■6月26日(土)
熊本は昼から豪雨。いやー、水も滴るいい男と女たち!
子どもたちは、お母さんに連れられて、雨にも負けず、元気に参加している。
「子ども劇を作る!」ワークショップ第2回目の講座。
第1回目に比べると、私たち劇団と子どもたちとの距離が縮まった。
準備体操や歩く・スキップなどの身体の動きが大きくなっていた。・・・やはり、子どもたちは開放的だねー。
今回はステージに上がっての「発声練習」「歌」と「オドリ」を集中的におこなう。
小さな身体から発散される大きなエネルギーで雨も吹き飛び、雲の切れ間には青空が見える。
ダンスコーチの咲希と肥後ちゃんも板についてきた。
クドシン、マシマン、幸太君のアシストもばっちり!・・・思ったよりも早く、具体的な劇作りに取り掛かれそうである。
小学5年生の女子ふたりが、コーチ二人に「ねえ、彼氏はいるの?」と迫っていたね。・・・いやー、ほほえましい。
健全だと思います。
「あのね、演劇をやっていると彼氏なんか百人以上できるよ!」と私は大ホラを吹く。
ブーブーブー。なんか、南アフリカのサッカー場のような音が聞こえる。
やっぱり、演劇には年齢問わず色気は必要!
へへへ、学校ではこんなことを言う先生はいないだろ?
若いお母さんたちが笑ってくれたのが救い。
人を好きになれ!とにかく、好きになれ!と私は念仏のように繰り返すことが劇作りだと思っています。
だから悪役もできるのです。
さて、動物の配役も決定した。
ぬいぐるみはご法度。顔に動物メイクでおこないます。
東南アジア、アフリカ、南アメリカなどでは、そんなことを祀りでやっています。
メイクはお母さんにも協力してもらいます。
仮タイトルですが、「水の国の物語」。
第三回目は台本を持って稽古に入ります。
歌とオドリと劇。台詞と身体にもリズムがあることを体験させたいと思います。
子どもたちなりの喜怒哀楽、感動は必ずや客席に向かっていくと信じているのです。
子どもたちを舞台という「不思議な世界」へ連れて行こう!
幽霊日記No.3
■6月28日(月)
この季節、雨でジメジメしています。こんな日の夜は出るぞー。
何がって、「幽霊」です。シチュエーションとしてはバッチリ。
お岩さんで怖いのは、毒薬を飲まされて顔が醜くなるところ・・・?そうです。日本の「怨念」が凝縮された顔。
あの顔で「ウラメシヤー!」と出られると、ちょっとでも後ろめたい心の持ち主である男どもは、メタボであれ、参議院立候補者であれ、絶対に腰を抜かす。
とりわけ、お岩さんは美人だったから、その変貌ぶりに気が狂ってしまうのは当然。
今日、流山児事務所より東京公演初日の「お岩幽霊」DVDが届いた。
ネタバレになるので、具体的なことや私的な感想を書くわけにはいかない。
改めて、この熊本公演を見て欲しいと思った。
私は何を血迷ったか、小学生にもオススメしてきた。・・・いやいや、子どもたちにも見て欲しい。
血迷うことは正しい。劇を見て血迷うことは当然あり。ここにこそ演劇の底力はある。
演劇は刺激的である。刺激物である。しかし、毒を飲んでも死ぬことはない。
劇では絶対に死なない。
生きる力が湧いてくる。
それが劇の仕掛けなんだなー。
「見て欲しい!」とつぶやいてはいられない。これは必見です。
■7月9日(金)pm6:30開演
■熊本市健軍文化ホール
流山児事務所
http://www.ryuzanji.com/
流山児ブログ
http://ryuzanji.eplus2.jp/
■
熊本公演のチケットはこちらにお問い合わせ下さい。
yumesajiki@ybb.ne.jp
熊本は昼から豪雨。いやー、水も滴るいい男と女たち!
子どもたちは、お母さんに連れられて、雨にも負けず、元気に参加している。
「子ども劇を作る!」ワークショップ第2回目の講座。
第1回目に比べると、私たち劇団と子どもたちとの距離が縮まった。
準備体操や歩く・スキップなどの身体の動きが大きくなっていた。・・・やはり、子どもたちは開放的だねー。
今回はステージに上がっての「発声練習」「歌」と「オドリ」を集中的におこなう。
小さな身体から発散される大きなエネルギーで雨も吹き飛び、雲の切れ間には青空が見える。
ダンスコーチの咲希と肥後ちゃんも板についてきた。
クドシン、マシマン、幸太君のアシストもばっちり!・・・思ったよりも早く、具体的な劇作りに取り掛かれそうである。
小学5年生の女子ふたりが、コーチ二人に「ねえ、彼氏はいるの?」と迫っていたね。・・・いやー、ほほえましい。
健全だと思います。
「あのね、演劇をやっていると彼氏なんか百人以上できるよ!」と私は大ホラを吹く。
ブーブーブー。なんか、南アフリカのサッカー場のような音が聞こえる。
やっぱり、演劇には年齢問わず色気は必要!
へへへ、学校ではこんなことを言う先生はいないだろ?
若いお母さんたちが笑ってくれたのが救い。
人を好きになれ!とにかく、好きになれ!と私は念仏のように繰り返すことが劇作りだと思っています。
だから悪役もできるのです。
さて、動物の配役も決定した。
ぬいぐるみはご法度。顔に動物メイクでおこないます。
東南アジア、アフリカ、南アメリカなどでは、そんなことを祀りでやっています。
メイクはお母さんにも協力してもらいます。
仮タイトルですが、「水の国の物語」。
第三回目は台本を持って稽古に入ります。
歌とオドリと劇。台詞と身体にもリズムがあることを体験させたいと思います。
子どもたちなりの喜怒哀楽、感動は必ずや客席に向かっていくと信じているのです。
子どもたちを舞台という「不思議な世界」へ連れて行こう!
幽霊日記No.3
■6月28日(月)
この季節、雨でジメジメしています。こんな日の夜は出るぞー。
何がって、「幽霊」です。シチュエーションとしてはバッチリ。
お岩さんで怖いのは、毒薬を飲まされて顔が醜くなるところ・・・?そうです。日本の「怨念」が凝縮された顔。
あの顔で「ウラメシヤー!」と出られると、ちょっとでも後ろめたい心の持ち主である男どもは、メタボであれ、参議院立候補者であれ、絶対に腰を抜かす。
とりわけ、お岩さんは美人だったから、その変貌ぶりに気が狂ってしまうのは当然。
今日、流山児事務所より東京公演初日の「お岩幽霊」DVDが届いた。
ネタバレになるので、具体的なことや私的な感想を書くわけにはいかない。
改めて、この熊本公演を見て欲しいと思った。
私は何を血迷ったか、小学生にもオススメしてきた。・・・いやいや、子どもたちにも見て欲しい。
血迷うことは正しい。劇を見て血迷うことは当然あり。ここにこそ演劇の底力はある。
演劇は刺激的である。刺激物である。しかし、毒を飲んでも死ぬことはない。
劇では絶対に死なない。
生きる力が湧いてくる。
それが劇の仕掛けなんだなー。
「見て欲しい!」とつぶやいてはいられない。これは必見です。
■7月9日(金)pm6:30開演
■熊本市健軍文化ホール
流山児事務所
http://www.ryuzanji.com/
流山児ブログ
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熊本公演のチケットはこちらにお問い合わせ下さい。
yumesajiki@ybb.ne.jp