山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

4泊5日・大阪

2012-05-30 23:12:15 | モノローグ【エトセトラ】
5月26日(土)~5月30日(水)まで大阪に行って来た。熊本に住む私にとっては兵庫県伊丹市(息子ファミリの住居)も大阪に見えるのだが、息子は伊丹は大阪ではないと言う。それは絶対に正しい。このトリックは空港にある。着陸した空港名には大阪伊丹国際空港と表示されている。云々、千葉県にあっても東京ディズ二―と同じような発想なんだ。

伊丹と梅田を通う毎日となった。



伊丹空港に着いた第一日目は息子ファミリーが車で迎えに来てくれ讃岐うどんを食べる。伊丹で讃岐を食べながら、天草エアーラインの客室乗務員は美人でとても笑顔が良い、云々を語る。7ヶ月になった孫が足をばたつかせて喜んでいたが、話が通じていたかどうかは謎である。

今回はプライベートも含め時間的には余裕の旅ができた。空き時間は劇の計画を練るようにしていた。
初日公演の流星群さんの「星に願い」プラネタリウム劇(大日)を見る。秋の熊本公演(演劇エクスプレス・大阪⇔熊本)の打ち合わせが目的でもあった。
観劇後、大阪事務所の面々(小島さん、ましまん、みんみん、冬馬)と5月連休以来の再会を祝して夜の乾杯。初日夜の乾杯より連日の吞み会は続いた。バカ話は健康の薬である。ストレス解消。


 三日目の夜、流星群さんたちとの会食。

テキト―なお土産にくまモンのグッズを渡した。大阪でもくまモン人気は高く喜んでくれた。
熊本県は日本から独立して「くまモン共和国」にすれば良いとの過激な意見も聞いた。独立するには内乱のスローガンが必要になる。日本帝国打倒?戦争になるね。

電車に乗って気づいたのだが、人々は携帯電話とにらめっこしている姿が印象に残った。日頃、車で移動する私にとっては異常な光景である。情報の渦に溺れているのか、アプリで遊んで虚構の世界でトリップしているのか。
近畿大学の先生や関西で演劇をしているお姉さま、カメラマン女史さんにも会い、顔を見ながらの会話は楽しい。行きづりの恋、うたかたの。生身の人間との狂える恋。旅での妄想は自由である。
話ながら関西人のテンポの良さに心地良さを感じる。話好きの私にとっては肌に合う土地柄だ。テンションは上がりビールもススム。
旅は良いものだ。創作意欲も湧いた。



4日目はゲリラ豪雨を体験する。酷い落雷もあった。天変地異が続いて異変が日常化している。こうなると異変を異変と感じなくなる。
劇的とは何だろう。
大阪を五万歩近く歩きながら、私は今後の演劇のネタで彷徨っていたようにも思う。



5月30日(水)昼過ぎには熊本空港に着く。行きは大ちゃんに送ってもらい、帰りはサキが迎えに来た。
大阪でも至り尽くせりで介護された。・・・天草エアーラインは良い。客室乗務員は美人である。熊本⇒大阪は20000円。
6月からのエネルギー補充はできた。
河原町、映像制作、キッズミュージカル、次回公演「阿部定」シリーズ、演劇エクスプレス、などなど挑戦はつづく。

近況 メモ(4)

2012-05-25 23:23:42 | モノローグ【エトセトラ】
■5月24日(木)

次回公演7月「赤色(あかいろ)時代~阿部定事件」(7月27日~29日・河原町ギャラリーADO)のキャスティングを発表した。
阿部定(1)      夢 現
彷徨うサダ(2)    坂本咲希
もうひとりのサダ(3) 肥後丸   
石田吉蔵        工藤慎平
大宮五郎        赤井犬彦
芸者・さくら      東田まなみ  
そして・・・
(注)この芸者グル―ル
山本真実/中村大輔/山南純平
又、
(注)日本兵あるいは特高警察・・・海幸大介/卓草四朗/馬場真治
(注)については「阿部定シリーズ」にいつか出演させたい方々。決定次第、随時発表予定。
尚、
11月公演ではKARENも加わる予定です。
稽古終了後、座長、海幸大介、工藤慎平と私の4人で河原町進出(仮事務所)を祝して宴。
本格的な稽古は6月よりスタートする。

