山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

出演者紹介③【KAREN 岩永南都美】

2014-11-13 23:41:30 | 透明人間三部作-2014-2015
原始、人類へ進化せずに鳥になった部族がおりました。この部族は「神」のようである。人間が想像・創造したのかも知れない。
人間のように言葉を話す。超人・鳥人と言ってもよい。
人間と違うところは空を飛べること。羽ばたくと何処へでも飛べる。
山の大爆発で飛んで逃げたから生き延びることができた。逃げることによって命を守ることもできた。守るどころか永遠の命を持っている。死なない。
これは手塚治虫の「火の鳥」をイメージして登場させた。
その部族として登場するリオン(前)とオロ(後ろ)を紹介します。
むかしむかし、人間は自然を崇拝していた。言わば、鳥部族たちは自然そのものであったのかも知れない。

■リオンを演じるはKAREN。
夢桟敷では最年少の15歳(高1)。入団が小学6年生だったから劇団員からはアイドルとして癒しの存在になっている。
キッズミュージカルを5年前より開始しており、キッズの中のリーダーとして育てたいと思いつつ、横滑りして入団してきた。
小学・中学時代より、「阿部定事件」や寺山修司の劇に参加してきたから、フツーと思われているタレント志向は薄い。大人の中で揉まれてきた。ケラケラとよく笑うから話は理解してるのだ。この子は強いぞ!
このまま演劇を続けたら途方もない世界を世に送り出すのではないかと期待できる。さて、どんな人生を今から歩むのだろうか?

■オロを演じるは岩永南都美.。
熊本大学演劇部1年生。彼女とは今年の熊大演劇部との合同稽古、夏の南阿蘇演劇キャンプ、9月「ヴィの劇場」(猫目企画)で一緒に歩んできた。
教育学部に籍を置いているから、将来は教員を目指しているのだろう。
元劇団員の中にも数名、教員になった者がいる。話を聞くと結構大変なものらしい。教員への管理が厳しくなっていると聞いている。
ナツミちゃんの吸収力に驚かされる。「ヴィの劇場」では感情表現にすばらしいものを感じた。彼女の内部には何かがある。それを舞台で自ら引き出してしまう力に「女優に向いている」と確信できたのだ。
まっすぐなところが初々しい。正面から受け止めるタイプだ。

今日は二人ではなく「ちゃちゃちゃの三人衆」として紹介するつもりだったが二人になった。共通するところは法律的に未成年。未成年を括った。
男のくせに母性本能が!くすぐられる。ふたりに挟まれるとチチが張ってくるのである。

東京公演までアト23日。TOKIOの人たち、見に来て下さい。
■劇団夢桟敷No.65「火の君、鳥の物語」
■12月6日(土)15:00/19:00 &12月7日(日)13:00-
■スペース早稲田
■前売り3000円(当日3500円) 
■予約 yumesajiki@ybb.ne.jp
 https://ticket.corich.jp/apply/59120/
 090-4581-5190(制作)