山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

男同士のエロス

2014-11-25 17:08:38 | 透明人間三部作-2014-2015
こんな馬鹿ばかしい場面はどうでもいいんだ、と思っていては落とし穴に落ちてしまう。
強い波や弱い波、穏やかな時もあれば、凍てつく時もある。
今から公演に向けての氣になるところはリズムだ。
火のリズム、風のリズム、水のリズム、
稽古場では役者にしか判らない暗号が飛び交うようになりました。

◎フェイスブックでは動画が見れます。
https://www.facebook.com/video.php?v=675663619213918&set=vb.100003108578232&type=2&theater

ギャラリーには思春期の少年がおります。
この少年の反応を撮りたくてカメラを回しました。
見ている側でも何かが起こる。
「こんなものを見てはいけませんよ」とママが怒る。その顔が笑っています。それを感じた少年も同時に笑う。笑いが止まらなくなる。
実は舞台よりも客席で何かが起こり始めている。客席は見られております。
この場面ではありませんが、公演時は透明人間が客席を見ている仕掛けが飛び出します。
三日後より通し稽古に入ります。
整理整頓なるか、八方破れでいくか。微妙な現時点です。


東京公演までアト12日。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)


尚、東京近辺にお住まいの方々にはメールや郵便で「ご案内」を送っている最中です。ご来場の程、宜しくお願い申し上げます。
FBで繋がっておられる皆さまも、是非、ご来場下さい。

【小道具】

公演が近づくと玩具(小道具)箱をひっくり返して童心にかえります。
ひとり遊びを楽しめる。思い出が一杯詰まっている。思い出に浸っているばかりではなく、ここから新しい発想も生まれます。
何万年も前から土の中に埋もれていたものを探す考古学者のつもりになって箱をひっくり返してみたのです。
加工しなければならないが、それらしきブツがあった。台本上で考えていたものとは違うものが浮かんできたのだった。
その昔、天の怒りを静めるために命を捧げたと言う。選ばれし生贄にとっては恐怖である。だが、村に幸せがくることを願って喜んで捧げられたとも言い伝えられている。
今風に言えば自己犠牲ということか?
滅私奉公とお上から強制された時代もあった。犬死ではなかったかと思う。悲しすぎる。・・・落ちて浮かんで、泣いて笑って!混沌の中から見えてきたものがある。
神ではない。その時代、名も無く貧しかった人間たちの声なき声だ。

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