■5月25日(金)

はじめての稽古会場、熊本市西区花園公民館に集まる。広い!和室8畳×3部屋。
JR上熊本駅の裏手にあり交通の便も良い。稽古会場としても使い易い。第4金曜日はここに定着する可能性大也。
ホールもあり、清水公民館講座キッズミュージカル同様、演劇講座も開けそうな予感。
明日26日より4泊5日の大阪行きである。流星群さんの公演と彼らとの秋を予定している熊本公演の打ち合わせや、大阪事務所メンバーとの再会、大阪で演劇をしているお姉さま方との再会も楽しみ。近畿大学にも足を運ぶ予定。7ヶ月になる孫と遊べるのも楽しみ。


近況 メモ(3)

2012-05-23 23:39:15 | モノローグ【エトセトラ】
■5月22日(火)

昨日は金環日食。今日はスカイツリーと話題に事欠かない日だ。
日本のニュースに目を奪われていたが、自身の身の回りのことに気づくと仕事が遅れている。
今日の会議は・・・(1)7月公演について。(2)11月公演について。そして確認する。
座長、クドシン、サキと私の4人が集まって事務的な打ち合わせをする。
走りながら考えてきた。明日も走る。

■5月23日(水)

次回公演とその次の公演会場である河原町ギャラリーADOと黒髪町「はあもにい」に行った。
座長とサキは温泉「弁天の湯」でヨガ体操をする。偏見だが、簡単ヨガは男のするものではない。あれは美容体操だ。などと身体が固くなっている私はうそぶく。
河原町に行って驚いた。河原町進出の契約が本日成立した。今後、この町に通うことになる。
時間はかかるだろうが、河原町劇場計画へ向けて小さな一歩を踏み出したことになる。
明日の稽古終了後はささやかな祝杯といきたいところだ。
さて、5月26日-30日までの4泊5日の大阪行き準備も大詰めになった。急げ!

近況 メモ(2)

2012-05-21 23:36:33 | モノローグ【エトセトラ】
■5月18日(金)

11年を劇団で過ごした田中幸太が退団。長い間、お疲れ様でした。
入団したのが中学3年生だったから、その成長ぶりと思い出は深い。
旅公演は沖縄、大阪、名古屋、ブラジル、鹿児島を経験。
劇団では俳優と、特に音響技術やBGM選曲編集を担当した。
昨年のKAGUYA公演ではオリジナル曲も作るようになった。劇団の顔になっていた。それが抜けたのだから、隙間があいたようで淋しくなる。
彼が自ら選んだ道をススム。「小説を書く」ことを選んだ。
演劇と文学。本来は矛盾しないのだが、彼の中では演劇への志がぼやけてきたのだろうと思う。
送別会では昔のメンバーも顔を出してくれた。

■5月19日(土)

劇団「魂」との合同稽古。
劇団を主宰する通称、はる君。ある意味、身内のような関係である。先週の日曜日の母の日には座長へプレゼントを持ってきてくれた仲。夢桟敷の公演でも音響や照明、出演などで協力を頂いている。
稽古は日頃のワークショップ形式となった。劇団関係のワークショップでは役者の身体作りとイメージトレーニングが中心となる。勉強のための勉強ではなく実践的におこなう。
日頃の稽古の積み重ねが舞台に反映することを忘れないようにしよう。

■5月20日(日)

座長と回転ずしを食べに行く。魚の選び方が同じ。そこで、ふと思った。
連れ合って33年。出会った頃の恋愛感情も変わった。最早、自然物といった関係のようになった。
劇団では今後、結婚ラッシュとなるだろう。そういう年頃の劇団員たちだ。
われらは演劇を志したところで結びついた。家庭を築くというより劇団の運営に骨身を削ってきた関係である。
子どもを3人作ってしまい、あっと言う間に子どもたちは大人になった。結果として家内安全夫婦円満という訳だ。
それを目的としていた訳ではなく、結果そうなのである。
夜の稽古の後、ファミレスで劇団員たちと食事する。劇団も家族の構成に見えた。

