山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

宮下遥

2018-04-30 01:41:15 | ブラジル企画2018(準備2)
Do!花ざかりの「ど」

宮下遥// おてもやん(富永チモ)

肥後の猛女と言われる所以は肥後もっこすの土壌に関係あるのか?…劇では「もしも if」を歴史に入れることができる。
熊本からブラジルに渡った女性たちの血に「おてもやん」を見る。
自由人として美しい女性像が時代考証からはみ出す。



前回2009年2月ブラジル公演「ボクノフルサト。」では飢饉から渡って来た女として出演した。それに続き…
差別され、そこから抜け出して差別され、時代の先を生き抜こうとして差別され、…それにもめげずに力強く明るく生きる女の象徴が「おてもやん」だった。
熊本は歴史的にも女性の人権運動の先進県であったこととして知られている。

昭和の日に

2018-04-29 13:02:38 | 五七五入門 東西南骨2017
人生、わずか五十年 と言われる時代があった。
飢え、戦争、病気に怯える悪い時代を、この百年の間にも経験してきた。
生き残り、生き抜き、平和で豊かな時代を築こうとする人々もいる。
振り返って歴史を学ぶことは反省すべきことが大きい。
今日は昭和の日。
遠い国から日本を想う人々もいる。

4/28 城南町 講演会

2018-04-29 09:22:24 | ブラジル企画2018(準備2)
朝から城南へ走った。with 座長 事務局長 宮下遥女史(岐阜市在住 ブラジル公演出演者)
通う度に距離が近く感じる。見慣れた風景と友人が増えた故か。
上塚周平顕彰会での講演会があり、この町に来ると頭が良くなります。感謝。…講師 田中先生には多大なブラジル移民資料を提供して下さり、劇作りをバックアップしてくれています。

講演会が終わって昼より近くの塚原古墳資料館へ!ここにもブラジル移民の父 上塚周平展示コーナーがあり見学する。
偶然のフリをして松岡お嬢(女優)と会う。
弥生の土器などを見ながら46年前に遺跡調査で肉体労働アルバイトをしていたのを思い出した。

帰途の途中、アラキ酒店へ寄る。
いつものように事務局長は酒を買い込む。今日は鳥飼酒造の焼酎だった。

4/27(金)公開稽古④

2018-04-28 00:44:45 | ブラジル企画2018(準備2)
ラストまで読み合わせをする。
蚊が一匹、手を叩いて潰すと読みが止まってしまった。
手を叩くと止まるのは役者の習性である。
腸が活発になり途中で音の出る放屁。誰も笑わず、本読みはタンタンと続いた。チョト気不味い。
5月に入ってからは一気に半立ち稽古になる。
これより秘密めいてくる。稽古場では暗号も飛び交うようになる。
明日4/28は5名で城南に走る。ブレーキも効く。
久しぶりの岐阜市から帰省するハルカさんと合流する。5月連休は1日・2日と稽古を追加した。

ラストの公開稽古

2018-04-27 11:18:05 | ブラジル企画2018(準備2)
いよいよゴールデンウィークに入る。
雑多で心の中がゴミ屋敷化しているが、この期間にリフレッシュ!…新たにスタートを切る体制を整えよう。
五月病なんてものを手玉にして遠い空へ投げよう。

お祭り騒ぎで「ドーカイ、ドーカイ🎶」で頭が散乱状態。
今日で公開稽古もラストを迎える。
座長も毎夜3時就寝8時起床が続き、生活リズムも不規則気味だったが、今日で一区切りか。
制作の整頓業務、配役の詰め、新たに演出部・美術部・音楽部と分業と協業システムを合理化する段階へ突入する。

体の調子は良い。問題はアタマデッカチと多弁症。歳をとると多くを語り過ぎて日が暮れる。
汗をかこう。大きな穴を掘って叫ぶ。

この穴は空に通じる。ここ掘れ、ワン。

小さな森の

2018-04-26 14:35:14 | モノローグ【エトセトラ】
小さな森の4月誕生会は泥んこ遊びだった。
朝から3歳児まで預かる保育園に爺さん婆さんの招待を受け出かけた。
うちの孫リックは今月で2才になった。5月で1才になるロックと2人を預かってもらっている。
保育園の先生たちは女優になれる!そんな下心をもって一緒に遊んだ。…抜ける青空。

小堀さん!

2018-04-26 02:41:29 | モノローグ【エトセトラ】
昨年、熊本日伯協会を訪問した際、相談に応じて頂き、心強く思っておりました。
ブラジル移民百周年記念事業2008年では中心的な立場におられ、RKKからのバックアップもあり、私たちのブラジル公演も実現できました。
感謝の念と共に、とても残念です。
どうか、安らかにお眠りください。
ご冥福をお祈り致します。
合掌。



小堀富夫さん死去 熊本放送元社長、文化人としても貢献
2018/4/25 09:154/25 15:24updated
©株式会社熊本日日新聞社

小堀富夫さん
 熊本放送(RKK)名誉顧問で、マスコミ人、経営者の立場だけでなく県文化協会長など文化人としても活躍した小堀富夫(こぼり・とみお)さんが24日午後、肺炎のため熊本市の病院で死去した。88歳。通夜は26日午後6時、葬儀は27日正午から、いずれも熊本市中央区本荘6の2の23、合掌殿島田斎場で。喪主は妻啓子(けいこ)さん。自宅は非公表。

