅か破壊か、ビンにはきわどさがある。
劇「少女都市からの呼び声」ではビンを使う。何故ならば、この劇はガラスの物語であるからだ。点滴ビンの中にはラムネの玉、ビー玉が入っている。バリバリ食べよう。
おいでおいで♪ガラスの都市へ!
ガラスで作った氷のイミテーションはもう一つの現実か。磨かれたガラスは、その存在が透明で見えなくなる。
肉とガラスが溶け合った都市の話だ。
役者たち登場人物は、アッパラパッパパと歌う。ガラスの子宮の歌よ。夢に出るよ。ラブストーリーである。

■■九州「劇」派■■
「拝啓 唐十郎さま『少女都市からの呼び声』より」
■Website 九州「劇」派ホームページ http://gekiha.wix.com/gekiha
■予約フォーム https://www.quartet-online.net/ticket/gekiha

東京公演■Space早稲田演劇フェスティバル2016参加
10月21日(金)19:00
10月22日(土)13:00//17:00
10月23日(日)13:00//17:00
場) Space早稲田(東京都新宿区早稲田町74 ビューロー早稲田B1)
前売3000円//当日3500円

熊本公演■熊本演劇フェスティバル参加
12月9日(金)19:00
12月10日(土)13:00//17:00
12月11日(日)13:00//17:00
場) 花習舎(熊本市東区東本町1-62 3F)
前売2000円//当日2500円