■5月21日(月)

朝5時半頃より、空を眺めていた。
空は雲に覆われており、7時過ぎには金環日食が見られる期待は薄れるばかり。
小雨も降ってきた。風も強くなった。
7時過ぎ。・・・ウ―ヤーター!と叫んでみた。
残念。念力は届かなかった。
我が家に戻り、モーニングコーヒーを飲みながらテレビをつけると日本各地で金環日食の映像が流れていた。
熊本県でも一部の地域では雲の切れ間から見られたそうだ。

近況 メモ(1)

2012-05-17 01:03:47 | モノローグ【エトセトラ】
■5月12日(土)
武蔵丘教会にて劇団内ワークショップ。①簡単ヨガ体操②歩行ベーシック③身体を開いて発声④タイトルを決めて身体表現
深夜帰り着いて・・・

「実験映画「阿部定☆少女極楽」シナリオを明日(日)までに書き上げるつもりだったが、酒に溺れて書けず!
必ず仕上げますよ。今夜は堕落しちまったが、明日は這い上がる!
昔だったら血を吐くところだが、今の時代、それは話にも絵にもならん。
なんちゃって、もう一杯呑んで死んだように眠るべし。」
とつぶやいていると朝。

■5月13日(日)
人形作家さんと6月のV撮影などの打ち合わせ⇒河原町アートの日にADOへ。海幸大介・クドシン・サキと母の日便乗して座長と回転寿司。⇒夜も深まり、劇団「魂」のハル君、母の日プレゼント「トリス」を持って参上。伊丹から水筒のプレゼントあり。

「今夜もブラジルの酒ピンガを呑む」・・・何故「トリス」じゃないのだ。「トリス」は座長のモノ。

■5月14日(月)
大阪行き飛行機切符予約。5月26日(土)~30日(水)4泊5日の大阪出張スケジュールの打診開始。
次回公演「阿部定・三部作」キャスティング固まる?脚本構成に夜作業。

「家出の準備中です。今、住んでいるところは息子と劇団員が引き継ぐことに!劇団事務所はそのままです。座長と私の家出。16年棲みついたマンションよ、あばよ。」
「劇『阿部定』三部作に取り掛かりました。まずは前回公演の脚本を改定しています。劇団夢桟敷、三枚看板女優=夢現、坂本咲希、肥後丸.の競演をお楽しみに!7月スタートです。」
とつぶやきながら。

■5月15日(火)
脚本構成は大半固まる。叩き台(前回公演分)があり、作業はスムーズに運んでいる。
座長は実家の山都町へ1泊2日。鬼の居ぬ間に海幸大介とBARハートランドで夜遊び。静かに大人呑み。

「巻き爪です。イタイのイタイのトンデケー。」

■5月16日(水)
6月撮影する「阿部定☆極楽少女」デジタルビデオカメラ
につづき、
今週5.18(金)「お別れ会」で呑むガラナジュースが贈られてきた。
これはブラジルの酒ピンガやジン、ウォッカなど強い酒で割るととても美味しいジュースです。
因みにブラジルではガラナの実をアルコールに漬けて呑むと精力剤になると薬屋で売られています。
試しに焼酎にガラナの実を一ヶ月漬けて呑んでみて下さい。肝臓が活発になり酔わなくなる。夜は身体の一部が膨張したり液が溢れだしたりします。
いつもお世話になっている大阪事務所のKさんには感謝しても尽きません。

例会・5月11日

2012-05-12 17:24:18 | 企画2009~2015
昨日(5月11日)は久しぶりの劇団の例会だった。議題は以下の通り。
(1)先日公演した大衆演劇の意義と反省。
(2)これからの計画。
   河原町支店「レミング」/「阿部定・三部作」スケジュール/キッズミュージカル
(3)T君、退団の挨拶。