 1930年1月、熊本市生まれ。熊本語学専門学校(現熊本学園大)英語科卒。49年、熊本日日新聞入社を経て、53年に熊本放送の前身であるラジオ熊本に入社。報道、業務畑を歩み、88年に社長就任。98年会長、2004年名誉会長、14年名誉顧問。県教育委員、県経営者協会長なども務めた。

 04年からは、県文化協会長(12年から名誉会長)として熊本の文化振興にも貢献。全国邦楽コンクール、熊本交響楽団の海外公演なども精力的に推し進めた。熊本城築城400年にあたり「熊本ルネッサンス県民運動」をリードし、郷土の新たな魅力を発掘・発信。熊本放送文化振興財団理事長としても文化活動を支援してきた。

 茶道肥後古流小堀家の12代当主。94年、藍綬褒章。06年に第56回熊日賞。同年度の県近代文化功労者。

来るものは拒まず

2018-04-26 00:29:24 | ブラジル企画2018(準備2)
明後日4/27(金)19:00-21:30
熊本市中央区黒髪地域コミュニティーセンター
最後の公開稽古である。
「万華鏡〜百年物語」本読みで配役を決める。

清く、正しく、美しく。
名もなく、貧しく、美しく。
と、へらへら笑いながら言うことがある。
お相手は怪訝に睨み返す。…「怪しい爺さん」だと顔に書いている。
どう見ても「美しく」が信じられないのか?
信頼関係を保つには価値観の衝突と和解の努力を避けては通用しない。
募集締め切り迫る。

公開稽古は募集も兼ねて呼びかけてきた。
驚いたことに遠方からの問い合わせもあった。
札幌、埼玉、横浜からだった。呼びかけは広く届いていたもんだと嬉しくなったが、稽古のことを考えると現実無理だった。
例外あり!岐阜市在住の元関係者は受け入れた。…優先順位、ブラジル公演経験者ということ。
即戦力である。

資金調達で事務局の動きが慌ただしい。
自転車操業フル回転。
風を切って走ると気持ちの良い汗をかくね。

赤嶺康介

2018-04-25 14:50:48 | ブラジル企画2018(準備2)
ドッケンベルガーの「ど」

記録 美術 赤嶺康介//菊池恵次郎

彼の横に並ぶと小さく見える。スタッフとして参加した彼の存在感に圧倒され、登場人物のひとりとして巻き込まれた。
何が縁で俳優になるのかわからない。要するにキッカケがあれば人生は思いもよらぬところへ旋回するのです。
瓢箪から駒。

宇都咲太郎

2018-04-25 06:45:04 | ブラジル企画2018(準備2)
肥後もっこす、怒涛の「ど」

演出助手 宇都咲太郎 // 若き上塚周平

第2のブラジル移民の父 上塚周平として登場する。
第3の父にも続く。劇終了後、第4、5…へと繋がりますように…人々の心の中で。
はて?第1は何処にいるの?
劇でのマジックリアリズムの面白いところは、透明人間が舞台にいること。この透明人間こそが現実でもあります。
個人は群衆でもあるとたい。

私のいいひと?

2018-04-24 22:47:09 | モノローグ【エトセトラ】
朝から大雨警報だった。被害のニュースは無しか。
大雨の外出はキャンセル。慣れない代車での運転を取りやめ安全策。
ブレーキ故障車は明日に納車するとの連絡あり。万札に羽が生えて飛ぶよ。
命かカネかと問われれば、踏み倒しても命を選ぶ。
窓から眺める雨の景色に八代亜紀の歌を口ずさんでいた。

片山知子(ARENA)

2018-04-24 02:44:36 | ブラジル企画2018(準備2)
女ドンキホーテの「ど」

歌姫 美術 片山知子( ARENA) // 水前寺いずみ

好きな男がいた。しかし、「夢を食べては生きていけない」と親の猛反対によって引き裂かれる。
自由恋愛は許されない。
因みに、彼女の父は仮面作家である。口癖は「あれ?まだ生きているの?」と笑う。私の棺桶を作っている。

ミシェル

2018-04-23 17:37:22 | ブラジル企画2018(準備2)
度肝に突き刺さった「ど」

事務局 マサキ ミシェル コモン // ミチヒコ

実在の人物である、と同時に記憶の中で重く悩まされると、ふらふらと生き返り、あっちへ行ったり、こっちへ来たりするようになる。
物語とは変幻自在なもの。都合のいいことばかりではない。
科学の立場から転げ落ちる。劇だ。

ステップアップ

2018-04-23 02:11:10 | ブラジル企画2018(準備2)
左腕が上がらなかったが、肩甲骨を閉じたり開いたりを繰り返している内に痛みが和らいできた。
という訳で、気分が良い。
よし、明日からは歩行も姿勢も整えよう。
誤解を恐れずに言うと、演劇の基礎トレーニングを続けていると身体の調子がわかる。
いよいよ4月の公開稽古もファイナルを迎える。