例会は劇団にとって決議される重要な会議。
公演の意義と反省では劇団員からの意見も聞けて、次へ向かう方向性の点検・確認する上では有意義だった。のんべんだらりとスケジュールを消化していくだけでは進化しない。
これに基づき年末までのスケジュールを確認する。これから先も忙しくなりそうである。3つのことに挑戦することになっているが、一つ一つが細かいことで広がる要素がある。「猫目おろち」の新しい企画集団との連携も重要になってきた。更に一人一人の力量アップと責任ある役割が問われる。
一人、都合で退団することになり5月18日(金)はお別れ会を催すことになった。この11年間お疲れ様でした。
これからも人生の節目を迎える若者たちを劇団では抱えている。若い世代では劇団員の流動化はあるだろうが、劇団は核を据えて繋げていかなければならない。
そういう意味でも、これからの活動に一本の筋道を例会で確認・方向を定めることとしよう。

今日はこれより劇団内部での「基本トレーニングのワークショップ」に行く。

サバイバルの小劇場

2012-05-10 17:32:20 | モノローグ【エトセトラ】
来月6月15日で劇団夢桟敷34年目に突入する。
旧名:劇団ブラックホール(1979-1984)、東京の新宿区で産声を上げた。
結成宣言は6畳一間の早稲田鶴巻ハウス。私の走り書きした宣言書には「アングラ」の文字がおどっていた。テラヤマや唐十郎へ続け!という訳である。上は30代から下は高校を卒業したばかりの10代終わりまで。
当時はアングラ第二世代と言われた、つかこうへい、流山児祥、山崎哲などが暴れていた。第三世代の野田秀樹、鴻上尚史、北村想の台頭があった。

私たちが上げた「アングラ」宣言には冷笑が飛び交っていた時代である。「アングラは消し炭だよ。」という声が小劇場界では囁かれていたのである。
1980年代の若者たち演劇の模索が始まっていた。ひと括りに「ポスト・アングラ劇」。だが、それはメジャー路線への転換か、お笑い演劇、新劇への里帰りを予感していた。
それが今の「台詞の時代」や「半径3メートルの私小説演劇」、つまり日常演劇・情報としての演劇を発表する無数の劇作家誕生へと繋がったようにも思える。

今のメンバーは夢現(座長)と私、それに旗揚げメンバーだった海幸大介が復活した。もう初老、中年である。
20代の若きエース数名、キッズの予備軍、中高年もいて世代の幅は広い。
うっかりすると話が通わないこともある。昔だったら世代の断絶だったろう。だが、当初から同世代で固まっていなかった劇団としては違和感はない。それが伝統にもなった。

この34年間、150名を超える劇団夢桟敷の団員たちが入退団を繰り返し通過して来た。余りに短時間の関わりだったため、舞台にも立たずに消えて行った者もいる。顔は思い出すが名前が記憶に残っていない。
1期が東京時代。2期が熊本に拠点を移してからのパフォーマンス(演劇と舞踏のコラボ劇、1984-2000)。3期(2000-2006)は学校演劇から叩きあげられたメンバーによる犯罪劇や戦争劇へ。4期が今へ繋がって進行継続している。
今現在が問題だ。

一つの特徴として、フリーの役者たちが複数の劇団に登場する傾向が強くなってきたのである。客演という形で劇団側が役者を要請して登場させる。劇団は役者を養成する場ではなく、足りない数を要請することで穴を埋める。結果として、劇団の個性が薄れてしまい、劇団の仕事はプロデュースすることになった。
中には劇作家や演出までプロデュースするミニ商業演劇にも見える傾向が伺われるようになった。企画制作は数の論理である。へたをすると一発屋。はい、おしまいである。継続してものが考えられなくなる。
このような傾向は良くはない。フリーのタレントの甘さを助長するばかりでなく、自らの劇団の首を自分で絞める自殺行為にも見えてしまう。

集団としての劇団は閉鎖的でも排他的でもなく、「何をしたいのか。」が常に問われる。これが薄れてしまっては意味がなくなる。そのような問いかけをもって明日は久しぶりの例会をおこなう。
サバイバルの視点で会議に臨む。

大衆演劇☆終了【感謝】

2012-05-08 10:11:32 | 企画2009~2015
5月6日(日)、劇団夢桟敷◎番外編/大衆演劇「帰って来た新次」成和座こけら落とし公演終了しました。
3月30日~4月1日の猫目企画テント芝居「阿部定」と「夢一夜」から、ほぼ一ヶ月の強行スケジュールで取り組んだ芝居。
劇作りに対しての反省点は多々あったと思うが、結果、御来場頂いた皆々様に喜ばれたことは大きな成果だった。
この一ヶ月で3kg痩せた。猫目の時は体力を消耗した、今回は心労だった。
どういう経過で「大衆演劇」だったのか。なんとなくのファジー感は歪めなかった。得意技を出し切れていない欲求不満もあった。稽古中はプツンと糸が切れたような虚無感にも襲われた。
だが、劇団員たちの流している汗を見ているとテンションはあがる。血圧もあがる。演劇に対する情熱はヒートアップした。
私たちはとても面白い人生を歩んでいるのである。ジャンルは違えど、大衆演劇にアングラ劇の底力さえ発見したのだった。
成和座の社長さん、演歌歌手の松あかりさん、日舞を指導してくれた神田おみよ先生、キッズのサキちゃん、かなこちゃん、ヤマト(3才)君。ダンス振付いつものまみちゃん、大輔さん。オッパイ丸出しのBB君、名古屋から鞍馬天狗でワンポイント出演の矢野健太郎(てんぷくプロ)さん。御協力ありがとうございました。

さて次は・・・6月実験映画制作「阿部定・少女極楽篇」と7月「阿部定・三部作」、10月「演劇エクスプレス・大阪⇔熊本、」、11月「キッズミュージカル」へスタートします。

5月6日(日)公演です

2012-05-05 12:12:00 | 企画2009~2015
劇団夢桟敷☆番外編
大衆演劇
「帰って来た新次」
(成和座こけら落とし公演) 

会場:成和座
(熊本県大津町、菊陽バイパス HIヒロセ隣)

開演:5月6日(日)午後3時
(開場は20分前)

料金:1700円

作演出◎卓草四郎

出演◎
工藤慎平/坂本咲希
海幸大介/田中幸太/赤井犬彦
卓草四郎/東田まなみ
前田さき/原田かなこ/ヤマト
矢野健太郎(名古屋 てんぷくプロ)
神田おみよ(日舞 藤間流)
松あかり(演歌歌手)

スタッフ◎
音響:夢現/照明:山南純平/馬場真治
ダンス振付:山本真実/中村大輔
日舞振付:神田おみよ

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本日5日(土)午後7時よりゲネプロあります。
見学自由!お気軽にお越し下さい。

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ストーリーは単純明快!
いざこざに巻き込まれ追われる身となったヤクザの新二。しかし、残された病弱の父と妹に借金取りのヤクザが襲いかかる。そこへ新二が帰って来て一件落着するに。

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歌ありオドリあり。人情芝居が始まります。
黄金週間最後を大衆演劇でお楽しみ下さい。

尚、今公演は従来のアングラ劇の要素は抜いております。
役者たちの新たな側面が見られます。

成和座(仕込み第一日目)

2012-05-03 23:13:56 | 企画2009~2015
仕込み第一日目。
熊本県大津町菊陽バイパスHIヒロセ横にある成和座
オーナーの3年かけての手作りの劇場である。こつこつと!リサイクルの店、その得意技を生かしての劇場の建設。立派なホールができたものだと、私たちはここに立ち入り、演劇の公演ができることに感動しているのです。
今日は仕込み、通し稽古の第一日目。
大阪から帰って来たマシマンとミンミンも劇場を訪問してくれた。
舞台もほぼ仕込めた。細かいところは明日仕上げる。
出演者たちも活き活きしてきた。
主演のクドシン(新次の役)とヤクザの親分、海幸大介のラスト場面の対決は見どころである。ヤクザ三人組(田中・犬彦)の決め台詞が芝居らしくなってメリハリがついた。
「昭和枯れススキ」をオドル坂本咲希。真面目であるが故に笑ってしまう。紅二点のマナミー、期待大。
今回は卓草四郎の作芝居である。泣いて笑えるか。人情芝居の落としどころは!・・・作劇は明日もつづく。